今夏ほど「夏休み」を意識して過ごしたのは、それこそ学生時代以来。
いつもはお盆辺りにとっていた夏季休暇を、近所の小中学生と揃えるかのように7月末から取得して海外へ行ってきた。その旅行記を8月中に書き終えることができず、あと5回ほどは続く見込み。
ほかにも美術館探訪記を6,7回分ほど書き漏らしているし、映画感想記も書き満たしていない。まるで、夏休みの宿題のように、早く記したくて仕方がない。
デジタルにしろ、アナログにしろ、日記を残す人生プロセスの充実感は身に沁みてわかっている。もちろん、これは書いているものしかわからない。
正岡子規がそう言っていた。(←言っていない)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972797551&owner_id=8666179
(承前)
《EST3》
記憶を辿れば確かに昼飯を食べてはいなかった。
いつものことだ。海外旅行のたびに、まともなランチをしたことがない。
《ラエコヤ広場》
東京駅で例えるなら銀の鈴。多くの観光客がここに集い、ほとんどのツアー客はここを集合場所にして三々五々散策に出る。
360度、周囲を見回してもやはり日本人のツアー客など微塵も見つけられない。
12時に城壁で大聖堂の鐘を聴いたのだから、推定するなら14時に迫っているエストニア初日のアフターヌーン。
近くのパン屋に寄って、ピロシキのようなミートパイを買って、コーヒー片手に広場の中心で頬張った。これもまた乙である。
旧市街地に点在する教会にも寄り道を施した。
ステンドグラスのない、入館料すら徴収する教会はルター派だろうか。
方や美しきステンドグラスが輝く聖地は、ドミニコ修道院か。
実はたいした記憶がない。もし、エストニアに行かれるマイミクさんがいるなら、その時で良いから教えて欲しい。
ラエコヤ広場からよっこらしょと坂道を登っていく。
意外と多くの観光客が登っていく。踊り場から市街を覗くと、視線に飛び込んでくる聖ニコラス教会の尖塔。
着ぐるみではないダースベイダーがそこかしこに立ち並び、世界各国からやってきた我々を迎えてくれる。
特に中国人たちの自撮りがこの辺から目立ってくる。団体行動の彼らと重なってしまったようだ。エストニアにもいるもんだ。
《トームベア(山の手)》と呼ばれる小さな丘は、標高わずか24m。我が家の山・加瀬山とほぼ同等の高さである。
トームベアの象徴《大聖堂》
ピンク色の建物はエッチな女子高だと思っていたが、いただいていたガイドマップによると《トームベア城》だと書いてある。その奥に《のっぽのヘルマン》。
どうやら、この辺一体が城内となるらしい。
タリンで見つけた車止めは「ハト」の石像
ハトより向こうは通るべからず。は、エストニアでも小田原でも同じこと。
旧市街地のラストスポットは、幾つかある展望台のうち、最高に眺望の拡がる《トームベア北側展望台》
写真を撮るには自撮りなチャイニーズ軍団の退きを待たなければならないが、待つ時間さえ下町を堪能し、オレンジ色のの屋根屋根を目に焼き付けた。
あっという間に夕刻を迎えることになる。
丘を下りて、もう一度、ラエコヤ広場を通りホテルのあるヴィル門まで向かって行く。
振り返ると、朝10時のフライトでやってきたばかりのタリンで6時間ほどの散策を堪能した。疲れがないかといえばウソになるけど、心地よい疲れであることはウソではない。
少し早いディナーは、メニューのわかりやすいピザパイとコーラで済ませておく。
時計を覗くと19時になろうとしているが、ここも少しだけ夜が長い。
翌日には、今回の旅行の最大級ミッション『Tartu』行きが控えている。
このミッションは何があっても失敗するわけにはいかない、移動時間2時間30分を要するドメスティックなバス移動。
距離にして200�辧�
日本で例えるなら、東京駅バスターミナルから那須高原辺りまでの移動距離。
翌日移動の不安を払しょくするために、閃いたように下見行脚。
予想通り逆方向のトラムに乗り15分のロスをしたが、これで下見成功!と胸を張る。
新宿バスタのような長距離バスターミナルへは、トラムの乗り間違えがなければホテルからわずか15分
Tartu行きのタイムテーブルと乗り場とチケットを確認して、乗り馴れたトラムに再び乗ってホテルへと戻ってきた。
19時45分。
昼間には観光客でにぎわっていたヴィル門もセーターの壁も、いまは閑散としてひとりぼっちのおいらを受け入れてくれる。
これでゆっくりと休養をとれば、翌日はいよいよ最高のシチュエーションに迷うことなくたどり着く。《EST4》が上手に書けるかどうかも、心の奥がぎこちない。
(つづく)
■日に日に感じる秋の気配…あなたが感じる“夏の終わりの切なさ”教えてください!
(TOKYO FM + - 08月31日 21:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5770799
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