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2019年03月30日22:04

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《アート》花見ミュージアム

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平成最後の3月30日桜
天気予報は雨模様のようだが、おいらが出掛けるのだから心配ご無用。降るわけがない。
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千鳥ヶ淵へ向かう九段坂は、まるで平成元年当時の竹下通りのように人で溢れ、健脚を競うかように日本人も外国人も桜の杜へと登っていく。
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おいらは、九段でのルーティン。
昭和の白黒ニュース映像を観るために昭和館1階でひと休み。
この日がたとえ花満開のピークであろうと、この部屋は閑散として昭和時代の映画館マニアを無料で受け入れる。
昭和19年当時の戦時ニュースはまるで平成の北朝鮮。若者の戦死を帝国への殊勲と崇め、狂った日本へと盲目的に進んでいく。
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他方、おいらときたら曇り空上等の北の丸公園へと盲目的に足を進め、手に入れた花見弁当を頬張りながら、平成最後の花見を愉しむことにしたペンギン
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花ダイコンのお花畑には、毎度のことながら中国人観光客2人がズカズカと入り込んでインスタ蠅を気取っている。ここは日本なんだから、ちゃんとしてくれればいいのな。
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花よりアート。MOMAT=東京国立近代美術館。
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『このどうしようもない世界を笑い飛ばせ 福田一郎展』
1898年〜1992年、引き算をすると94歳で夭折。
前衛的な芸術から始まって、戦時中は風刺作家として弾圧を受け、終戦すると一気に社会批評を高めるという、人生のステップごとに作風を変えている。
狂気的なシュールレアリスムを描きながらも、晩年には国家から文化勲章を授賞。
対して、晩年の作品は怒りにも似た悪魔的なモチーフへとボルテージを上げていた。
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鑑賞途中に「14時からガイドツアーが始まるので集まれ!」という放送を受けて、途中で企画展を抜け出し『美術館の春まつり』へ向かう。企画展は常設展鑑賞後に再び戻ったので心配ご無用2。お陰でMOMAT滞在時間3時間30分は、個人的に最長滞在記録樹立。
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『美術館の春まつり』
ヤマザキ春のパンまつりのような展覧会であるが、コレクションの中から春向きの作品を3階展示室に集約。
ガイドツアーはおよそ30名ほどの絵画ファンたちを連れ立って、ボランティアガイドさんのレクチャーを受講する。
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(上)『行く春』(川合玉堂)
ガイドさんからの質問は「この場所はどこ?」
美の広島たち、否、美の巨人たちを観てきた人たちには簡単な質問だったようだが、観ていないおいらはとんちんかんな回答を堂々と、それもしょっぱなに、しかも大声で答えてやった。場を和ませるためにわざとやっていることは言うまでもない。
蟹座「奥多摩です手(チョキ)」
ブタ「あら、その理由は?」
蟹座「玉堂美術館があるからで〜す」
答えは「秩父長瀞」波行ったことないからわからんちん。
(中)『黄瀬川陣』(安田靫彦)
源の頼朝と義経の対面シーン。
ガイドさんからの質問は「この絵はいつの時代に描かれた?」
答えは昭和14年〜15年と、意外と新しい。
義経が戦地に向かう若者、頼朝は戦争の行く末を案じる常識的な人。そんなアンチテーゼがこの屏風に描かれているそうだ。こんな知識、ガイドツアーでしか備われない。
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『騎龍観音』(原田源次郎)
MOMATで一番目立ち、そしてマイベストな作品。
この作品を目の当たりにするたびに中島みゆきの楽曲が脳内に流れ込む。
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空想の生き物につき、龍の顔は犬がモデル。そう言われると、意外と可愛い犬
ガイドさんは以上3作品をセレクトして70分の長尺レクチャー。
美術館へ行く→ガイドツアーへ参加する。これがルーティンになってきた。
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ガイドさんを拍手で送り、常設展をさらに極めていく。ここからは自力ガイドペンギン
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ガイドツアーもないので、好きな作品をひたすら並べておく。
詳細を知りたければ、おいらの家へおいでよ。
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これから直島に行く予定の人は、この作品を覚えておくとよい。
李禹煥。覚えたいけど読めない。
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今日のマイベスト、『多感な地上』(1939)『郷愁』(1938)浅原清隆作品。
特に『多感な地上』。
ハイヒールが並べてあって、その一つが犬化しつつあるシュールさ。さらには、左後方に散歩する2頭の小さなワンコたち犬犬
浅原清隆の生まれた時代が悪かった。
まったく惜しいことに1945年、戦地へ駆り出されたまま帰らぬ人となってしまう。
もし、彼が30歳以上、せめて平均年齢以上の齢を重ねることができたなら、日本人シュールレアリスムの画壇を大きく変えていたに違いない。



■平成最後の桜の季節…「花見の予定」はありますか?
(TOKYO FM + - 03月29日 17:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5559302
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