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2018年09月25日21:46

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《映画》子役たちの神演技

新潮45休刊の記事を見て、突然思い出したのが中央公論事件。
20数年ほど前に神保町で仕事(自称)をしていた時に懇意にしていた出版社から聞いた話題。
その出版社名が「●●新社」という法人名だったから、ふと「前身の出版社はどちら?」と尋ねたのが切っ掛けだった。
「●●新社」は旧社が存在せず、オリジナルで新社を名乗っていたが、出版社には過去に倒産した本体を引き継いで「〇〇新社」としているところが複数ある。
その代表が「中央公論新社」と「河出書房新社」。
2社とも今ではそれなりのブランドを誇っているが、過去にはいろいろとあったようだ。
特に中央公論の事件、いわゆる「嶋中事件」は、言論弾圧に端を発する悲劇的な事件。
詳しく論じるには、自分自身には知識も感性も思想も、何ひとつ欠片もなく資格もない。
今回の新潮45事件とは全く色合いが違うが、ふと蘇った言論型出版社の歴史。

カチンコ映画レヴュー
フォト
108『パパはわるものチャンピオン』★5.
鑑賞の切っ掛けは10月から始まる朝ドラ『まんぷく』に脇役で出演の大谷亮平の存在。
二刀流の大谷かと思ったら、そうではない。役者だ。
ワイフさんからも明確な答えがなかったので、早速うぃき。
映画出演を読むと本作に出ているとの情報を得て、いざTOHO川崎カチンコ

レビュー評価が★4台と高かったこともチケットを買うトリガーになる。
とはいえ、折角たまっているTOHOのポイントで無料鑑賞し、ダメダメ映画だった時のリスクヘッジにしておこう。

館内に入って驚いた。
プロレスフリークなのだろうか、2人に1人の割合でクソデカいポップコンバケットを膝に置き、すべからくアホ面さらしてパクパクと食している。(←プロレスフリークがアホではなく、映画館でアホ面さらしてポップコーンを喰っている人がアホという意味。誤解しないこと。)
仕方ない、真のプロレスファンの集うここはアウェー。
そもそも、おいらときたら、アントニオ猪木かアニマル浜口かビル・ロビンソンでプロレス知識が止まっている。

真っ向直線的な予定調和なのに、不覚にも涙がポロリ泣き顔
ROCKYのテーマが脳裏に流れるのは、おいらだけではアルマーニ。否、あるまい。
主役のプロレスラーさんはもとより、子役・寺田心の神演技振りが超絶技巧。
便器にこびりついた、単なるうんこ男児ではないようだ。

それにしても、劇場内は自由奔放無法地帯。
本物のプロレスラーが何人もでてくるんだが、そのたびに指を差して「なんちゃらだ」とレスラーの名前を唱えるポップコーンバカ多数。
お陰で、おいらも2人ぐらい覚えたが、もう忘れたげっそり

フォト
107『キセキの葉書』★3.
《世界アルツハイマーデー》(9月23日)のつどいにお誘いを受け、喜んで参加。
行きつけのクリニックの院長がホストを務め、映画鑑賞会が始まる20分ほど前から認知症理解のためのDVD『認知症と初めて接するあなたへ』★5.を上映。
亡き父は重い認知症に至らない前に往生を果たしたが、元気に齢を重ねる母がいつそうなるかも知れないこと。
とても分かりやすい「認知症とのかかわり方」を学習することができて、それだけで足を運んだ価値を見出した。

映画は昨年マドリード映画祭で主演女優賞を得て評判となった鈴木紗理奈の主演作。
アルツハイマーというよりは鬱病克服へのリアルストーリー(専門家談)であり、ディテールが眉村卓がモデルの映画『僕と妻の1778話』のようでほんのりとデジャヴュ感。

ところで、本作も子役が凄い。
脳性マヒの娘役を演じている八日市屋天満ちゃんは、映画出演は本作1本のみのキャリアだが、難しい役作りだったろうに。
鈴木紗理奈ママ、最初からバギーで運んであげればいいのにさ。

フォト
102『きみの鳥はうたえる』★4.
タイトルの由来はビートルズの楽曲から。
しかし、おそらく著作権料が掛かるからなのであろう。本作に”And your bird can sing”が流れる余地はない。

原作は41歳で自死を遂げた佐藤泰志のデヴュー作。
映画化された佐藤作品の1番手『海炭市叙景』は、公開年度2010年マイベスト邦画2位。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1652933446&owner_id=8666179
以降『そこのみにて光輝く』、『オーバー・フェンス』と映画化が続き、本作が4作品目。
東野圭吾や池井戸潤ならば、今なお現役で秀作を次々と書き上げているが、佐藤泰志は二度と作品は増やせない。映画化できる作品は徐々に底をついている。

というわけで、函館三部作の質の良さとは1ランクダウンの評価だが、キャストは素晴らしい。僕 - 柄本佑、佐知子 - 石橋静河、静雄 - 染谷将太の2B1G手(チョキ)
特に石橋凌の娘は、カラオケの巧みさも加わって最高評価。惜しくも『you may dream』は見逃した。
律と別れて即再婚の罰は、本作の好演に免じて不問に付す。



本『新潮45』休刊 会社として「深い反省の思いを込め」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5303981
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