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2019年03月25日21:41

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29年目の懐石

3月24日。平成2年に結婚して29年目の記念日。
結婚式場を選ぶ過程で2,3の式場を回ったが、なんだかプログラムがつまらない。
世の中はバブルの時期で好景気。
ホテル婚や日本庭園を持つ式場婚が当たり前の平成初期だった。
蟹座「オリジナルで安く仕上げて旅行を派手にしよう指でOK」みたいな宣言して、先輩の学友だという三代目を紹介いただいて、手作りの料亭披露宴を企画した。
つきぢ田村さん自体も「初めて披露宴に貸し出すぴかぴか(新しい)」と、打ち合わせにも力が入る。そういえば、打合せのたびにご馳走になった「まかない飯」も役得であった。
蛇の目であいあい傘の入場、キャンドルサービスは東北地酒のお酌、ケーキ入刀は鏡割りに姿を変えて純日本風とっくり(おちょこ付き)
新郎新婦はもちろん、タタミ座敷での宴会には山形からやってきた親族たちにも喜んでいただいた。
会場費も請求せずに料理代だけでいい、と大きな祝儀をくれた田村さん。
お陰様で、まるでビジネスのようにプロフィットを上げることのできた結婚式だったドル袋
このあと、つきぢ田村での料亭披露宴が定番となったようで、ファーストペンギン(←おいら)の面目躍如。
こんな付き合いから、毎年の記念日にはここでの乾杯がルーティンになっていた。
銀婚式にシンガポールへ行って以来、香港、有馬温泉、有馬温泉と出掛けてばかりの記念日に流れが変わってきたが、今年は久しぶりに「つきぢ田村」への原点帰り。
本家(といっても隣宅)でひとり暮らしの母を連れて、本願寺詣でを済ませてから、老舗料亭の扉を開けた。
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香のかおりが漂う変わらぬ雰囲気。1階のテーブル席にはランチ客の淑女たちであふれ、こちらは4階への案内を受ける。
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『お献立』という手書きメニューが手元に置かれて、懐石料理のスタート。
是非、視覚で味わっていただきたい。
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熨斗蓋を取ると桜草に包まれたお祝いの塩赤飯。三代目からの贈り物。
こののちに造り(刺身)が運ばれるのだが、母のお造り皿しか出てこない。
涙
刺身喰いたかったのに…なんてつぶやくことも憚れて、しばらくビール(←ワイフさん)やお茶(←おいら)を口にして時の流れに身を任せていたら、同じ会場で食事をしていた人たちが騒がしくなってくる。
冷や汗ん、なになに?
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ハート形の氷の台座に刺身が載せられて、周りにはLEDのろうそくランプが刻々と色を変えている。女将直々のサービスだ。
蟹座「電気を消してハッピーバースデーでも歌いましょうか?」
女将さんへのお礼は照れ隠しの言葉になってしまったが、やってくれるな三代目。
味だけではないホスピタリティが、もの凄く嬉しい。
母の驚きも、目じりに浮かんだその涙で知ることができた。
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あまりにも美味しくて写真すら撮ることを忘れた「かに雑炊蟹座」がやってくるころには、もう十分すぎるほどの腹を満たしていた。
暖かいものを暖かく、冷たいものを冷たくいただき、少量づつながらもゆっくりと舌で味わい、目で愉しむ懐石料理の妙。
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デザートはワインゼリーと汁粉と抹茶。洒落た行灯を眺めながらいただくことになる。
すべてを食べ終えて時計をみると、〆て2時間半。

階下に降りてチェックドル袋をする。
かなり恰幅のよくなった三代目が我らを迎えてくれた。
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ブタ「2代目女将からプレゼントですプレゼント」
小さな色紙をいただいて、懐かしい話を少々。
ブタ「火曜日(26日)NHKEテレ9時からの『今日の料理』に出ますよ手(チョキ)」
⇧読んだら録画予約すべしTV



■「夫の姓で呼ばれる違和感」に共感多数 「名字が変わって生きるのが楽になった」人もいるけれど
(キャリコネ - 03月25日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5552007
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