高橋留美子先生、おめでとう。
ちなみに『うる星やつら』よりも『めぞん一刻』派。諸星あたるの女癖の悪さはあれだね。
ただいま、パリでは安倍総理・マクロン大統領肝いりの《ジャポニスム2018:響きあう魂》という日本応援プロジェクトを開催している。昨年の7月から始まっていて、今年の2月まで。
パリ市内を歩いても、そんなものが開催されている話題を聞いたことはないし、観光地で東洋人を見掛けても自撮りの中国人ばかりだし、本当に日仏連携フェアをやっているのかよ状態。
ようやく、奈良の興福寺から国宝級の木像持ってきて、今日から東洋系の美術館で特別公開と駅の広告で宣伝中。
高橋留美子先生の大賞受賞は、景気付けの忖度なのかといぶかしがってみたものの、開催地のアングレームなんてのはパリからクルマで5時間。そもそも、放送中のニュースでもアングレーム漫画大賞を日本人が受賞したなんて1秒も伝えていない。
こちらではルノーのツルッパゲが「私がゴーン服役囚の代わりにCEOをやります

」なんて語っているニュースが目立つ程度。
もう日産というよりは、仏さんになっているね。
シャルル・ドゴール空港。予定よりも20分早く到着したJAL045便。
入国検査はぐーたらフランシーヌの場合は行列ができていても、ほかのブースを開けずにのんびりのんびりやられるが、そのお陰でターンテーブルでは待つことなくトランクをピックアップ。
投宿地付近のバス停に到着するのがわかったので、地下鉄よりもリムジンバス利用で、こちらも予測通り60分でホテル着。
いつもなら、入国当日はゆっくりとするのだが、ちょうどナイトミュージアム実施日に当たり人生初のルーブルへ。
日本にいるうちにルーブルの前評判をヒアリング。
パリに詳しい友人たちおよそ7人に聞いた結果は、「どれだけ込んでても行くべきだ」「小さいモナリザだけ観れば十分」「モナリザの前は自撮り棒だらけ」「印象派がないのでスルーでいい」「ガラスピラミッドの行列見ただけでイヤになる」「混雑の嫌いなオスカーさんは、行く必要はない」「クソ込んでいる記憶しか残っていない」…と、ポジティブ意見は7人中1人。それでさえ、込むから事前にチケット買っておくようにと、注釈付き。
ちなみに、この方は年上の税理士先生で、かなりブラッキーな事務所勤めをしているが、年に1度、長期休暇を取って世界各国へと旅行へ出掛けるアクティブな女史。
たまに短い休みがあると、おいらに「どこかいい場所ない?「どこかお薦めの美術展ない?」と聞いて、そのスポットへ必ず出掛けてくれる方でもある。
特に豊島美術館+地中美術館のセットは「オスカーさんのお陰」と、一生ものの感謝をされている。
さて、ルーブル。
まずはルーブル到着前にパリ市内美術館のほとんどがフリーパスとなるミュージアムパスポートをゲット。4日連続利用できて€62
これがあれば、チケット売り場の行列には並ばないですぐに入場可能となる。
18時のルーブル。恐れていたピラミッド周りの行列も、或いは入場ゲートの混雑も一切なし。若干、拍子抜け。
早速、ミロのビーナスさんはじめ、寒いのに素っ裸で頑張っている彫刻党に頭を下げ、いきなりのメインプログラム『モナ・リザ』への展示室へ向かう。
おや、こちらも思っていたような大混雑はなく、せいぜい2列ほどの写メ取り隊が居る程度。もちろん、自撮り棒中国人が出没していたが、すぐさま監視人に注意をされて排除、全世界(除く中国人)の人々から監視人に敬意を表す。
あと2枚のダヴィンチには1人も観客が居なかった。
モナ・リザのどこかそんなに魅力なのか。初来日の時には上野・国立博物館に5時間も並んだニュースも流れたそうだが、おいらは若いので知らんもんね。
印象派は一枚もないものと諦めていたら、モネさん3枚、ルノワールさん2枚発見。
そういえば

と、仕事もせずに女子監視人とだべってばかりのアンソニー豚さんに聞いてみた。

「フェルメールはどこに展示されているの?」

「Close now!」
そうだった。ルーブルのフェルメールも、上野の森でクソ展示だった。
上野の森フジテレビクソ展示で思い出したが、ツタンカーメンも酷かった。
今秋はゴッホ展の企画をしているようだが、その前にフジテレビが潰れてしまいますように。
で、調べてみたらルーブルのフェルメールはフジテレビには貸していなかった。
展示室が改修中で非公開期間中。アンソニー豚の言っていることが事実だった。
こちらはルーブルのピカピカな棺桶。立派なものだ。
さて、ルーブル滞館2時間30分。いよいよ出口へ向かう時間がやってきた。
1階のロビーホールに出ると数人が天井を見上げてカメラを向けている。
よりによって全員が口をぽかんと阿保づらだ。
おいらも同様に、口を開けて天井を見上げてみた。
こちらにもピカピカした金色の玉座が、透明なガラスの天井に映えている。
名和和晃。
おいらの記憶が確かなら『禅と庭のミュージアム』(福山市)に建てられた《洸庭》をプロデュースした現代アート作家だね。
本来なら1月14日でこの金色玉座は撤去されていたのだが、マクロンさんがおいらの渡仏を待ってから片づけよう、と忖度していただいたお陰でナマ鑑賞。名和さん、凄い
ルーブルに日本人在り。(←含む、おいら)

高橋留美子がアングレーム国際漫画祭の最優秀賞を受賞、日本人では2人目
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=5469585
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