「クラッシャージョウ」
ユナイテッドシネマのみでの期間限定リバイバル上映。ただでさえ面白い映画なのに、4DX対応となってさらに楽しい。
冒頭のカーチェイスからシートが激しく揺れる。タイトル登場に天井のフラッシュが点灯。華麗なオープニング曲と宇宙で活躍するクラッシャーたち。戦闘機の動きに合わせて揺れるシート。爆発と共に噴き出る熱風。完璧なツカミ。その後の本編も、4DXの効果で気分が盛り上がる。
公開当時からのアニメファンには、懐かしいだけじゃなく、多彩なの4DX演出によって生まれ変わったクラッシャージョウを体験してもらいたい。ちなみに、4DXを導入しているユナイテッドシネマは、関西なら大津と枚方のみで、上映期間がそれぞれ異なることに注意。
http://www.unitedcinemas.jp/campaign/sunrise_4dx/
「ブラックパンサー」
4DXで吹替版を鑑賞。前評判が高すぎて、かえって心配になったが、ちゃんと面白かった。
内容的には王道のヒーロー誕生ものなので、素直に面白い。それでいて、背景に米国内の黒人の立場とか、アフリカ諸国と先進国との格差とか、深読みしたくなるテーマが盛り込まれていて、より楽しむこともできる。観客があまり深刻に考え過ぎないように黒人以外の出番を抑える配慮も上手い。
あまりにソツなく作られ過ぎていて、かえって物足りない気もするが、全部ひっくるめてマーベルスタジオの強味の表れだなぁ、と思う。よくまぁ、こう続けてハイレベルな娯楽映画を作り続けられるもんだ。
「シェイプ・オヴ・ウォーター」
今年のアカデミー賞作品賞、監督賞その他受賞。保守的なオスカーが、こういうジャンル映画を受け入れるってことが、すごい。
初見の印象では、想像していたよりずっとモンスター映画らしいモンスター映画だったので、作品賞は大げさじゃないかと思わなくもない。よく出来てると思うけど、個人的には心を揺り動かされたとまではいかない。これは、世間は自分が思う以上にモンスター映画を求めていたということだろうか。
人間と人間以外の知的生命体との交流を描いていることで、E.T.を連想する人は多いと思う。授賞式会場にスピルバーグもいたし。ただ自分は、どちらかというとウルトラゾーンのことを思い浮かべてしまった。ウルトラゾーンチャンネルに出てたラゴンのコント・・・ではなく、ザラブ星人が出てた田口清隆監督のTHE LOVEってやつの方。人間と異形の者との間の愛を静かに描くという点と、ウルトラマンの申し子が出世して現在活躍しているという点で、両者の同時代性を感じる。予算規模は全然ちがうけど。
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