(承前)
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1月28日。
至福、いや超至福のクレラー=ミュラーをあとにして、オンタイムにやってきた106番に乗っかって、往路通りに引き返す。
バスには8人ほどの外人さん。
その中で、おいらが一番の外人さんであることに気がついた。
実はクレラー=ミュラー、もう少し時間がかかるものだと思っていて、20時のナイトコンサートまでの間のプランを講じていない。
列車に乗り込んで慌てて地球の歩き方を紐解き、意を決してユトレヒトへの寄り道を企てる。
結果だけ書けば、ユトレヒト駅で途中下車をしただけで、目的地への観光はできずにアムステルダムへ戻っていった。
ここでハタと気がついた。この旅行、1日足りない
ユトレヒトに存するミッフィの街や、世界遺産・シューローダー邸への寄り道は、時間切れが明らかで諦めることになる。
いつになるやら、奇跡がおきることを願っておく。
アムステルダムに戻り、18時までオープンしている市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)へ向かう。
市立美術館とは名ばかりの現代アート。
美術館の愛称「バスタブ」の名の通り、建物の相当部分をバスタブが占めていた。
導線通りに企画展への入り口を抜けると、いきなり参加型のマジックルームが現われる。
それならば、おいらもサインしてあげよう。100年後、きっとサザビーズで100億円の価値がつくサインとなるはずだ。
企画展《Stefan Tcherepnin: The Mad Masters》
なぜ、オランダにムックがいる。そして、ガチャピンは不在。
もう一つの企画展《Jump into the Future - Art from the 90's and 2000’s》
若手現代アーティストたちの冒険的、実験的な作品の展示が並ぶ。
これは知っている。キスリングだね。
そういえば、オランダ。
どこもかしこも、そこら中で抱き合ってチュウしている
困ったものだ。
17時30分。
滞館時間90分、会場をくまなく歩き、作品を堪能した。
さて、ポストカードを買って夕食に繰り出そう。
しかし、なにか後ろ髪を引っ張られる気分が消え去らない。
振り返ると貞子。
いや、そうではない。
もしかしたら常設のコレクションを見忘れたかも知れないと、慌てて踵を返したがあとの祭り、祭りのあと。
魔法のカード《Museum Kaart》は当日、同じ美術館への再入場を認めていない。
地球の歩き方をチェックすると、見損なった作品はモネ、ゴッホ、シャガール。
さらにはリートフェルトのベンチな作品すら展示されているようだ。
これは、ミュージアムショップのポストカードで気がついたという有り様。
この美術館には地下がある
ケ・セラセラ世良公則。何とかなるさと、バスタブをあとにした。
さて、オランダに来てまともな食にありついていない。
これでは昨年、ロンドン食さがし放浪の繰り返し。
馴れた味に回帰しよう。
地球の歩き方で探し出した近場のラーメン屋『フーフー』
オーナーがチャイニーズで、シェフは生粋の日本人。
いただいたメニューは、塩ラーメン、餃子に伊藤園のお茶缶つけて2,800円
財布にこだわらない旅の途中とはいえ、勘定書きを見てさすがに世界一温厚(当社比)なおいらでさえ、シェフの日本人をはたきたくなった。フカヒレラーメンか。
オランダ人にとって、ラーメンはクソ贅沢品だね。1皿最低400円の回転寿司とともに。
それなりに美味かったけどさ。
ナイトコンサートまで、あと40分。
異国の暗い河川敷を少し歩いてみる。
まるでアルルの跳ね橋のような《マヘレの跳ね橋》、ライトアップされて美しい。
オランダにやってきて、スマホの万歩計はいつになくカウントを刻んでいる。
1月27日25,270歩
1月28日17,933歩
1月29日19,080歩
まだまだ、オランダ日記、続く。

大人女子向けジブリグッズをそろえる「クローゼット」1号店がオープン
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ようこそ、川崎へ

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