1月26日。
極寒の川崎から逃げ出して、ぬる寒のアムステルダムへ旅立った
成田空港のkiss&smileでキスをするのは欧米人ばかり。
ハグの習慣を日本に植え付けるためなら、憲法104条に加憲したっていい。
12時間のフライト、その機上でようやく観光のスケジュールが埋まってくる。
ところが、次々にやってくる機内サービスと映画鑑賞とで、オランダ語の学習はまったくはかどらず。
覚えたのはYES、NOを示す「やー」「ねー」だけ。
これじゃ井戸端会議のおばちゃんと大して変わらない。

「あら、やーねー。」

「どっちやねん

」
快適な空の旅はオンタイムの着陸を果たす。
パスポートコントロールでは、お目目とお口がまん丸いスレンダーな女性(第一印象はダッチワイフさん)が変化球を投げてきた。

「☆♪%#$〒々〆?」
どうせ、目的か何泊のステイかホテル名しか聞いてこない。
何となくニュアンスがWHYから始まっていたので、鼻の穴を広げながら、或いは踏ん反り返るように

「サイトシーーング

」と答えてやった。
しかも、トは小文字ぐらい小さくだ。
これで、パスポート御朱印ゲットと期待したが、ダッチワイフさんが投げかけて来た次なる変化球。

「△%#>*^:※£︎★%≠」
これが分からなかった。
「ペルドン」と「モアスローちゃんよ」を繰り返して導き出したダッチワイフさんの質問は、結局、

「具体的にはどこへ行くのよ、あんた?」だった。
なんだ、俺と会話をしたかったのか、南極夫人め。
その名称からして怪しい『好きポール

空港』から列車でわずか13分。
アムステルダム中央駅。
これは、なんちゃら金吾が設計した東京駅のパクリだね。
左右の時計台を見ると、右は間違いなく時計だが、左は長針が一つしかないし文字盤も整っていない。
関東連合にイタズラされて取り替えられてしまったようだが、オランダ人は誰も気がついていないようだね。
駅で買ったホットドッグにかぶりつきながら、ホテルのチェックインが17時。
この日は特に予定もないまま過ごすつもりだったが、貧乏性、かつスケベ人間(他称)なおいらはスーツケースを部屋に置いて、スマホ一つで夜の街へと歩き出す♂
RED LIGHT DISTRICT
分からなければ赤線と意訳してしまえ。
海外旅行の必読書・地球の歩き方にも、お姉ちゃんたちの必読書・るるぶにも、ここの詳しいことは掲載されていないし、それどころか「危険な場所」として観光を避けるようにとコラムされている。
従って、日本人と思わしき観光客を一人も見かけない。
怪しい雰囲気がプンプン臭うが、人通りは歓楽街の名の通りに賑わっていて、スラム街のようなバイオレンシーは感じない。
時折、馬に乗った警官たちが見回りするのも欧州らしさを味わえる。
《RED LIGHT SECLET》

★2.
この街の遊び方や飾り窓の歴史が学べる資料館。
2階に上がると自分が飾り窓の内側に入って、外を歩く観光客にジロジロ見られる体験ができる。
映像コーナーでは、隣国からやってきたワケあり女子が、飾り窓の契約からお仕事を始めるまで(わずか1日の)ドキュメントが流されていた。
CASA ROSSO

★4.
いわゆるストリップショーである。
日本ではすでに禁じられている(以下、自主規制)
(余白)
ストリート全体が赤いライティングで照らされて、ところどころに飾り窓。
飛田新地よりも大きな女性ばかりが、クネクネとこちらを睨んでいる
ショップを覗くと×××グッズが並べられカップル客が品定め。
女子同士だって、張り子を手に取って隠微な会話を弾ませていた。
成田空港のkiss&smileがそうであるように、やはり欧米人は性に開放的なんだ。
ドラッグストア(not マツモトキヨシ)には、文字通り堂々とハッパと吸引具が売られていて、街角の隅には煙もあがる。
新宿でみる「合法ドラッグあるよ」などという客引きが哀れにさえ思えるアンダーグラウンドな街、アムステルダム。
一切のケムリ

に関りなく過ごしてきたおいら

で良かった。
興味のある人たちや押尾学は、夜光虫のようにこの街に集まってくるんだろうな。
初日からダークに浸るアムステルダムトラベラー
おそらく、このオランダ日記はあと500回ほどにわたって綴られることだろう。
刮目せよ。
(続く)

「ユーチューバーになる!」耳を疑った知人の脱サラ構想
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=4966008
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