年の瀬にどこもかしこもライトアップ
挨拶回りの途中で寄り道した昔ここにあった夢の国・ドリームランド
今では夢のあとは横浜薬科大学のキャンパスとなり、学生たちの夢を創造する。
シンボルタワーとなっている図書館棟。スーツを着てネクタイも絞めてエリートビジネスマン然(自称)としていたので、入館しようと思えばできたのだが、次の約束が迫っていた。
正門受付のおじさんに尋ねてこの日は終いにした。

「あの棟には教室とかが?」

「1階から8階まで図書館になっていて、その上は研究室。最上階が展望ラウンジになってますよ

」
子どもたちが小さい頃までオープンしていた遊園地跡地。
例えば、ここの観覧車はハコがスライド式になっていて、乗っている間中、右に左にスライドして落ち着かなかった。
多分、おいらが小さなころにはどこかの駅までモノレールが通じていたはずだ。
脳の小さな片隅に、そんな記憶が残っている。
隣接する小さな神社は《相州春日神社》
お昼時に訪ねてしまったが、宮司さんが快く御朱印を書いてくれた。鮮やか。
17時からキャンドルがライトアップされるとガイドを受けて江ノ島へ上陸。
小さなころから何度となく訪れている地であるのに、冬の江ノ島、或いは夕刻の江ノ島は人生で初めてかもしれない。
当然のように快晴ではあったけど、寒風が吹きすさび相模湾は日本海のように荒れている
啼きのタコ煎餅よりも女夫饅頭の白を食べ歩きしながら、地元民しか知らないであろう『ハルミの小径』

を抜けると誰もいない海。
エスカレーターにどうしてカネが払えようかと、ここに来るたびに思う「エスカー」もワンデーパスをいただいているのでフリーパス。
江島神社への階段も登らずに、あっという間に御朱印を授かった。
お化粧前のシーキャンドルを横目に観ながら山ふたつ
修復されたばかりの岩屋で単色のライトアップをオードブルのように通り抜け、続いてサンセットの遠景をポワソンのように堪能した。
相模湾と富士山のシルエット。
灯篭に落ちていく冬の夕陽。
モネの印象は日の出だけど、江ノ島の川オスは日の入りを描いてみた。
美しいサンセットを水平線に臨み、16時30分ぐらいの日没を目指してふたたび山ふたつを往還する。これが意外としんどい
さぁ、いよいよメインディッシュ。
ガルニチュールが運ばれるときのようにワクワクしながらシーキャンドルを上がっていく。30分後にイルミネーションが始まるというのに展望台はいささか余裕あり。ノーストレスの絶景に出逢うことができたのだ。
『江ノ島マジックアワー east&west』
上下分割してあるが同時間の湘南。
東に鎌倉・三浦半島、上空に満月+1日分。
西に相模湾と富士山・伊豆半島、稜線に沈む太陽。
こんな素晴らしい江ノ島に出逢ったことがない
日の入りから日没までの数十分。
かつて黒澤明監督は、この時間帯に撮影をしたいために名優たちをじっと待機させて、マジックアワーのわずか10分にすべてを注いだそうだ。
展望台に立ってから30分が経ち、眼下のサムエル・コッキング苑からカウントダウンのコールが始まった。
10秒後、一斉にライトアップされた苑内から歓声が上がる。
苑内をウォーキングすると、渋谷公園通りやよみうりランドや足利フラワーパーク、いつかどこかで見掛けたLEDたちに囲まれる。
お約束のしらす三昧で冬の江ノ島に別れを告げる。
寒い。
来年、暑いころに熱く戦うオリンピックがここにくる

2020年のカラーは東京五輪を盛り上げる「ヒューマンレッド」、日本流行色協会が発表
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=63&from=diary&id=5900734
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