mixiユーザー(id:8666179)

2018年11月10日10:08

926 view

《映画》初めての夢精映画、否、無声映画

夢の中で映画を観ていたら、朝、起きた時にパンツが汚れていた中学時代。
これを夢精映画という。
フォト
日本映画界の名作『幕末太陽傳』 DVD 発売を記念したイベント“お江戸@ハート”。
ステキな企画に招待された。

特筆は MC を務めた無声映画活弁士・坂本頼光(らいこう)。
フォト
彼の映画に関する知識は、有村崑の10倍あるし、淀川長治の5割にも満たない。
第一部『幕末太陽傳』ダイジェスト15分。
この上映を踏まえて、坂本頼光と春風亭一之輔のティーチイン。
ティーチインでは、一之輔にも勝るとも劣らない話術巧みに映画の蘊蓄を語りつくす。
活弁士たるものをナマで観るのは初めてだし、無声映画を本格的に観るのも初めて。夢精映画は40数年前に観ているようだが記憶にない。
坂本頼光の存在をおいらの脳裏に組み込んで、ソロイベントがあるなら追いかけて観たくなったオスカーレベル合格点(当社調べ)の一人。

第二部は無声映画『弥次喜多シリーズ』の上映。
わずか 12 分であっても、その珍品さと映像と一体化した弁士のストーリーテラーはかくも高評価。その内容は映画レビューにて。

第三部、つまり終章は春風亭一之輔『付け馬』★5.
立川三羽烏(志の輔、談春、志らく)を凌駕しつつある人寄せパンダ的若手噺家40歳。
おそらく、今後の落語会を背負って立つと、おいらが断言するのだから間違いあるまい。
初めて彼の噺を聴いたときは、砕けすぎていやな心持ちが残ったが、今回は洗練された古典をしっかりと話し切って、嗚呼、感動。もはや満点。
それにしても『幕末太陽傳』に対する映画ファンの愛情は、深くて熱い衝撃

カチンコ映画レヴュー
フォト
119 『弥次喜多 尊王の巻( 12/111 )』★5.
ちなみに( 12/111 )は、公開時本編 111 分あった作品が、フィルムの劣化、損傷などにより、現存 12 分しか残されていない貴重品であるということ。
弥次喜多はほかに『韋駄天の巻( 0/111 )』『鳥羽伏見の巻 (23/111) 』と、全部で3シリーズあるが、フィルム現存は尊王の 12 分と、鳥羽伏見の 23 分のみ。韋駄天は消失につき、将来にわたって見られることがない。

この 12 分のグダグダなフィルムに、スクリーンの脇に立つ活弁士がセリフを付ける。トーキー映画の誕生とともに、その存在が薄れて消えていった活弁士が、平成の今もなお活躍しているとは。
10分の1に削られた本編なのに、活弁士のトークが残りの10分の9を補完する。
ティーチインでも語られていた弥次喜多主演・大河内伝次郎の超絶豪遊生活。
京都嵐山の庭園、行きたいリストに追加しておこう。

フォト
121 『あいあい傘』★ 4.5
おいら御贔屓噺家の談春主演。
御贔屓って言ったって、餞別や祝儀を弾んだことが一切ない勝手御贔屓筋である。
“生き別れ”の娘を演じる女優さんの名前を忘れたが −確か倉科かな?− 、彼女のキレッキレの演技に嫌悪感すら感じたのに、ラストが迫るにつれてその心情が理解できたり、不覚にも涙が流れたり。
市原隼人と、時をかけていた元少女の存在が、この作品の肝。長い名前のハーフさんのクソセリフ具合がステキハート達(複数ハート)
もう一度観たいとは思わないが、良い映画だったと素直な感動。
乞食だらけのクソ政治家の下で働いている秘書たちには、こんな哀れな人々がいるんだろうな。という蛇足的感想も加えて。

フォト
120 『デス・ウィッシュ』 ★2 .
ダイハードおじさんが、外科医のくせに復讐鬼と化すのだが、展開があれすぎてつまらん。
ただ、舞台がシカゴゆえ、★1つ加点。

数年前、独りぼっちのシカゴ旅行を敢行したが、この映画を観ていたら怖くて行けなかったかもしれない。
そういえば、独り寝のビジネスホテル。ガラスを閉めていても街中に走るパトカーの音がひっきりなし。よくぞ、撃たれなかったものだ。

ダイハードおじさん一家が喰っていたシカゴピザで再び思い出す。
一人で入ったシカゴピザカフェで、オーダーしたピザは1つでもはや 3 人前。
食べきれるわけもなく「 doggy bag please!犬 」と竹内先生から教えてもらった英語を語り、お持ち帰りのボックスに、残った 4 分の3程度のシカゴピザを仕舞ってチェックアウト。
店を出てぶらりと街を歩いていたら、やつれた男性が1人コーナーに佇んでいる。
段ボールに「リーマンショックで失業中げっそり ダイム( 10 セント≒ 11 円)でも入れてくれ !! 」(オスカー訳)なんてことが書かれているボードを立って物乞いする中年男性。 そういえば、当時のシカゴの街にはこのような人々が目立っていた。

蟹座「今、食べてきたピザです。残り物ですけど、あたたたたたかいのですぐに食べられますよ」と、たどたどしいブロークンイングリッシュで彼にピザの入ったドギーバッグを手渡した。
眼を真ん丸にして受け取った彼は、中身を確認すると目に涙を浮かべて「サンキュー、マイフレンドぴかぴか(新しい)」ととの言葉とともにハグを求めてきた。
原則としてハグをするのは女性のみにつき、握手を交わしてシカゴのコーナーを立ち去った。

彼がシカゴピザの美味しさを改めて噛みしめて、ステキな再就職が果たせていますように。
すでに8年が経つ。
彼の名前もなにも知らないけど、シカゴ一美味しいと言われるピザレストランのオーナーから、
ブタ「 8 年前、日本人からもらったピザの美味しさが忘れられず、それから懸命に努力してここまで上り詰めた。」
そんなインタヴューが、CNNを通じて流れてこないものだろうか。(←流れてこない)



カラオケ“平成最後”の『紅白』総合司会は内村光良 紅組は広瀬すず、白組は櫻井翔
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5368963
13 14

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記

もっと見る