(承前)あと200話続く札樽日記。
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白い恋人パークを出るころにはすでに陽が傾きはじめ、そろそろと闇が迫ってくる。
カフェでの休憩中に時計台の動物たちが行進をしていたから、16時はとっくに過ぎていた。
札幌観光の目当ては「頭大仏」「野外美術館」そして、もう一つ「モエレ沼公園」。
19時まで開園という情報を頼りにレンタカーは北北東に進路をとる
国道5号の渋滞を抜けるとモエレ沼への大きな入り口がヘッドライトの向こうに見えてきた。街灯も途切れ途切れに、対向車すら見当たらない。
すでに漆黒と化した駐車場にクルマを入れてみたが、1,000台は置けるであろう巨大駐車場に仲間は数台のみ。
政治に例えるなら、まるで、日本の野党たちのように開店休業状態である。
シンボルタワーであるピラミッドが微かな呼吸をするように、青く、そしてオレンジにクリスタルな輝きをみせている。
とりあえず19時までオープンという約束を守るためだけなのか、自動ドアは開き、エレベーターは昇り、イサムノグチの作品が1つだけ、噴水のオブジェを湧き出していた。

「18時30分から奥手の公園で噴水ショーがありますよ」
不安そうな観光客たちに問わず語りに案内を加えてくれた公園職員。
その行間には、「ほかにイベントらしきものは何もありませんよ」の申し訳なさそうなエクスキューズを感じることができた。
夫婦らしき観光客が先に立ち、噴水の周りに立つ。
オンタイムに、但し厳かにライトアップされた不思議な噴水ショーが始まった。
LEDがあればこそのカラフルな水の饗宴。ノーベル級の発明だ。
暗闇に聞こえる音は噴水のシャーシャーという流れだけ。
ヒーリングミュージックが聴きたくなる。そんな気持ちに同調する。
クォーターアワーのウォータータワー。
日本三大夜景には程遠い景観だけど、モエレ沼公園立ち上げのプロジェクトは感動ものであることを書き残しておく。
19時、駐車場。
腹が鳴る。そりゃそうだ。白い恋人パフェしか食っていない。
投宿地の小樽市に少しでも近づいて、知る人ぞ知る(←知らない人は知らない)カレー屋さんに足を踏み入れた。
店内の賑わいが心地よい。
札幌名物となった「スープカレー」。
中に入っているオ〇ラや、ゆで〇まごや、パプ〇カがあれなので、食べたことがない。
おいらにとってのスープカレーは新宿紀伊国屋モンスナックが唯一無二。
「北海道一のネパールカレー」と一部でささやかれる小樽ほしみ『レストランSTAR』
付近に食事をとる場所もないことも一つの理由ではあるけれど、わざわざこの僻地へ訪れてレストランの陽気なおねえちゃんと語り合うのも目的のひとつ。
オーダーはネパールカレーにスープカレーをちょこっとプラスした贅沢なファミリーセット。
ナンがでかくて、温かくて、しかも超絶に美味い
バターチキンのルウは、これまで食したナンカレー屋さんのベストワンクラス。
なんなら、もう一度、行ってみたい。
結局、カレーの旨さだけでまた1日日記を費やしてしまいましたとさ。の巻。
(あと199回、つづく)

北九州市 新三大夜景に初認定
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