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2018年11月28日22:38

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《演劇》日本の伝統刑・死刑なのだ

ワンツーワークス。
今年3月にこの劇団に出逢ってから、勝手パトロンを買って出て7月に続き3作目の観劇。パトロンの割には前2作は招待券を手に入れてのロハ鑑賞だったが、今回は(4割引であるけど)堂々とした有料入場者。
どんなもんだいボケーっとした顔

初めて訪れた中野ポケットは、中野駅から徒歩8分。道行に食べようと思っていた夕飯処も見当たらず、洒落たパブやバルとか、おいらには縁のないメニューばかりで、結局、腹の足しをセブンイレブンの旨辛チーズタッカルビまんで満たすことにした。
旨辛というよりは、汗を掻くほどのハイカラで、これまでチーズタッカルビに接したことのないおいらは、今夜もまたニセチーズタッカルビで誤魔化された。
誰か、おいらにチーズタッカルビを食べさせてくださいね。

Y字路を左に進むと見えてきた観客の人溜まり。
意外と行列ができているじゃんか(川崎弁)と思うも束の間、ここ中野ポケットはほんのちょっとしたシアタービレッジで、一角に4つのミニプレイハウスが作られている。
それぞれのシアターで、アングラな舞台や落語、そして演劇。
小さな小さなブロードウェイがここにある。
ちなみに中野ブロードウェイは線路の反対側、北口の先にあり、そこには劇場はおろか、今や映画館の一つもない。

フォト
『善悪の彼岸』(ワンツーワークス/中野 ザ・ポケット)★4.5
19時オンタイムのオープン。
おいらの前には、座高だけが高く育った大倉孝二みたいなやつが座っている。
映画館だったら、後ろから鼻くそを脳天に落としているが、舞台も高く気にする程でもない。
満席に近い数席の空きを残しての舞台が始まった。
相変わらずシリアスで骨太のテーマを、演技上手な役者たちがスマートに演じている。
場面転換のストップモーションもお馴染みのスタイル。
とにかく、この劇団はテーマと演出がいい。

死刑制度。
先進国では日本、中国、そしてアメリカのいくつかの州にしか認められておらず、人権とやらを食い物にしている連中に語らせば、人権無視の野蛮な制度と鼻の穴を広げながら死刑反対を訴えてのたうちまわる。
本作の肝は死刑執行する刑務官の意識に踏み込んで「善悪の彼岸」を問うていく。
久しぶりに真っ当な政治を見せてくれている山下法相。
彼は、果たして鳩山邦夫の記録を抜くほどの死刑囚減員対策を取れるだろうか。
移民法案なんてのはどうでもいいので、どんどん命令書にハンコついて仕事をするがいい。

客席後方から高いびきが聞こえてくる眠い(睡眠)
静寂のシーンにも、迷惑省みないいびきの音。
どうして隣近所が、いびきの主に注意を与えないのか、暗い客席の出来事ゆえその理由はわからない。
携帯対策はしっかりとされていたのに、スタッフの動きもなくいびきオヤジの放置プレイ。弱小劇団ならではの弱点を見た。

死刑囚と刑務官の心の通い、或いは、通っている振りをして、何が真実なのか哲学のような展開からラストはシュールな結末で幕を閉じた。

ワンツーワークス。
次回作も楽しみにDMの到着を待つことにした。
社会派劇団、もっとメジャーになあれ。



TV8割以上の人はテレビを「ほぼ毎日」視聴 “テレビ離れ”は本当なのか
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