今年の聴き納めはお馴染み『第九』
舞台にはカーペンターズの登壇を予想したが、見事に外れて”キエフ国立フィルハーモニー交響楽団”などという偉そうな名前のオーケストラ。
キエフってどこよ。寒そうなので行きたくないけど。
プログラムには『新世界より』もカップリングされているが、これは新年明けてからのお馴染みプログラムのはず。
客寄せに節操がない。
さて、チケットを入手してワイフさんに声を掛ける。

「行かないよね、ベートーベンなんて

」

「掃除も終わってるころだろうから、行けるかな

」
OMG
走る美術館妻であり、眠るクラシック妻なワイフさんが、このところ変だ。
中に誰か入っているのだろうか。
高嶋ちさ子とかが。
初台・東京オペラシティ。
4列目のチケットは、前2席が舞台に抜かれて、実質2列目、センター。
2時間、コンダクターのケツを観ながらのコンサート
『新世界より』
着席早々寝る宣言をしていたワイフさんに、「シンバルだけを観ておきなさい」とアドバイスを贈り、演奏が始まった。
2列目の演奏はビオラの1弦1弦すら聞き分けることができるほど。
さすがの「眠るクラシック妻」ワイフさんも眠れるわけがない。
おいらの1番好きなクラシック。
すべての楽曲で感動し、1年分の疲れをスっと癒しきる。
圧倒のクライマックス。
これ以上、旋律を進めないでくれ(終わらないでくれ)と祈り続けでエンディング。
BRAVO
これまで聴いた新世界よりより、ベストオブベスト。
インターミッションにトイレにも行かず、ワイフさんとの感想戦。

「上手だったね。」
むっ、ナショナルシンフォニーに向かって、ずいぶんとラフな賞賛だが間違ってはいない。

「そうだね。特に木管がしっかりしていたよ。」
主旋律を奏でる木管パートの正確さと、その技巧。
そんな聴き分けができるワイフさんだったとは。
やはり、中に高嶋ちさ子が入っているに違いない。

「ん、そうじゃなくて、最終楽章の始まりが上手だったよね。」
第四楽章の始まりまで巧拙を判断できるのか、ちさ子。
タダモノではないな。

「あれ、絶対にジョーズのテーマだよ

」
OMG×100個。
やはり、中にちさ子はいない。
この出だしが、ワイフさんにはジョーズのテーマに聞こえるそうだ。
どうしてくれよう。。
『第九』
ベートーベンは54才でこの曲を作り、耳も聞こえないままタクトを振り続けた。
おいらときたら、同じ歳でオペラシティの2列目に座り、ウクライナ人のバリトンからつばきを浴びせながらソロパートを堪能している。
45分の演奏が終わり、ふたたびのBRAVO
さて、感想戦。

「あれだよね、合唱のところだけでいいよね」
OMG×50。
言ってはいけないことを言ってしまった。
ベートーベンが聞いていたら、なんと嘆くことか。
ロールオーバー・ベートーベン。
さぁ、第九も聴き終わり、これで年が越せる。
でも、まだ2017年には3日ある。
最後まで楽しまなきゃね。
ということで、マイ・ランキング。
《2017 BEST LIVE》
”LIVE”(コンサート)と思われるのは今年、16本。
自身の評価は★4〜★6(最高評価が★5)と極めて高いパフォーマンスばかりを鑑賞できた。
そういえば、ポール・真っ赤も今年だった。

松任谷由美 宇宙図書館2017(神奈川県民ホール)
予習が奏功。来年の小田和正ツアーが決まり、さてユーミンはどうする。
もう帝劇のあれは、やめておきなさい

GOD SAVE THE QUEEN(中野サンプラザ)
舞台前2列目の絶好席。
話題にもならなかったQUEENトリヴュートだけど、フレディさん、なかなか頑張っていたぞ。

『第九』『新世界より』キエフ国立フィルハーモニー交響楽団(東京オペラシティ)
アンコールに応えなかったのが減点材料。でも★5.
それと、遠い席でスマホばばぁがスピーカーから音を鳴らすというアクシデントも発生していた。
2列目の聴衆でなければ、★4だったかもしれないね。

甲斐バンド LIVEかりそめのスイング2017(相模女子大学グリーンホール)
声量衰えず、メジャーな曲のオンパレード。
彼らのツアーは引退まで追いかけたい。

辻井伸行 DEBUT10周年記念コンサート(サントリーホール)
天皇皇后両陛下の鑑賞に立ち会えたことが何よりも嬉しい。
ありがとう、辻井さん。

佐村河内氏、2審も賠償命令
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4924268
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