クイーン(−2 +アダム・ランバート)以来、2年半ぶりの武道館。
今年の9月から大規模改装のために1年以上(東京オリンピックの最中でさえ)閉めてしまうので、行くなら今しかない。
『らくごカフェ10周年記念 平成最後の武道館落語公演』(日本武道館)★5.
神保町に勤めていた時は、ボンディカレーや古本屋や芳賀書店に通い詰めた古書センター。
10年前から5階で開いていた「落語カフェ」は、ほとんど知らずに未踏の地。
チケットぴあさんのメルマガで、談春、志の輔、さらには一之輔という当代噺家ベスト3が総出演との情報を得て、らくごカフェの何たるかを知らぬまま発売日即ゲット。
1日限りの公演は、発売15分で完売したとされるプラチナチケット化。
出演者欄に載っていた「さだまさし」は、落語サイドのおいらにとっては、あくまでも刺身たちのツマ。
「らくごカフェ」を主宰した青木さんという方の高校の先輩がさだまさし、という答えのようだ。
とはいえ、高校時代のおいらがギターを持つ時は、多くの場合、さだまさしだった。
いつものように、さだまさしマイベスト5(一部、グレープ)

主人公

つゆのあとさき

パンプキンパイとシナモンティー

朝刊

雨やどり
ほぼ全曲が高校生当時の想い出ソングだし、パンプキンパイの喫茶店には珈琲館のノートがシンクロする。
限られた時代だけ好きだったから、説教じみたさだまさしからは離れていった。
せっかくの名曲をほとんど遮り、トークばかりのライブを経験してからは観ることもなくなった。
前説:さだまさし+青木伸広(主催者)
第一部はらくごカフェに出演中、或いはOBたちの文化祭。
噺家紹介みたいな時間で、ほぼ記憶には残らない。
【雑多】
小展「油売り(口上)」/一蔵「戸田競艇12レース」/文吾「借金巷談」/小さび「みそ豆(紙芝居)」/天どん「スワローズファン」/正太郎「(似顔絵)」
【落語舞踊】
文菊「茄子と南瓜」/市弥「深川」/馬玉「かっぽれ」/志ん陽「パンダかっぽれ」
【おまけ】
文蔵「通りかかり」…九段通りを通りかかっていたところ、仲間から拉致されて出演。
【歌謡ショー】
たけ平:MC
小せん:g
わん丈「秋桜」
こみち「いばらの日」
小せんのギターテクニックが超弩級。どんな高座をするのかは知らないが、彼のアコギはまた聴いてみたい。
第1部の締めは、出し惜しみなく一之輔、20分。
一之輔「堀之内」★6.
隣に座っていた身体全体がタバコ臭い腐熟女おばさんとともに、あるフレーズがツボにはまり笑い転げていた。一之輔にハズレなし。
隣の腐熟女おばさんと彼氏は途中で退席していったが、今思うと4時間半に亘り、隣席の身体全体から漂うタバコ臭攻撃にさらされていた。
かくいう自分だって加齢臭真っ只中。
人のふり見て我がふり直せ。そんな格言を脳裏に刻みながら、タバコ臭に耐えていた。
タバコ吸う人は、この世から煙になってしまえばいいのに。
龍玉「第1部 〆のことば」
第2部【さだまさしリサイタル】
アコギ1本での1人舞台。
・案山子
・雨やどり
・秋桜
とてもとても残念なのは、折角の名曲の数々を途中で曲を止め、くだらないトークを間に挟むというステージ。
さだまさしマニアは、このトークに酔いしれているようだが、おいらにとってのさだまさしはあくまでもフォークソング名曲を聴き惚れたい。
さだまさしはトークも彼の一部なんだと言われても、曲を途中で途切るやり方は、タバコ臭の女性より(もちろん、男性しかり)センスのない趣向である。
・償い
・関白失脚
説教ソングの代表曲『償い』については、さすがにフルコーラス真面目に歌っていたが、さだまさしトークなしライブがあれば、絶対に行きたくなるほどこの5曲は好きな選曲だ。それだけに、彼の長くてつまら●いトークが無駄な時間だった。もったいない。
第3部【落語+さだまさし】
大看板が45分の大ネタを仕上げて、その噺に応じたアンサーソングをさだまさしがアコギ1本で歌い上げる。
談春「紺屋高尾」★6.
名人!テレビに頻繁に出演し、ひきこもりの仮装常識人たちとクソのような戦いを演じている志らくを、かなりの大差でリードした談春。いよいよ、あとは志の輔の背中のみ。
アンサーソング 『いのちの理由』★5.
志の輔「新・八五郎出世」★5.
八五郎出世の志の輔解釈版。三太夫とのやりとりにパワーを欠いていたが、さすが志の輔、見せて聴かせる。オチは武道館にやってきたさだまさしファン向けに分かりやすくダジャレ落ち。
アンサーソング『親父の一番長い日』★6.
志の輔を聴きながら、アンサーソングはまさかこれではないだろうな、と疑心暗鬼に予想した。
すでに予定時間よりも1時間押しで、近くに座っている高齢者たちから「お腹が空いた」「もう帰りたい」などとつぶやきが漏れてくる。
シングルA面ではカバー出来ずに、12インチ版という中途半端なサイズで発売された12分にも及ぶ叙事詩。
発売初日に買ったのだから、よく覚えている。
これをすでに5時間が経過しているステージに持ってくるさだまさしの圧倒的自信。
昨年、初めて花嫁の父となったあの日を思い出しながら聴いていたら、あの日は泣かなかったくせに、ほんの少し鳥肌を立てながら目を潤ませた。
第3部は、ことごとく★満点の大乱発。
無駄ではない5時間のロングステージに感謝と感激。
らくごカフェ、カレーついでに行ってみようかな。
■新婚さんに聞きました「30年後、どんな夫婦でいたいですか?」
(TOKYO FM + - 02月24日 14:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5511598
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