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2019年03月16日23:03

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《アート》シニャック=290,000,000円

さいきん美術館に御無沙汰していたが、昨年5月以来、久しぶりに訪館指でOK
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『インポッシブル・アーキテクチャー/もうひとつの建築史』(埼玉県立近代美術館)
もっと北へ向かえば開業したばかりのムーミンの杜を観ることもできたが、今日のこの日のさいきん美術館で大正解。いつもながらの僥倖には、関口教会の神様に感謝したい。
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日曜日の昼下がり、雨予報があったのでいつもよりはスロースタートで野外展示から彫刻を見て回る。四角い白のキューブは、黒川紀章設計の「中銀カプセルタワー」。
https://www.nakagincapsuletower.com/
銀座近くにあるというのに、いまだに現物を観たことがない涙

同じく黒川紀章設計の美術館内に入ると、入館券売り場はそれなりの客だまりでにぎわっている。
建築系の展覧会に行くといつも感じる印象だが、とても知的な若者が目立つのだ。
朝からパチンコ屋にいるような種類は皆無。上野の美術館に多くいる3人連れのおばちゃん軍団も皆無。スピード違反で捕まるようなマヌケも数える程度しか存在しない。
常設展のギャラリートークが14時から始まるという告知を横目に、まずは”さいきん”のシンボルでもある「座れる椅子たち」のロビー展示から鑑賞開始。
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リートフェルトはいつもながら、座りにくいがカッコいい指でOK
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地下展示室には舟越保武作『ダミアン神父』。
これを観ていると、どうしても瀬戸内大島へ出掛けたくなる。今年は行けるかなぁ。

メインのアーキテクチャー展を後回しにして、14時、まずは常設展。
ギャラリートークはボランティア青年が担当する。
およそ10名の参加者で30分。冒頭から参加者の興味を惹くナイスなトーク。
犬「今日いらしたお客さんは非常にラッキーです。実はこの期間、美術館が所蔵する最高傑作を何点も展示してありますから手(パー)」
大きな展示室に移り、モネ18歳の印象派前作品とブーダン師匠の作品を見比べて、ガイド青年のうんちくが語られる。
そして、いよいよ常設展のメインアート、ポスト印象派の代表的存在であるシニャックの作品について解説が加えられる。
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印象派から新印象派て転じて、その後、フォービズムへとつながっていく美術史。
点描画に関してはシニャックの師匠・スーラ大先生の『グランドジャット島』ハート達(複数ハート)
ここで、ガイド青年からゲストに問いかけがある。
犬「スーラの大作、グランドジャット島の日曜日の午後は、一体、どのくらいの期間で完成されたと思いますか?
手を挙げる余裕も与えずに、
蟹座「3年ぴかぴか(新しい)」
もろちん大正解。何なら年度まで教えてあげてもいいよ。
そういえば、ガイド青年はこんな質問をしてくれた。
犬昨年、久しぶりに大作を購入して、新規所蔵品といたしました。ポール・シニャック《アニエールの河岸》がそれなんですけど、いくらしたと思いますか?」
お金の話が好きに見えたのか、おいらに指名してのクエスチョンだった。
蟹座「8億ドル袋」
さすがにこれはまずかった。
埼玉県が大枚はたいた作品なのに、答えは「2億9千万円」ドル袋
おいらが答えた8億の印象が強すぎて、ゲスト10人の顔は「たったの3億かよ」にしてしまいました。ごめんなさい。
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企画展は『瑛九と光春』。代表作『田園』は、光源の明暗をアップダウンして作品を楽しめる仕掛けあり。ちなみに瑛九(えいきゅう)さんの弟が瑛太である。いや、ではない。
ボランティア青年のギャラリートークは30分。その後、全作品を回覧して常設展だけで60分を使ってしまう。時計を見ると15時。15時45分には退館しないといけない予定があった。
縁あってやってきた埼玉県近代美術館。たまたま14時近くに訪れて、偶然始まったギャラリートークに参加して、多くのうんちくと素晴らしい作品群を鑑賞することができた。
こんなに幸せなことはない。★5.
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いよいよメイン企画展の『インポッシブル・アーキテクチャー』。
設計はしてみたものの完成には至らなかった超絶アーキテクチャー。
残念なのはマケット展示も限られていて、どちらかというと説明を読むのが目的になっている。従って、それなりの混雑展示室ゆえ、観客の導線がよろしくない。
この展覧会こそ、キュレーターやボランティアガイドのギャラリーツアーがあれば、先頭に立って参加するのだが。

隈さんに成果を奪われてしまったザハ・ザッハトルテ女史の「幻の新国立競技場」サッカーUFOのような、あるいは、かまぼこのようなドーム型競技場。
完成しつつある隈さんのものと比べるなら、おいらは古墳型の田根剛案に1票入れる。
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養老天命地を設計した荒川修作(+M.ギンズ)が設計した未完作品『問われているプロセス/天命反転の橋』。何をしたいんだかげっそり
そして、おいらのマイベストがこれ。
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『シン日本橋』
元祖日本橋の景観を取り戻そうと、首都高速の延曲が計画されているというが、このシン日本橋は、元祖日本橋と首都高速の上に大きな大きな太鼓橋を掛けてしまおうという発想。太鼓橋の傾斜はとてつもなく、かなりの人間が滑り落ちているデッサンが書かれている。
彼の講演を聞きに行って「セクハラだパンチ」と訴え出た、非常識かつ訳の分からない美術モデルが、この企画展に現れませんように。彼女に会田誠を理解することは必要ないのだから。



■これは分かりにくい... 「デザインの敗北」喫したトイレマークが話題
(Jタウンネット - 03月15日 17:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=5539803
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