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1月27日。
時差ボケもなく、朝6時にはしっかり起床。
おはよう。日本時間14時、真っ昼間である
オランダの観光ガイドを買うと、出てくるのは風車とチューリップと財津和夫と美術館。
このうち、チューリップは季節はずれだし、財津和夫は非常に厳しいし、もっともっとタケモトピアノなので、結局は美術館巡りがスタンダード。
地球の歩き方によると"大混雑必至”と脅かされていたので、日本にいるうちにネット予約を敢行。チケットの予約時間に合わせて行動するのだから、時差ボケなんかしていられない。
ホテルを8時20分に出発してトラムに乗る。
アムステルダムはトラム(ちんちん電車)が発達していて、路線図を携帯しておけばどこにだって行ける。
どうせ移動が多いのだから、1日券を自販機でゲットしたのだが、これが1つめの失敗。
トラム乗り放題だと思って買った€10(=1,400円)の1日券は、トラムでは使用できず、国鉄みたいなNSの乗り放題チケットだった。
ちなみにオランダでも国鉄は解体され、JRに当たるものがNSとなっている。
覚えておくと、きっといつか役に立つ知識だね。
なお、その後の失敗も、ほぼ交通費に関すること。
結局、帰国するまで交通費に関しては上手に活用することができなかった。
オランダなんか、もう2度と行くものか、今年は。
イギリスの主要なミュージアムとは違い、オランダのミュージアムは有料。
1軒あたりの入館料は2,000円台と、日本よりも高い。
しかし、ここには魔法のカードがある。
オレンジ色のにくい奴《museum kaart》
使い切った感のあるカードケースには
"de sleutel tot 404 schatkarmers in Nederland”と記載されている。
直訳すると、「オランダで404だぜ。」みたいな感じ。
€59.90(=8,000円)
これ1枚で、オランダ国内404件のミュージアムが無料、または割引で入館できる。
しかも、1年間有効。
買わないわけがない。(←買う)
9時 ヴァンゴッホ美術館の開館時間。
予約など必要ないほどで、オープン前の行列は10人
土曜日でさえ、この人数。
上野動物園に朝7時に並ぶシャンシャン・ファンに教えてあげたいよ。
€5を払って、日本語メディアツアー(イヤホンガイドみたいなやつ)をレンタルし、いざ入館。
今日の日記は写真が並ぶ。
新宿のひまわりと間違い探しをしたくなる。
つい最近まで上野にいたような、この2枚。
アルルの跳ね橋。
のちほど、アムステルダムの跳ね橋を観光することになるが、それはまた別の話。
ゴッホの遺作と云われているが、そうではない。しかし、自殺する2ヶ月前に完成したこの作品。
映画『ゴッホ 最期の手紙』でも印象的に使われていた1枚。
これだけの作品群が、混雑もなくゆったりと鑑賞できる。
すでに最高に幸せである
ミュージアム広場のモニュメント《I am sterdam》は、多くのスーベニアショップでも売られているシンボルメッセージ。
ゴッホ調の作品は、中国のものまね作家、否、ゴッホ・インスパイア画家ZENG FANZHI
これもゴッホ美術館に展示されている。
ゴッホばかりだけど、ゴッホばかりだけではない。
2階『同年代の印象派』で見つけたスーラ
およそ2周半、滞館時間140分
後ろ髪を惹かれながら、go next
ちなみに、ミュージアムショップ。センスの悪いグッズばかりで、食指動かず。
いつだかの映画で観た『アムステルダム国立美術館』、愛称"ライクス・ミュージアム”
この映画でなにが描かれていたかというと、2004年から始められた大改修がちっとも進まず、その間、ずっと閉鎖されていたということと、2013年4月、ようやくオランダ女王の命令で開館されたということ。
なかなか興味深いドキュメント映画だった。
それにしても、導線の悪い美術館である。
広すぎて、細かすぎる展示室をすべて鑑賞するには、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
できれば年代順に鑑賞したかったのだが、いきなり1880年代のコーナーでゴッホさんの自画像を見つけた。
但し、ゴッホ美術館とは圧倒的に違い、作品は写真上の2枚だけ。下の2枚は、おいらのお気に入り。
ここのマスターピースは、レンブラントとフェルメール。
特に、門外不出の超大作『夜警』
つまり改装中であっても、世界のどこかへ巡回することもなく、ひっそりと展示を拒んでいたレンブラント代表作。
遠足にやってきたガキども、否、お子様たちが展示室の床に座りながら先生の説明を聞いている。
そういえば、すでに時計はランチタイムを越えている。
国立美術館にも、それなりの鑑賞客がわさわさと増えている。
クソガキども、否、お嬢さん、おぼっちゃんが去った床に座りこんで、じっくりたっぷりと観る日本人1人(←おいら)。
『夜警』の中に描かれた犬を見つけたり、レンブラント本人を見つけたり。
門外不出の魅力とは、ここにこなければ一生観ることはできないということ。
スーラの『グランドジャット島』のシカゴもそうだった。
ネット・サーファーのSさん曰く、「ネット検索すれば観られるから、行かなくてもいいじゃん」
ふーん。
レンブラントの4作品。
『ゲスな自画像』、『セクハラおやじ、おぱーい万歳』、
『オレのシルクハット、隠しただろ』、『老人虐待なう』
フェルメール。
秋には上野にやってくる。
その前に、ゆっくりと
ルネサンスものは走る美術館オスカーを実践して、滞館時間は95分。
13時30分、腹が減ったが適当なレストランが見つからず、公園のフードトラックでホットドッグ+コーヒー€7.70
日本円にして1,040円、クソ高ぇよ。2ペンスじゃねぇのかと、独りごちる。
ホットドッグを食べながら、クソ硬いパンの切れ端をやってきた鳩に投げていたら、おいらの周りが鳩だらけになってしまう。
ベンチで嘲笑するダッチワイフたちにパンくずを投げつけ、鳩大移動に成功したあと、この日、3軒目の美術館へ向かうのであった。
(つづく)
■デジカメ復調 インスタ映えで商機、7年ぶり出荷台数増
(朝日新聞デジタル - 02月01日 12:25)
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