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2019年10月19日22:04

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《演劇》加藤健一ご乱心

台風19号。
その影響があった数日にわたる興行チケットを持っていた。
上陸で交通機関が遮断された10月12日『ジーザス・クライスト・スーパースター』は、早々に中止払い戻しが決まり、さらには13日公演については「開演するけど来られない人は払い戻しをするからね」と、パーフェクトな神対応。
10月13日は御存知JPN-SCOのワールドカップ。スタッフの懸命なクリンネスで開催に漕ぎつけて観戦できたが、こちらも神対応の兆し。
WRCでは13日に交通事情で観戦できなかった人への返金を検討中とある。
公演中止で払い戻しは必然だが、チケットの裏面の免責事項に「交通事情で来られなくても返金しないよ」と記載しながらも、この2例の対応は『今後も安心してチケットを予約できる』という安心感を抱かせる。

一方、10月14日の演劇は加藤健一事務所『パパ、アイラブユー』。
フォト
すでに台風も去り、開演にはなんら問題なく、自分自身10年振りとなるカトケン髄一のコメディ劇を堪能した。
練りに練られたワンシチュエーションコメディは、主役が繰り出す「その場しのぎ」のお陰で大混乱。エンディングも見事なアイロニィで締められて、おいらの両隣にいたご婦人方の爆笑鑑賞が、カトケンフリークの一人としてなぜか嬉しかった。★5手(チョキ)

ちなみに、加藤健一事務所の初見は1987年の『セイムタイム・ネクストイヤー』。
この辺りから演劇というカルチャーを覚え、夢の遊眠社や劇団300を少しだけ齧っていた。その中でも一番齧っていたのが、なぜか加藤健一+本多劇場。
マイベスト3カトケンはこの通り。
1『パパ!アイ・ラブ・ユー』
2『セイムタイム・ネクストイヤー』
3『松ヶ浦ゴドー戒』
このうち『セイムタイム・ネクストイヤー』なんかは、この歳になって観劇すると味わいも相当深いものと思っている。良い芝居ですよ。

ところで、この公演の10月12日のしのぎが★1並みの酷さで、一部の演劇ファンから非難の声が上がっている。別に被害者ではないにしろ、おいらにだって不信感が生じていた。ずっとファンを続けてきた手前、おいらもほとんど影響を及ぼさない過疎地mixiで声をあげてみる。
10月12日、マチネ。14時の本多劇場公演がいつまで経っても中止の発表がなく、ついには「公演開催」の告知がホームページで流された。
しかし、この日。13時には小田急線と京王線の運行は中止され、下北沢駅に発着する電車は「0本」。
さらには、こんな告知。
「12日のチケットを持っている方は、ほかの日の公演に振り替えが可能です。電話で申し込んでください。」
ライオンキングのようなロングランでもなく、明日10月20日が千秋楽。それなりに当日席や補助席があって振り替えキャパがあるとはいえ、本来は「中止→払い戻し」とするべきもの。
おそらく、興行保険に入っていないのだろう。大手なら「天災や主役級都合の事故などで公演が中止になった場合は、払い戻しにかかる経費を負担する」という保険に入るものだ。もちろん、それなりの保険料を支払ってドル袋
この保険に入ってなければ、公演中止→払い戻しはすべて興行主(加藤健一事務所)負担となるから、たとえ最寄り駅に1本の電車が来なくても中止にはしない。
中止でなければ、チケット所有者の都合で来られなければ払い戻しを行う必要がない。
ただ、それでは可哀想だとばかり、違う日に差し替えましょう。優しいだろ、感謝しな。みたいな、最悪の判断をしていることに気が付かない。

この事態で加藤健一事務所は「信用」という、最も大切にしなければいけないものを失った。ファンであるおいらだって、今後、この事務所の「前売券」は買わないだろう。
12日の公演強行の判断は、加藤健一本人が下したようだ。
その理由が、上述の金銭的な理由以外、一切見当たらない。
まさか、「僕の公演を楽しみにしていたファンのために、1人でも来られれば幕を開けます」みたいな感覚に陥ってしまったのか。もちろん、こんな注釈を加えて。
「でも、舞台をやったからには、来られない人への払い戻しはできないからね。だって、必死に来てくれた人が実際にいたんだから」みたいな。

強気一辺倒だった加藤健一事務所のホームページが一転、批判にさらされた低頭モードに転換。せっかくなので、記念コピペ。

《台風19号接近に伴う影響により、10月12日(土)および13日(日)の公演へご来場いただけなかったお客様には、深くお詫び申し上げます。
また、公演実施についての最終決定のご報告と対応が遅くなり、皆様にご迷惑、ご心配をおかけし、大変申し訳ございません。
別日への振替対応にご協力くださいました皆様、誠にありがとうございます。
10月12日(土)の公演実施は、中止や払い戻しを視野に入れた協議を重ねた結果、プロデューサーである加藤健一の意思で決断したものです。
この決断と実施については、多くの方からご意見をいただいており、加藤本人にも都度報告をしております。
対象公演につきましては、別日への振替を実施いたしましたが、既に残席が少なかったことや、お客様のご都合等により、ご来場いただけなかったお客様が多数いらっしゃいます。このことを考慮し、再度協議を重ねた結果、【振替対象を5月公演『サンシャイン・ボーイズ』まで拡大する】ことにいたしました。(加藤健一事務所)》
↑
通訳すると『絶対に返金はしません』宣言。
加藤健一事務所の懐事情が危機的でないことを祈る。



■アイルランド代表スタッフ、竜巻被害現場でボランティア
(朝日新聞デジタル - 10月19日 13:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5832202
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