日本で一番おススメする都道府県は?と聞かれて答えているのが「大分県」と「瀬戸内」。瀬戸内は県じゃねーし。
大分レコメンドの理由は、何処へ出掛けても温泉があるし、アートやアーキテクチャも所々で見つけることができる。
学生時代の旅打ちで中津の唐揚げを知り、その後、耶馬渓の美しさに出会い、さらには別府や湯布院の混浴でワニになる
青の洞門を知ってからは、ほんの少しだけ小説家になりたいと、毎年訪ねていた時期もあった。
今や小説家への気力もなく、細々とした紀貫之を目指すことにした。
大きな県なので数度出掛けてもまだまだ未踏の地ばかり。
それではと、7年振りとなる大分に行ってみた
目的地は藤森建築のラムネ温泉。
博多でレミゼで得た感動を保ったままに天神バスターミナルから高速バスに乗る。
21時30分発、24時着の夜行は、窓側に座っても観る景色がなく、やはりここでもめぐリズム
ラベンダーの香り。
オンタイムに到着したにもかかわらず、降りるバス停を間違えて歩くこと1.5km、日が変わるか変わらないかの頃にチェックイン。
ビジネルホテルに投宿し、結果的に日帰りとなる大分の旅がスタートした。
レンタカーのお兄さんに隠れた名所を尋ねておく。これ必須。
地図を指して示したのが原尻の滝と竹田温泉街
むむっ、7年前も地元民に勧められて尋ねている原尻の滝。
当時の感想は、すかしっ屁のような東洋のナイアガラ。
豊後大野には、そこしか名所がないのかなぁ。
ガイドマップを眺めながら川オスコンピュータ(自称)が、一筆書きの観光ルートを脳内に書き上げる。幾つかのスポットをナビに登録して、いざアクセル。
温泉タイム次第だけど、意外と過密窮屈なスケジュールの予感。
城壁のようなダム。
道の駅も造成中で、ダムの完成も数年後。
それでも、奥手に観ダム台があるのを見付けてまず寄り道。
ダム体操で写真を撮る。
クルマのナビは高速道路への案内を避け、温泉へ抜ける山道に入る。
ナビの気遣いが奏功し、道沿いに見つけたお手製のかずら橋。
藁葺きの民家から川を渡って作業所へ行くための橋らしいが、いかにもカントリーらしい奔放さが心地よい。
道案内に磨崖仏で著名な寺院が現れた。
目的の滝から逆向きで4kmは、少しもったいない。「大分県、石を投げれば磨崖仏に当たる」と、言われるほど石仏の宝庫。
有名どころでは臼杵石仏。
道案内を無視して、そのまま直進すれば緒方宮迫東石仏と緒方宮迫西石仏。
闇営業で干された彼が静かに坐禅を組んでいる。
7年振りの原尻の滝。日本の滝100選。
瀑量も豊富で豪快な音を立てて落水する、何とも立派な東洋のナイアガラ。横滝。
7年前は2月に来ているから雪解け水すら流れない枯れ滝だったのかもしれない。
地元民のお勧めは確かであった。
いよいよ大分紀行、最上位の目的地にたどり着く。
ラムネ温泉。
小さな小さな日帰り温泉施設。
湯に浸かると炭酸泉が身体にまとわりつき、体内に溜め込んだ疲れやコリをさっぱりと包みこんでくる。
38℃の低温露天風呂には、社員旅行のおっさんたちが温泉談話。
まだ知らない大分や熊本の温泉地が飛び交っていた。
44℃の高温浴は貸切状態で浸かることができた。
併設された小さな美術館は、ほんとうに猫が案内をしてくれる、公称「猫が案内する美術館」
ベランダでたたずんでいたら、しっかりと猫に睨みつけられていた。
藤森建築を堪能し、記念にハガキやタオルを求めて60分ほどの温浴タイムは終了した。
あと幾つでパーフェクトになるのかを知らないが、藤森建築を追い掛ける旅は、きっとまだ続く。
ガニ温泉
その昔。川岸で水浴びをしていた少女に惚れたカニが、天罰でカミナリに打たれて石風呂に化してしまったというガニ伝説。デバガメなカニである。
川沿いのカニ型露天風呂は、勇気がある男女なら誰でも無料で入ることができる。
大分県にはこんな河川敷の露天風呂が珍しくなく、日田温泉神田湯でもチャレンジ済み。
近場の食堂で、もの凄く美味しい(★5.)名物ガニうどん定食を食べながら、可愛い店員さんにガニ風呂入浴宣言。

「頑張ってください。応援します」

「一緒に入りますか?」

「いや、大丈夫です。」

「観に来てくれますか

」

「いや、大丈夫です。そんなこと言うと、ハサミでチョン切っちゃいますよ」
あなたになら、切られたい。
橋の下ですっぽんぽん。
川岸には電話をかける女性が居たが、向こうを向いていたので今がチャンス
片手で小さなイチモツを隠しながら、およそ5mの川岸を走ってガニ風呂へ浸かる。
電話をしている女性が笑って話を続けている。見られたか
道の上には夫婦連れが、やっぱりこちらを見て笑ってる。

「どうぞ、いいお湯ですよ」と、にわか観光大使を務めてみたが、夫婦とも照れながら去っていく。
時間にして5分。着替えて食堂の駐車場へ戻ると、ランニングをしていたような40代と思しきおじさんが近づいてきて言葉を交わす。

「いま、入ってましたよね〜。すごいなぁ。」
オレのイチモツを褒めているのか。

「橋の下にスノコがあって、すぐに入れますよ

」

「入ってこようかな

」
クルマを動かし橋上に差し掛かると、さっきのおじさんが風呂へと走ってた。
人間、誰もが裸で生まれてきているんだ。恥じることなど何もない。すっぽんぽんこそ、我が人生。(川オス)
どこかのお殿様も浸かったという伝統ある温泉・御前湯にも寄り道して、炭酸泉のハシゴを果たし、さて大分空港にハンドルを向ける。
帰りのナビは高速誘導
内緒だが、ジャンクションを間違えて20分のロスタイムと520円の高速代ロスを生じたが心配ご無用。いつものように搭乗には余裕がある
足を伸ばしたかった竹田温泉はもとより、由布院行きも断念した大分日帰り紀行。
また行けばいいさ、マイベストな都道府県なのだから。
でも、一番好きな都道府県は神奈川県と川崎。これは一生変わらない。
川崎は県じゃねーし

マガジン漫画、前代未聞の第1話を全裸に描き換えた“袋とじ”掲載 編集部舞台の漫画『ヒットマン』
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5783607
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