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2019年02月18日20:12

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《アート》白磁とヴァンジ(静岡長泉2)

(承前)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970424438&owner_id=8666179
クレマチスの丘にはビュフェ美術館のほか、井上靖文学館・IZU PHOTO MUSEUM、そしてヴァンジ美術館と4館のミュージアムが徒歩で移動できる距離に集まっている。
ちなみに、その丘の奥手には『駿河平』という”静岡の麓々山荘”と称される高級住宅街。
さらにそのまた奥手には、創業者・岡野一族が挙って暮らす5万坪の超絶な豪邸が隠れている。
控えめに見ても川崎オスカー邸の10倍。かぼちゃの馬車に住んでいる人たちには教えたくない真実である。

さて、”川崎の加瀬山荘”と称される一般住宅に住むおいらは、並外れた幸運の持ち主であることが一部界隈で有名で、別名”川崎のDr.コパ”と称されているらしい。
それを証明するかのような出来事があった。
ビュフェ美術館を出て、駐車場においてある黒マーチの乗って1分もせずに次なる目的地《ヴァンジ彫刻庭園美術館》★5.にたどり着く。
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独りぼっちのおいらを迎えてくれたのは、草間彌生の毒々しい華チューリップ
目黒庭園美術館へ出掛けた時に、ふと再訪してみたくなった場所。長泉(ながいずみ)町にやってきたトリガーは、ほんのそれだけのこと。
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チケット売り場で堂々と「2館共通チケット」(1,800円)を見せて、エントランスを過ぎると7年前に観た風景が蘇えってきた。
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ジュリアーノ・ヴァンジ。
イタリアの具象彫刻家で、現代アートファンならすぐに親しみを持つことのできるほど、気持ち悪い作品ばかり造っている。
ヴァンジもスルガ銀行の三代目に気に入られ、無尽蔵の支援を受けていたようだ。
そのお陰で、世界で唯一のヴァンジ専門美術館へパスポートもなく気軽に来ることができるのだからありがたい。
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一時期、おいらのガラケー待ち受けにも選ばれた壁超え男。メキシコ人に捧げたい。

で、幸運の瞬間がやってくる。
前庭の作品鑑賞を終えて、本館屋内作品から広大な中庭の屋外展示へ抜けるのが鑑賞ルート。
ふと腕時計を見ると14時14分。
本館の自動ドアが開くと、そこには訪館を待ち受けていたかのように、8つの視線がおいらの胸元にロックオンされていた。
まずは、案内係の方が「ちょうどギャラリートークが始まります。いかがですか?」と、誘いかけてくる。
聞くと、毎週土曜日14時15分の1回限り、当館のキュレーターが企画展の案内をしてくるそうだ。所要時間30分。
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企画展は陶器もので『黒田泰蔵・白磁』と、それほど興味の湧くセクションではないが、キュレーターの隣にはOLちゃん2人が、まるでおいらの参加を待ち受けているかのように佇んでいる。参加しないわけがない。(←参加する)
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中庭を借景にした冒頭の作品から心が動く。
キュレーターと我々3人の鑑賞者が、木下勝弘氏のデザインと相俟って、美しい白に輝く陶器を愛でていく。おいらとともに征く2人のOLちゃんも美しい。
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作者である黒田泰蔵は現役の陶芸家。
パリの高級和食料理店に勤めていた時に、人間国宝の益子焼陶芸家・島岡某にオペラ座のチケットについて尋ねられたそうだ。応対に当たっていた黒田氏は、「代理店に頼むと高いので私が買ってきます」と告げて、島岡某を喜ばせた。結局、現地語が乏しかったため、黒田氏を伴ってのオペラ鑑賞。
キュレーターからそんな逸話を聞きながら、”なんだ、俺でもできるじゃん”と思っていたのは当然のことである。
オペラ座の一件が切っ掛けで、もともと陶芸に興味があった黒田氏はカナダへ修業することができて、陶芸家・黒田泰蔵が誕生した。
35点の作品のうち、10点程度に解説とウンチクを語り、予定通りの30分が過ぎていく。
展示されていたある作品に「これは2015年の森アートに展示されていた器ですよ指でOK」とキュレーターが語ると、おいらとOLちゃん、ほぼ同時に「あっ、行きました指でOK」と、ハッピーアイスクリームワイングラス
これは、何かの予兆に違いない。
ギャラリートークが終わり、4人で名残りトーク。
その中で彼女から「青山にあるレストラン・パロルでは、黒田さんの焼いた器で食べることができますよコーヒー」と、教えてくれた。
おいらを誘っているのだろうか。素直になりなよ、OLちゃんAハート達(複数ハート)
お店を教えてくれたお返しに「表参道の金田中は杉本博司…」と話し始めたら、「では、ごきげんよう」ときびすを返された。嗚呼、薄情。
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こぼれ落ちた涙を拭きながら、たくさんのヴァンジの作品に陶酔する。
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中庭もヴァンジ、ヴァンジ、万事がヴァンジ。
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ヴァンジ彫刻庭園美術館の滞在時間は、ギャラリートークを含めて90分。
満足できる拝観だった。

EXITへ向かうと直ぐにEntranceが見えてくる。
庭園美術館に隣接する『IZU PHOTO MUSEUM』カメラ
知る人ぞ知る杉本博司建築。
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正門からその雰囲気を感じさせる。
この日は地元飲み会が夜に控えていたが、渋滞がなければ2時間で帰路に着ける距離。
もう一回りできそうだ。
さて、草に覆われた杉本作品の緑門をくぐると、そこには「リニューアル工事・閉園中」の置き看板。
なんと幸運なことだ。
お陰でまたいつか、この地にくることができる。
しかも、新しい装いのPHOTO MUSEUMが誕生したのちに。
工事途中で「スルガ銀行、創業者一族関連会社への支援打ち切り、回収へ」のニュースが流れませんように。

土曜日16時台。
東名高速の渋滞も大したことはなく、飲み会の時間には余裕ある帰宅ができた。
地元小・中学の同級生が集まって19時から27時まで8時間、カラオケ付き。
まことに元気なおいらたちであるビール



■海底ハウス、水深18メートルで発見 生活実験で使用
(朝日新聞デジタル - 02月18日 08:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5502471
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