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2018年11月04日20:46

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勝手幹事、7ならべ(同窓会譚)

高校の同期会。
卒業してから20年目、2002年「ダブルディケイド(二度目の成人式)」、中途半端な2007年「44歳の夏、再会」、2015年「高校の新校舎完成披露と高校3年当時の体育祭ビデオ鑑賞会」。そして、2018年「55歳の人々」。
回数にすると4度目の同窓会。

趣味のひとつでもあるものだから、いつものように勝手幹事を引き受けて神奈川県教育界の重鎮であり、著名な剣士(自称)である同級生と手を組んで、正式に参加者告知を行ったのが9月を15日ほど過ぎた中秋の名月の時期。
3年前の同窓会では「今度はしっかりとクラス別幹事を決めて、ちゃんと人集めしようね」なんて言っていたのに、結局はこの体たらく。

メールやLINEという便利な道具を駆使して戦略的に拡散するおいらと、地道に電話連絡で告知を行う剣士。
彼のお陰で恩師3人との連絡がつき、会に重厚さを与えてくれた。
400名の同期生のうち、拡散を含めて連絡がついたのは半数にも満たない150人そこそこで、告知当初には参加を見込んでいた仲間からの「欠席」が次々と届く。
会場であるホテルの事前打ち合わせでは予約「120人〜70人」という想定。
10月に入ってすぐ、ホテルにキャンセルした場合のコストや、「30人」で開催した場合の会場変更を相談し、万が一の沢田研二シンドロームに備えておいた。

その後、続々とLINEやメールでの「参加」連絡が届き、開催前々日の飛び込み連絡を含めて仮装最低ラインの70名をクリア。
高校同期会のみならず、何度となくお世話になっているホテルにも面目躍如。
無事に4回目の同窓会が開催された。

前日、或いは当日の土壇場キャンセル(通称:ドタキャン)が3名入るが、それぞれの事情もあるのだろう。赤字運営にならない設定をしているが、来賓からのご祝儀カツアゲに成功し、どうにか黒字での収支決算となったのでホッとした。
金銭面では黒字にして当たり前、赤字になれば自腹もやむを得ずのリスクしかない勝手幹事の事情。
ちなみに自分が参加者側にあるときは、少なくともドタキャンでの迷惑は掛けないように生きている。

2018年11月3日。
受付に次々と懐かしい顔が現われて、手作りのしおりを手に会場へと入っていく。
進んで参加してくれる人たちだから、誰だって笑顔で開会を待っている。
17時35分、定時から5分押しの開会あいさつMCから、地元中学の校長先生となった同期生の乾杯ビール
しばらくの歓談時間、参加してくれた70名弱の同期生や恩師の騒がしい会話とあふれる笑顔。
恩師3人から、かなり長回しのあいさつをいただいた時には会場は一体化し、クラスごとにステージへ立ち一人一人の近況報告は、それを同期生たちが聴こうが、聴くまいが、マイクを握った人たちが満足してステージを下りてくれる。
多くの人たちのマイクから告げられる幹事への謝辞。
くすぐったいほどありがたい。

宴会は校歌斉唱、幹事雑感と一本締めという定型の次第で終宴を迎え、5年後の再会を約束した。
盛会裏という3文字は、この日のためにある。
二次会には一次会に参加できなかった2人の追加を含めて、総勢40名。
一次会からの参加率6割は、この世代では極めて高い居残り率。
まだまだ話し尽きない人たちばかりが、川崎の天空ビルで酔いどれたとっくり(おちょこ付き)

勝手幹事の反省と、ある思い。
メールで誘いを掛けた同級生からの欠席メールに心打たれ、反省を含めて考えてみた。
その同級生からの文章は、どう読んでもウソとしか思えない欠席の理由が書かれていて、その非を幹事に詫びていた。
同窓会の欠席理由は本来、不要であって「欠席」の2字だけでもいいはずだ。
参加者に伝えたいことがあればメッセージをくれれば伝達できる。
半ば(同級生だった)幹事の顔が見えているからと、参加したくない抗弁にウソを書かせることになってしまったという、勝手幹事のおせっかい。
心底申し訳ない、という思いが募っていた。

幹事雑感。
同窓会をトランプの「7ならべ」に例えてみた。
幹事である私はディーラー(札配り)。400人もいる同窓生の中には、このカードを受け取りたくない、つまり「7ならべ」に参加さえしたくない人が半数はいるだろう。
いろいろな事情があるし、過去を振り返りたくない人々だって少なくはない。
却って、迷惑でさえあると思われる。最大限に尊重しなければならないことである。

ディーラーがすべきことは柱となる「7」の種類をできるだけ多く見つけていくこと。
ハートがそれぞれのクラスで9種類あり、スペードがクラブ活動で20種類近くあり、ダイヤは出身中学、クラブは仕事からの結びつきとかで、いくつもの「7」を創り上げる。

大切なのは「6」や「8」の持ち主。つまり、それぞれのグループに影響力の強い人。
せっかく「6」や「8」を持っていても、ゲームに参加しなければ、横の動きは絶えて、仲間は増えることなく廃れていく。「6」が行かないのなら、俺も行かないと「5」のホルダーが参加をあきらめ、「8」が同窓会に興味もないから、連絡すらこない「J」のホルダーは、ゲームにも参加できないまま過ごしている。


クラスのリーダーや求心力ある人たち、つまり「6」や「8」が「5」や「9」を誘い、さらに「4」「10」に声を掛け、最後は地方に行ってしまったり、音信不通となっている「A」や「K」まで拡散が駆け巡っていく。
理想は「7」を中心して、多くのカードが横列に集まり、「A」から「K」までの一列が完成する。
5年後の開催は、そんな「6」や「8」を探し出して、多くの人たちの協力を得ながらやっていこう。ちゃんとしないとね。

一次会もそうだったが、二次会でも笑顔の同窓生に溢れ、予定時間を大幅に超えて居酒屋をあとにした。
一体、何人の友達を固い握手を交わしたか。
口々に掛けられる「幹事さん、ありがとうハート達(複数ハート)」の言葉、言葉、言葉。
多くの人から感謝とねぎらいの言葉をいただき、とても嬉しく気持ちいい指でOK
これだから、幹事稼業はやめられない。



ハート達(複数ハート)「元カレとのその後の関係性はどうなった?」→ 約7割の女性が “なんらかのつながり” を持っていることが判明
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=5361647
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