(承前)札樽続き。
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北海道神社の六花亭で少しだけティーブレイクのあと、ふと懐かしいスポットを訪ねたくなった。
平成の始まりごろから21世紀の始まりごろまで、バブルの残り香は「社員旅行」や「スキー教室」なんていう名目で北海道への旅を促していた。
エリートクラブ(自称)のグループも、年に1度の北海道を欠かさずに、A班はゴルフ場へ、B班は観光へと別れてそれぞれが北の春を楽しんでいた。
真駒内競技場の外周を目の当たりにすると、それなら大倉山シャンツェまで行ってしまえ。と、ナビを探る。
先日、訪れた宮ヶ瀬ダムのケーブルカーと同じ斜度、35度の頂点に立つ。
下界を俯瞰する展望台から覗くと、まさにオレは直角。
どこかのスキー場で、間違えてモーグルコースに出てしまい、無謀にもそのコースを滑り落ちた経験があるけど、この斜度が37度。おっ、ジャンパーになれるかも
宮の森から宮の沢への経路を探り、次を目指すは『白い恋人パーク』。女子かっ。
これも地震の影響なのだろうか、そういえば、札幌の観光地には観光客が溢れていない。
スムーズに入ることのできた駐車場からロビーへと向かう。
初めて訪れたはずなのに、このデジャヴュ感はなんだろう。
白い恋人工場がリニューアル中とのことで、工場見学はなされなかったが、子供たちを対象にしたお菓子教室が華やかに開催されていた。
ABCクッキングのようなオープンラボで、オリジナルの白い恋人を作ろうという有料ワークショップ。
ますます高まるデジャヴュ感。
冷静になって考えてみた。
来た事あるじゃん

(神奈川弁)
記憶が正しければ、平成8年の新入生が「ヤングスキースクール」みたいなイベントで北海道へやってきたスキースクールの観光コース。
引率者となったおいらは、ぴっちぴちのOLちゃん30名を引き連れて、当時の『チョコレートファクトリー』で束の間のハーレムを愉しんだ。もとい、責任者としての責務を全うした。偉い。
四半世紀も前の記憶ゆえ、何かしらの誤謬はあるだろうが、当時は「白い恋人」よりも、雪だるまくんアイスがシンボルキャラ
表情豊かな雪だるまに、数種類のフレーバーアイスが入っている。
小さなこのアイスを6つ買うと、大きな雪だるまパッケージに詰められて、この容器そのものがお土産であった。おいらの家のウッドデッキに幾つか並べてあった時期もある。
現在の『白い恋人パーク』は、まるでベルギーかドイツのようなお城と化しているが、当時の『チョコレートファクトリー』には、屋根の軒に百千もの雪だるまが並んでいた。
記憶が徐々に蘇ってきた。
石屋製菓のシンボルだったこの雪だるまくんアイス(仮称)は、その後、使ってはいけない防腐剤が含まれていたことがバレて製造中止。さらに畳みかけるように「白い恋人」の賞味期限改ざん事件やら、工場操業停止やらで、倒産まであと一歩の危機を迎えていた暗黒の時代もあった。
赤福も吉兆もそうであるように、良い味を持っている企業は、真面目にやれば復活できる。北海道か物産展でしか売らない「白い恋人」は、神奈川県か東京都でしか売らない「鳩サブレ―」よりもブランド力が強く、そのお陰で石屋製菓の新商品がちっとも世にでてこない。ちなみに、新商品名「美冬」。誰ひとり食べたことがないはずだ。
それにしても懐かしい。当時、mixi日記があれば、ブイブイなそのころ(当社調べ)を振り返られるのに。
当然のように白い恋人カフェで白い恋人パフェ。
これだから、北海道はやめられない
(まだまだまだまだ続く)
■10数年ぶりの恋愛、人の温もり…みんなの「おひさしぶり」エピソード
(TOKYO FM + - 10月08日 20:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5322716
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