明日までに1,200文字のレポートを作成し、提出しなければならない。
ワイフさんから出された禁足令。快晴の空の下、一歩も外に出られないなんて

ところが、才能というのは恐ろしい。
わずか30分足らずで見事(当社比)に書き上げ、ミッションコンプリート

この際、向島の脱獄囚に倣って、あてもなく我が家を飛び出そう

杉並ぶらぶらご朱印巡り


《高円寺鎮守氷川神社》
4月16日に参拝した秦野市《曾屋神社》に引き続き、珍しい黒鳥居が御朱印マニアを迎えてくれる。
社務所には5,6人の行列ができており、噂通りの人気を目の当たりにする。
面前で御朱印をもらう方法で、しかも氷川神社とともに、境内社である気象神社もセットでもらうのが本流。誰もが600円を払って、2枚の御朱印完成を待つ。
製作時間一人につき3分、ただでさえ行列ができて当たり前なのに、御朱印を担当しているおねえちゃんが語り好きで、スタンプを押している間、ほぼ通しでしゃべっている。
並んでいる誰もが”口を動かさないで手を動かせよ”オーラを発しているのがよくわかる。
人見知りの御朱印マニアが、後ろを向いて本殿を振り返っていても、おねえちゃんたら必ず話し掛けてくるようだ。
kmタクシーの運ちゃんか

10分ほど待たされて、ようやくおいらの順番がやってきた。
本流に倣って2枚のオーダー。
600円払って、いよいよ御朱印作りがスタートしする。
早速、おねえちゃんからの会話の連射が始まった。
「今日は暑いですね。このあとはどこへ行かれるんですか。2月からスタンプ御朱印始めたんですが、土曜日曜は行列ができるようになっちゃって。私1人で全部やっているので、さすがに大変で15時で閉めることにしたんです。多い日は3時間ぐらい待っていただいたこともあります。さすがにお客様が多すぎるので、来月から1枚500円にさせていただきます。本当はお昼も45分ぐらい休みにしたいんです。こんな調子で夏が乗り切れるか心配です。」
こんな調子。

「(近くの)武蔵野美術大の学生をアルバイトで使ったらどうですか?」
助け船を出してみたが、

「誰にでもできることではないんですよね」
毎月毎月、違った手彫りスタンプを作ってのオリジナル御朱印作りが楽しくて仕方がないようだ。

「腱鞘炎に気を付けてくださいね

」
高円寺の氷川神社に行けば、誰もがこのセリフを伝えたくなるはずだ。
それほど、お姉ちゃんの頑張り度がすごい。

日付以外すべてがスタンプで作られており、お姉ちゃん曰く

「4月用の小学生と時計のスタンプは私の手彫りなんです

」
と、出来上がった完成品を解説してくれた。

もう1枚は日本唯一の気象神社。
常に晴れ男だから、あえて拝んで願うこともないが、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼してこれまでの晴れ男と、これからの晴れ男を感謝する。
御朱印はその日の天候によってスタンプが変わる。
今日は誰が何と言おうと「晴れ」の御朱印。
コンプリート狙いに「曇り」「雨」「雪」の日にも参拝しなさいというマジック。
並んでいる人たちの視線は感じていたが、終わってみればお互い様。
氷川神社はこういうものだとしておこう。
ところで「御朱印はスタンプ帳ではない

」と、御朱印帳に神社庁の説教が挟まれることが多いが、ここ氷川神社がそうであるように、御朱印マニアを引き付けるビジネスを公然と行うところも”かなり”増えてきた。
都内でいえば、新橋烏森神社や大井蛇窪神社。
やる過ぎ感もあるけど、お互いが楽しければそれでいい

当初の予定ではフラっと高円寺訪ねて、次に吉祥寺へ向かうつもりだった。
しかし、氷川神社のおねえちゃんとの会話の中で勧められた神社へ、少し離れたところだけど歩いて向かうことにしよう。

赤い鳥居の先に石鳥居が続く《馬橋稲荷神社》。
石鳥居の脇に彫られた龍(昇龍・降龍)の彫刻が印象的。
都内に100本はあるという「東京三鳥居」の一つ。
氷川神社とはひとしお違う、立派な揮毫の御朱印をやはりおねえちゃんから渡される。
ひしひしとありがたさが伝わった。

どうせなら隣の駅まで歩いてしまおう。
高円寺の次は阿佐ヶ谷。
駅からほどなく由緒ある神明宮。

こちらは誇らしげに堂々とした石鳥居。
格の違いを見せつけた。

これにて今日の杉並区御朱印巡りはおしまい。
時間通りにやってきた中央線に乗り込んで、さらに西、吉祥寺で今展2回目の「いちのせかぶと」

最終日を前に、パトロン(自称)として作品の売れ行きをチェックする。

この3点は初日に売約済みの人気シリーズ。
いちのせかぶとの描く犬は、いつもほっこりする。
ギャラリーにふとやってきた女性が、この作品を前に涙をぼろぼろ流して立ち尽くしていたそうだ。
そこにたまたま画廊へやってきたかぶとくんが事情を尋ねると、つい最近に愛犬を亡くしたばかりだったとのこと。
犬の作品はすべて売約済みだったため、絵本を買って帰られたそうだ。

彼自身が大好きなブルーハーツ4作品。
名古屋から自宅を新築したという人がやってきて、リビングに掛けるからと4作品セットをご購入。

上の2つはあっという間に嫁入り先が決まり、下の大きな作品はどうやらアトリエ待機となるようだ。
いい感じのマチエールなんだけど、相対的に女の子がモデルの作品は売れ行きが厳しいようだ。

かぶと先生自信作の青・黄・赤の三部作、さらに野原にたたずむ少女と犬(右下)は非売品。
最後は、展覧会中にオープンアトリエで手掛けた作品。
明日が最終日なのに、実はいまだに制作中とのこと。

《未完成》

「最初はひとり」が鉄則!趣味を長続きさせるための6カ条
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=5080760
ログインしてコメントを確認・投稿する