
「一つの大きな仕事を成し終えたときはリスを探して逢うが良い。きっと、彼のつぶらな瞳が貴方の疲れを癒してくれるだろう

」
かつてリンカーンがこう言ったとか、言わなかったとか。(←たぶん言っていない)
東京都の盲腸と称される町田市に、時代に埋もれたようなヒーリングスポットがあるという。
エンドなき三次会へ繰り出す同期生に別れを告げ、日付けの変わらない程度に帰宅したものの、なぜだか脳内興奮冷めやらず、日常の半分程度の睡眠時間をこなして訪れた翌朝。
リンカーンの箴言が耳にこだまする。リスに逢う日は今日、この日をおいて他にない。
行ってきた
まずは、町田市往訪の礼儀。地元鎮守『菅原神社』に参拝し、同窓会大一番の盛会に感謝の拝礼。
境内には見事に着飾った7歳や5歳や3歳のガキども、否、坊ちゃん、お嬢ちゃんが家族とともに集まって、手に手にクソ不味そうな千歳あめをぶらさげている。
通りで駐車場が混雑していたものだ。
「七五三」に祝う人々の案内に忙しい社務所の宮司さんに、時間を縫っていただいた御朱印。
とても快く引き受けていただき、気持ちよく拝受。
御朱印帳7冊目の棹尾を、華麗な揮毫で締めていただいた。
通り雨がやってきた。
目的のリス園は野外であろうから、ひとまず近くの美術館へと雨宿り。
どうせ、おいらがリス園に行くころには止んでいるに違いない。そもそも傘など持っていない。
『西山美術館』
人生2度目の”ロダンとユトリロの美術館・西山”
ダスキン代理店の成功で財を成した西山某の金満的個人美術館。
屋外に時価数千万円(西山調べ)のパワーストーンが並べられ、1階には伊豆や軽井沢によくあるような装飾用の石が売られている。
鈴木その子が降りてきそうな螺旋階段を上がっていくと、2階、3階展示室へと招かれる。
ロダンの首なし銅像や、パワーストーンの数々。アメジストしか知らない。
4階に上がりチケット売り場でいただいたコインを自動改札に入れると、ゲートが開いていよいよユトリロ三昧。
日曜日の昼時であろうと、こんな、否、この美術館の鑑賞客は片手に余る。
十数枚ものユトリロ作品が、ゆっとりとした心持ちで鑑賞できる事は言うまでもない。
4階からコートヤードを見下ろすと、すでに雨は止んでいる。
さて、おいらの腹も空いてきた。リスのお腹も空いてきたころだろう。
いざ、町田リス園へ
内緒だがリス好きである。
グランドキャニオンに行ったとき、地面に寝そべって渓谷下流を眺めていたら、サササっとおいらの脇をすり抜けて断崖絶壁を駆け下りていったアメリカリス。
シカゴのオークパークでは、フランク・ロイド=ライト建築が立ち並ぶ前庭の芝生に、栗毛色のリスたちが戯れていた。
たかがリス、されどリス。異国の地で出会った彼たちの姿を忘れない。
入園すると、シマリスやアメリカリスがケージの中でえさをついばんでいる。
ほかにもウサギとか、団子になった団子虫みたいな小動物。(←名前忘れた

)
小動物を一巡すると、いよいよ放し飼いのリス山へとゲートが開かれる。
100円で一袋のひまわりのタネを買って、右手に軍手、左手に鍋つかみ。
リスちゃんにかまれるマヌケがいるので、両手武装でえさやりをしなければならないのだ。
鍋つかみの上にタネを置いて待っていると、やってくる数匹のリスたち。
1つぶ1つぶ、巧みにタネを掴み、両手で支えてマメを頬張った。
童心に還るひと時。
つぶらな真っ黒な瞳に寝不足の身体も疲れを忘れ、心が和んでいく。
小さな小さなリスたちに、パワーストーン以上のエネルギーをもらうことができた。

「I’ve been squirreling away money for the future.」A. Lincoln(←言ってない)
■豆柴が「ソフトバンク犬」に変身 日本一祝う 福岡
(朝日新聞デジタル - 11月04日 16:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5361576
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