半世紀以上神奈川県に住んでいながら初めての大磯。
ようやく到着したという意味を込めてタイトルは「大磯Long Reach」
知らないことばかりで新鮮な知識を詰め込んだ大磯散策。
そもそも大磯くんだりに興味を抱いたのは昨年10月に始められた「明治記念大磯邸園」明治150年記念公開。
ネットを通じて観覧申し込みを受け付けていたが、ぼんやりとしていたらたったの3か月で公開終了。そのお陰で、伊藤博文のご自宅を拝観することはできなかったが、その他、多くの文化人や文筆家の別荘地などが林立している街であることを、この歳にしてようやく知ることができたのだ。
それを機にマイ行きたいリストに「大磯」仲間入り。行ってきた
散策には必須の電動自転車。シェアライド用の自転車が湘南の海辺や大磯町役場に置かれていて、簡単な会員登録で利用可能。但し、4時間500円だったかな。
駅前の観光案内所で手に入れてきた「大磯春夏」のマップをもとに、まずは西のはずれ大磯城山公園・旧吉田茂邸
驚いたことに月曜日休館はまだしも、月初の1日も休館とある。気がつけば、今日は1日
休館は吉田邸に入ることができないだけで、庭園の散策は無料で可能。
小山に聳える吉田茂の銅像がとても朗らかで微笑ましい。
機知に富んだユーモアのあれこれ。
平成、令和の政治家は(マスコミの器の小ささも共犯ではあるが)、クソくだらない言葉遊びで右往左往するみみっちい連中ばかりで全くつまらない。
与党のクソくだらない放言を、野党のクソくだらない追及で時間を浪費する。
真のバカヤローどもが現在の永田町。
吉田茂の時代は良くも悪くもおおらかで政治が動いていた。
三木武吉とともに、おいらの好きな政治家の一人である。
孫の麻生太郎は口の悪さだけは似ているが、頭の悪さは太郎の独壇場。
吉田茂、人生最後の言葉は「富士山が見たい

」。
この邸宅で逝去した彼の葬儀は東京カテドラル関口教会で執り行われている。
休館中でも休憩談話室はオープン中。
有料(100円)ガイドのおじさんがにこやかに近づいてきて「100円で40分のガイド」をセールスしてきたが、すでに庭園をまわってきたと伝えると、室内のパネルを題材に無料ガイドをしてくれた。ありがたいものだ。
薔薇の水彩画を展示していた作家さんは、某高校の美術臨時講師。
彼女もまた、とても親しく身近な話題を教えてくれて、大磯のスタートはかなり順調明朗に始まった。
《旧島崎藤村邸》
国道から住宅地に引っ込み、かなり裏手にぽつんと位置する旧邸宅。
そもそも島崎藤村が何を書いたのかは全くわからんが、観覧中に「文学散歩同好会」という高校時代にあった文化部を思い浮かべていた。
1日に一体何人ほどが見学にやってくるのか興味があるが、いずれにしろおいらが観覧中は縁側でしっかりと正座して見送ってくれている管理人のお姉さんが、とても気持ちいい。拝観料、無料。大磯の人たちに感謝を繰り返す。
次なる到着地は《鴫立庵》(しぎたつあん)
大阪から持ってこられたという石橋を渡ると、江戸時代建立の藁ぶき屋根が目に飛び込んでくる。
京都の落柿舎、滋賀の無名庵とともに、日本三大俳諧道場の一つ。早速、徘徊してみよう。
玄関に顔をのぞかせると管理人室から出てきたおじさんが、西行法師の話題から正岡子規の蛙人形まで立て板に水で語り始めてくれた。

「葉山にある鴫立亭とは何か関連が?」と、的を得た(自称)質問を投げかけてみたら、これが琴線に触れたように言葉がさらに湧いてくる。
曰く、「鴫立亭の本店が大磯駅近く、国道へ向かう坂道に建っている。葉山は支店。」「ケーキの美味しさが有名だけど、昔、バニラエッセンスを私が仕入れて販売していた。」というオマケつき。
ちなみに、これが鴫立亭本店。17時ごろ伺ってみたら、すでに閉店されていた
早いぞ、大磯。
庵を1周して戻ってくると、おじさんから「居間へ上がりなさい」」と誘われる。
ちょうど昼休みで先生は食事中だが、時間があれば筆文字教室のイベントへと誘われた。
2か月前にしでかしたスピード違反の減点がなければ、余裕で黒マーチを駆ってきたのだけれど、しばらくはノーマイカー主義。
電動自転車レンタル期限4時間まで、あと1時間と20分。
まだまだ廻るスポットが控えているようで、筆文字教室は断念し、湘南誕生の地をあとにした。ありがとう、鴫立庵のおじさん。
さて、駅西を終えて、次は駅東へ行く。これがまた凄い。
詳しくは《2019大磯2》で公開
■海に沈む道、まるで「千と千尋」の世界 SNSで人気
(朝日新聞デジタル - 06月01日 13:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5644746
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