”モーツァルト”への忘れられない思い出がある。
中学生のころ、夜な夜な友だちの家へ集まって、飲めやしなビールを飲んだり、タバコを吸ったり、自動販売機でエロ本を買ったり、それなりの第一次性徴時代を普通に過ごしていた。
あえて書くが、当時からビールは飲めなかったし、タバコを咥えたこともなかったので、”悪い奴ら”が、下手くそな手つきでタバコを咥えているのをひたすら眺めていた。
なので、夜な夜なエロ本オンリー。この棲み分けは今でも変わらない。
彼の家は建設屋を構えており、職人さんのドヤ用にプレハブが建てられていた。
そこに集まってくる15人ぐらいのニキビ面。
なぜか、その1階にしつらえてあったピアノに彼が座って、ひとりで『トルコ行進曲』を奏でていた。
集まっていた”悪い奴ら”はモーツァルトなど知る由もなく、キャロルか横浜銀蝿しか語ることをしなかったが、神童(自称)なおいらはクラシックも幅広く齧っていたので、彼にリクエストしながらプレハブのアパートで哀しいソナタさえ聴いていた。
彼を亡くして今冬で3年か。
それほど過去でない数年前には、「ギターを覚えたからおやじバンド組もうよ」なんて話も出ていた仲間たち、もう一度、彼のピアノ聴きたかったよなぁ。
『モーツァルト!』★3.

「チケットあるけど行く?」
行かないわけがない。(←行く)
ちなみに、チケットを譲っていただいたのは今回初登場の友人(♀)から。

「B席だけど、2階の一番前で真ん中だから見やすいと思うよ

」
帝国劇場2階の1列目がB席とは、珍しい売り方だ。
この公演が終わると、古き良き帝国劇場大改造が予定されているので、SもAもBもぐちゃぐちゃに販売されているのかもしれない。
劇場に着いていただいたチケットを眺めて驚いた。
『2階 I 列 35番』
1列目じゃなくて、I 列目。でも、通路前の席だし、帝国劇場はどこでも見やすい。
ありがとう
『チケットが余ったら、まずオスカー』が憲法の条文に加筆される日も近い。
すでにこの日記内では有名な東京都青少年条例みたいなクソ規則で、少年が舞台に上がれるのは21時まで。
上演時間+トイレ休憩3時間の本作品につき、おのずからソワレの開演は17時45分。
平日の仕事男子お断りの女子専用舞台である。
その証拠に、97%が女子。
インターミッション25分、帝国劇場の男子トイレは熟女であふれていた
ウィーン発のミュージカルのようで、いささか敷居が高い。
日本では2002年初演、5回目のリバイバル。
おいらは初見。
モーツァルトの楽曲が贅沢に流れるならば、きっと日本初演で鑑賞していたはずだ。
下町ロケット以来、久しぶりに出会った山崎育三郎。
おなじみ市村正親はまだしも、山口佑一郎は音痴なんだか上手いんだか、相変わらず理解不能。彼のジーザスやファントムは、不思議な音程につき常に気が気じゃない。
こども店長の弟、加藤憲史郎くんは第1幕のセリフを終えると、あとは座敷童のように無口芝居。
印象的な楽曲があまりにも少なく、無茶ぶりなセリフ回しの楽曲ばかり。
たまに眠くなったのは、2階B席だけが理由ではあるまい。
このようなミュージカルに出会うほど、レミゼやファントムの完成度が身に染みる。
今夜のBRAVA!は、たぶん元タカラジェンヌらしき香寿たつきさんの↓
■オムツ・シャンプー・集合写真も!?あとになって気づく、ママたちの間違えて購入した数々
(ママスタジアム - 06月13日 12:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=5153471
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