『マンマ・ミーア』『ビリー・エリオット』『清塚信也』…次々と公演が中止になりチケット代が返金されてくる。劇団四季に至っては前売りをすべて取りやめ、主要公演は追ってリスケジュール。ほかにも『桂文珍』『カノン』『ピサロ』『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインドウ』…ことごとく。
映画や演劇から遠ざかって1ヶ月。自分にとっては、それらの文化が不要不急ではなく必要であることに気が付いている。旅行芸術依存症。仕方のないことだ。
だからパチンコ依存症やアルコール依存症たちにも理解し、それを否定しない。そのことが他人を不幸にしないという前提で。
ふとウナギが食べたくなった。
イエスと11人の使徒たちと同様、最後の晩餐はウナギにしたい。それほどのウナギ依存症。お決まりの川崎大沼は7日から営業を始めたものの、緊急事態宣言中につき、活きのいいウナギが出てこない。
そうだ、解放区となった茨城へ行こう

坂東太郎が待っている。
高速までの一般道はそれなりに込んでいたが、羽田からの首都高速と東関道は快適そのもの。およそ100�劼離妊�スタンスを2時間余りで駆け抜ける
《鹿島神宮》
東国三社参りは鹿島始めがデフォルト。
常陸国一之宮。
新緑に輝く参道の美麗さは、参拝客が不在であることもその効果を増している。
おそらく今だけの情景。喜ばしいことでは決してない。
山門を抜けて二の鳥居、拝殿に至るまでに通りかかった参拝客は4,5人。
緊急事態が明けたとはいえ、空気も環境もすこぶる良いパワースポットには人出が避けられて、どうやら茨城県民の多くは堂々とパチンコ屋に繰り出しているのだろう。
重要文化財の一つ、奥宮の荘厳さは、茅葺きの屋根に茂る苔の華麗なことよ。
背景の杉林が醸し出す明るい緑に、苔の深緑が、どうして見事なまでにシンクロする。
緑の神々しさを目に焼き付けた。
《要石》は、のちに訪れる香取神宮の要石と一対になって、常陸に眠るナマズの頭を抑えている。
『大地震(おおなえ)に びくともせぬや 松の花』(小林一茶)
要石を正面にして、神木の大樹に囲まれながら世の安寧を祈っていると、身体にじわじわと痺れを感じてきた。
感受性が豊かなものにだけ感じることのできる、神と一体となるがごとき震え。
この日、1回目のパワーが注入される。不要不急?クソくらえ。必要火急だよ。
大地震については東日本大震災時の逸話がある。
2011年3月11日、14時46分。被災したこの地で、一の鳥居が倒壊。
外様のおいらでさえ、建立時の手抜きを疑うが、要石の存在同様、いかんせん神の棲む地に疑いも迷いもならぬこと。すぐさま、境内から4本の杉の木を伐り出して、それから3年後に木製の一の鳥居が完成した。
昨年の台風19号でも大きな被災となった茨城・千葉県境の辺り。神の力、天に及ばず。
神宮拝殿から歩くこと500mほどで御手洗池
といっても、ここでおしっこをしてはならず。神の池。
湧水の醸し出す透明な池水に、白い鯉が悠々と泳いでいた。
由来を読むと、もともとはここからが表参道で、この池で誰もが身を清めて神宮へ参拝したという。
しかも、子どもでも大人でも、背が小さくても大きくても、誰もが胸のあたりまでにしか池の水が及ばずに清めることができるとある。ウソをつきなさい。
境内で一番美しい造型が両脇の『五輪塔』。地水火風空を美しく彩っていた。
御朱印は4月以降、書置きの御朱印が国内ブーム。
御朱印帳に書くことでさえ憚れるクソコロナ。
いつまで、こんなことやってんだか。そろそろ、その虚しさに気が付けばいい。
ゆっくりと1時間。
ランチまでにはまだ時間もある。
鹿島大野駅は関東の駅百選の一。
特に設計者の記述もなく、ただの無人駅。
そういえば、大洗鹿島線なんて乗ったことがない
サッカーに関しては全くあれだけど、Jリーグ開幕のカシマスタジアム
ヴェルディとの試合をそれなりのコネで観戦した記憶がある。
アルシンドがハゲだった。
(つづく)
■新型コロナによる巣ごもりで悪化する「依存症」、飲酒量やスマホ、ゲーム時間の増加が背景に
(JIJICO - 05月18日 14:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=180&from=diary&id=6086217
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