結婚30周年を迎えての記念旅行。
昨年29年目を終えた時はドバイ旅行を目論んでいたが、

「海外は勝手に(ひとりで)行っていい

」とのサジェスチョンを得て、伊勢志摩鳥羽賢島への国内旅行へとベクトルを変えた。
その心は「真珠婚式=鳥羽ミキモト」
コロナ前の1月に予約を済ませていよいよ旅立ちの3日前。
ようやく東京オリンピックの延期を決めて、もはや取り繕われた「東京」へのタガが外れ、小池都知事のカタカナ語緊急事態発言

「どうしようか?」

「おとう(←川オス)に任せるよ

」

「やめようか

」

「そうだね。雨も降りそうだし

」
ワイフさんの記憶によると、

「2人で旅行して雨に降られたのは新婚旅行の1日だけ

」
いささか極端な記憶で定かではないが、新婚旅行ではスペイン・マドリッドで雨に降られて、観戦予定だった闘牛が中止になった
確かに雨に煙る伊勢神宮は本意ではない。別に、いつになっても行けるだろうし。
小池都知事の発表が一番のトリガーであることは間違いないが、ほかにも延期する理由があった。
例えば、宿泊予定だったホテルとの対応。これは、フレンドリーに収束したので書くに及ばないが、「他人のふり見て我がふり直せ」の2つの事例。
2つとも偶然にも昨日だった。
隣近所の方が母の住む本家へお土産を届けに来たそうだ。

「ハワイへ行ってきました

」
いただいたチョコレートを食べてしまったおいらが言うことではないが、必要ないお土産だった。少なくとも今の時点。
入国検査では羽田空港で長時間滞留されて、ようやく入国してきたハワイ帰りのファミリー。
旅行好きなおいらゆえ、ハワイ行き自体を批判するつもりはさらさらないが、お土産を届けに帰国者が他人宅へやってくる時期ではないだろう。
そんな気持ちを昂じながらマカデミア。
もう1つはバンコクへ3か月単身赴任していた後輩からのグループLINE

「27日に帰る予定が26日から国際便取りやめの情報。慌ててチケット取って25日に帰ります

」

「成田空港なう。パスポートコントロール、2時間待ち

マスクも少なくわさわさしてます」

「タクシーなう。運ちゃんにイヤな顔された

」
数人が「お疲れ様レス」を返していたが、果たして本音によるものなのか。
この時期、どうしたって無意識に差別が産まれてくる。
パンデミックな海外にいるなら、どうしたって明るい気持ちで故郷に帰りたいものなのだ。
JTBでキャンセルの手続き。

「ギリギリまで考えていたんだけど、昨夜の都知事がトリガーになりました

」

「仕方がないですよね。また時期が来たらお願いします

」
こんな感じで宿泊2日前のキャンセルフィーを覚悟していたところ、

「お支払いいただいたすべての金額をお返しします。このような状況なので、キャンセル料は取らないことになってます

」
これには驚いた。JR切符の手数料はもとより、キャンセルポリシーに従えば宿泊費30%のフィーを取られても文句は言えない。(←言わない)

「キャンセルばかりで大変ですよね。海外のホテルキャンセルもキャンセルフィー取らないんですか?」

「渡航情報が2になったので、全部のツアーが中止になりました

」
彼女の瞳を見ると、じわじわと涙が浮かんでいる。
やばい、これ以上優しい言葉を掛けると涙が落ちる。世間話はおしまいにしよう。

「いろいろありがとうございました。頑張ってくださいね

」
あっ、このひと言でJTB嬢、落涙
予約してあった松阪牛や、レンタカー。ついでに宿泊予定のホテルにもキャンセルのお詫びメールを入れて次回につなげる絆を結んでおいた。
ふたたびの予約がいつになるかはわからないが、旅行業界がこの難局を乗り切ってJTB嬢に明るい笑顔が戻りますように。
そうだ
時が来たら、コロナのいない南極ツアーに行こう

東京で47人感染 2日連続40人超
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6023253
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