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2019年09月29日13:10

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歓喜、汗顔、威風堂々

蟹座「美しく、次につなげる負けであって欲しい失恋」
アイルランド戦を控えた自分の日本代表への想い。

トライが4点の時代、或いは見たいときに秩父宮に行けばいつでも大学ラグビーが観戦できていた時代からこのスポーツを愛し、大学ラグビーブームの時には、入場券が売り切れたと聞いて花園ラグビー場の金網を乗り越えて観客席に入り込んだ過去もある。
だからこそ、いつまでたっても日本代表が”それほど強い”とは思えることができず、4年前の南アフリカ戦だって”番狂わせ”としか思っていなかった。
フォト
こんな新聞記事をエクスキューズ用にとスマホに取り込み、今回すらアイルランドには負けて、スコットランドに善戦という、傍観的な観戦者にとってリスクなき覚悟。
ブタ「ちっとも、日本代表を信用していないじゃんむかっ(怒り)」と、ジョセフHCに看破されている。
SO田村がインタビューで語っていた。

閑話休題。
最近、大学生時代にもらっていた年賀状に触れる機会があって、少しだけノスタルジーに浸っている。
高校バスケ部後輩の女子部員のコーチを、それなりに一生懸命やっていたような軌跡を読み取ることができた。
ひよこ「秋の大会。コーチ(←おいら)のお陰で北高に勝てるって、本気で思っていました。今思うと、ありえないことなんですけど…」
《弱小チーム》というワードがあてはまるほど、練習試合では負けを繰り返していた彼女たち。まずは自信をつけさせようと、さらに弱小チームの胸を借りて勝利の味を経験させる。1回戦負けが当たり前だったチームは、秋季大会で”奇跡”の1回戦突破を果たし、2回戦は県大会常連、市内2番手の強豪校。
言ってはならぬが、”勝てるわけがない”失恋

こんな状況なのに、試合が始まる際には「私たちは勝てる」と思わせていたようで。
ところが、川オスコーチはジョセフコーチにあらず。あらゆるものを犠牲にして造り上げた日本代表とは、根本どころか根底から違っている。
結果は大方の予想通り、大敗。
試合後の反省会。
蟹座「負けちゃったねぴかぴか(新しい)」
すると、部員の1人1人が涙を流しながら「勝てるって思ってました」って。
川オスが滝沢先生なら、
犬「これからお前たちを一人一人殴る。お前らはゼロか」みたいなドラマが始まるんだが、いかんせん可愛い女子高生たちには自分の言葉を信じてくれた感謝を伝えることしかできなかった。そんな青春時代。ラグビーとはあまり関係ない。

学校
出身高校の文化祭とアイルランド戦、そして中学校の定期飲み会がブッキングした9月28日。
16時15分という文化祭と飲み会の狭間にキックオフされると知って、至近のスポーツバーにオープン時間のリクエスト。
通常17時オープンを15時30分にしてもらい、その代わりに8人以上のエントリーを約束した。
オーナーさんからも「フリー客も16時から入れるようにするから、みんなでJAPANを応援しようね手(チョキ)」と快諾。準備は整った。

逸る気持ちをダーツゲームでゴマしながら、横目で国歌を斉唱する海外からサクラジャージーのためにやってきたJAPANの面々に敬意を表す。
120インチのスクリーンプロジェクターを用意してもらって、最高の環境で試合が始まった。
SO田村が蹴るたびに、まるで自分の子を見守る母親のように手を合わせる同級生や、泰然自若、何が起きても微動だにしないサッカー部出身のラグビーファン。
クリスピーピザを頬張りながら、肉弾戦に息のむ一児の母。
試合結果予想にネガティブなおいらは、いつまでも逆転のトライを惧れ、疑心暗鬼なハンズアップでフィフティーンの熱闘に視線を注ぐ。

サッカーや野球のように敵味方の区別のないスタンド。
ショットをする際にはブーイングも聞こえない高貴なスポーツ。
闘いを終えればノーサイド。
右や左に分かれて思想をぶつけ合う政治や思想の世界が大嫌いなおいらにとって、このスポーツはやっぱり一番好き。
そういえば、バスケットBリーグが開幕した3年前。フリースローシーンでブーイングをぶつけるブースターの観戦姿勢に、少しバスケットが嫌いになった。それがNBAの主流であってもなお。
もちろん、ラグビー観戦にあってブーイングをする人はいるし、スタンドでウェイブを仕掛けるものもいる。
そんな輩は、ミュージカル映画でポップコーンを食べるあれと同じ人々だと結論付けているので気にならない。

WTB福岡がリザーブからグランドへ戻ってきた。
その姿に、彼の復帰を心待ちにしていた同級生と歓喜のハグペンギン
最大限の喜びがやってくる用意は整った。

その時がやってきた。
不思議と涙は出なかった。
スポーツバーに集った10人と喜びを分かち合い、さらにはカウンターに座るスポーツバーの常連たちやオーナーさんたちともハイタッチ。
声が枯れ、感動だけを引きずって次なる飲み会でとショバを変えたものの、脳内に巡るWTB福岡のトライシーンとインターセプト。
なぜ、アイルランドがタッチに蹴りだしてゲームを終えたか理解できぬまま、ノックオンアドバンテージとペナルティアドバンテージを勘違いしていたのだろうと、勝手に決め込んでいた。
NHKの録画を観たら、解説のノーサイドゲーム廣瀬さんが「ボーナスポイントを狙いにいったのかも」と、試合終了後、ぼそっとつぶやいていた。
深い深いワールドカップ。
これでもなお、サモアやスコットランドに勝てなかったらどうしようなんて、4年に1度ではない一生に1度のJAPANワールドカップを、相当な意識で愉しんでいる。
もはや、汗顔。

もう一つ、恥を忍んで書き残すなら、睡眠を唯一のルーティンとして貪欲にむさぼるおいらなのに、昨夜は床に就いてから一度も睡眠に陥ることができずに朝を迎えている。
牡羊座「おとう(←おいら)、ラジオ体操行く?」
いつものように声を掛けてもらったが、「眠れなかった」とNGサイン。
酒を飲めない身体はこんな時に不便である。
アイルランドに勝利した興奮が、1ミリも抜けなかったようにトライシーンが脳内で覚醒した。
こうしてタイピングすることで興奮を日記に預けて、今夜は熟睡させていただくことにする。4年に1度ではない一生に1度の不眠の朝。

■ラグビー海外報道「史上最大の番狂わせ」 日本の快勝に
(朝日新聞デジタル - 09月28日 22:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5806376
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