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2018年06月23日22:32

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《2018甲信3》藤森、茅野、再会

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6月22日、用務先の朝霧高原から精進湖・精進みち。
峠の上り下りをクリアして、中央高速・甲府南ICから目的地・諏訪ICまでわずか66��車(セダン)
愛車黒マーチが時速132�劼覗�れるなら、30分で到着するほど楽な距離。
途中、八ヶ岳SAでお約束の信玄餅ソフトを食らって、その甘さに辟易して二度と喰わないことを誓いながら、旅は道ずれ余は鼻毛。BGMに長渕剛を流しながら、はれのひの八ヶ岳を前方にアクセルを踏む。

まずは、今回のミニトリップ最大の目的地、茅野市神長官守矢資料館。
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読み方は「ちのし・じんちょうかんもりやしりょうかん」。
諏訪神社の神官を深く調べる目的でやってきた。
否、そんなはずはない。

おいらの大好きな建築家のひとり、藤森照信先生。
昨年、多治見のタイルミュージアムにひとめぼれをしてから、我がストーカー行為は全国の藤森作品行脚へと憑かれたように東奔西走する。
滋賀、浜松、国分寺。
そして、いよいよ本陣へやってきた。
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1991年、藤森建築のデヴュー作として、1億3600万円の茅野市予算を投じて作られた資料館。
当然、市から委託された地元キュレーターが案内役をかって出て、わずか入場料100円を払ったゲスト6名ばかりに、日本書紀から諏訪大社の歴史について丁寧に解説をしてくれる。

キュレーターも当然のように、ゲスト6人のうち、そのほとんどが藤森建築ファンであることを悟っているから、日本書紀よりも藤森関連の興味深い話を多くの時間を割いて語ってくれる。
資料館の隠し窓から見ることができる藤森先生の実家。
のちほど、奇跡的な再会の場となったが、それは後述。
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資料館をでて墓地や畑のあぜ道を上がっていくと、眼前に惚れ惚れする作品群が現れる。
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『空飛ぶ泥舟』(2010年)
藤森先生個人が所有する土地の上に、お遊び的に作られたという異物なインスタレーション、かなり自由に見学できる。
使用用途は茶室。
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『高過庵』(2004年)
『低過庵』(2017年)
それぞれの読み方は「たかすぎあん」「ひくすぎあん」。
ツリーハウスにしろ、地面に埋められたようなシェルターにしろ、どちらも茶室としては高過ぎたり、低過ぎたりと使いにくい。

一気に藤森4作品を堪能できただけでも僥倖だというのに、このあとが凄かった。
いつものように、人と人の触れ合いに心から感動し感謝する。

作品鑑賞を終えて資料館のキュレーターさんに御礼方々、藤森先生の実家について少し聞き込みを行うと、最近、ご両親が惜しくも長寿を全うされ、本家を少しリフォーム中であると伺った。
資料館の駐車場から、市道をはさんでわずかの距離。
途中、郵便配達のお兄さんに「藤森先生の実家はどこ?」と尋ねたが、こればかりは職業上の秘密ゆえ、教えてもらえなかった。(逆に、教えてもらえたら、郵便局不信を抱いただろう)
脇道に少し入ると、キッチンをリフォーム工事している一軒家が目に入る。
サッシュを持って作業所にやってきた工務店のおじさんに、思い切って声を掛ける。
ある程度の確信に従って。

話を1月6日、国分寺に戻す。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964640491&owner_id=8666179
藤森建築であり、彼の居宅である「タンポポハウス」を見学に行った時のこと。
その日、藤森先生とドバイに作品設置の手伝いに行くという、茅野からの旧友(藤森先生と同級生)に顔を合わせている。
そして、サッシュを持った工務店のおじさん、その人こそ国分寺で出会った藤森先生の幼馴染ご本人。
再会である。

蟹座「こんにちは。国分寺のタンポポハウスで、ドバイへ行かれる直前にお会いしたものです。空飛ぶ泥舟を見学に来ました指でOK」
ペンギン「わざわざ、こんな遠くまでありがとう。(中略)今度、時間が会ったら寄りなさい。茶室の中も見せてあげますよコーヒー」
奇跡、僥倖、忖度。
工務店のおじさんは、もちろんおいらに社交辞令が通じないことは知ってはいないだろうが、おいらにとってはいただいた言葉をそのまま実直に信じる男。
大ファンである藤森先生との距離が勝手に、そうまるで安倍ちゃんとモリ・カケたちのように、ずんずんと縮まっていく。

いろいろな人の、いろいろな優しさがものすごく嬉しい。
この日の天気予報がひと時は雨を示していたのに、雨一滴降ることがなかったことも加えて。



雨気象予報士は何%の降水確率で傘を持つ? 数字に隠れた「雨のサイン」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=5169328
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