京都は茶碗だけで行ったわけではない
京博に滞在すること100分。
3階の銅鐸には100万人ぐらいが押し寄せて身動きできず、その大混雑ぶりに少々呆れで遠目に展示品を眺めながら、再度、1階へ降りてどでかい仏像を眺めてきた。
茶器のコーナーはどうなっていたかというと、1週間の宿便が放出された和式便器のように、七重八重のとぐろを巻いて曜変天目を取り巻いている。果たして、目に触れるまで何十分掛かろうというのか。
さてさて、日曜美術館放映後、台風一過の来週が他人事ながら心配だ。
京博を出て、目の前の三十三間堂。
中学生の頃に、きっと修学旅行していたのだろうが、何一つ記憶がない。
なんとももったいない中学生だ。
おいらの前を歩く少年少女3人組が、タクシーの運転手さんを下僕のように従えて入堂していく。
いつからか、修学旅行生はタクシー周遊で寺院仏閣を巡り、タクシーの運転手さんの解説によって思い出を広げていく。
贅沢なガキ、否、お子様のそばに引っ付いて運転手ガイドに聞き耳を立てるおいら。
何か問題でも?
市バスで祇園に向かい、自らの決めた導線に従って独り旅を続けていく。
八坂神社の石段に立つ女子高生たちも修学旅行。
彼女たちはオプションで着物を纏って古都を練り歩く。
それに比べて、おいらたち時代の修学旅行の雑さ加減がもったいない。
自分自身の“おとなの修学旅行”は、きっとその時の意趣返しでもあるのだろう。
行ってはいけない博物館・美術館《京都編》1.
漢検・漢字博物館 ★0.
入館料800円
こんな博物館に金払うぐらいなら、投票用紙に「希望の党」と書いて投票したほうがずっとすっきるする。
それほど情けない施設。
そもそも漢字検定協会は、儲け過ぎで問題になった公益法人。
相も変わらず、こんな金儲けをしているとは、漢字検定2級のおいら、怒り心頭に発する。
This is GION
花見小路通にやってくる。
それほどの混雑はないけれど、まるで東京・銀座のような旅行客に驚いた。
花見小路通を歩く100人のうち、80%が中国人。ニンハオなう。
その他、10%がその他外国人で、5%が修学旅行生。
川崎オスカーはわずか1%という割合だ。
京都にやってきたのは茶碗だけが目当てではない
かぼちゃ。
新宿に新設された草間彌生美術館は、すでにチケットゲッターのいいようにレイプされ、オークションで値段だけが釣り上がり、もはや草間ファンの手には程遠いマネービジネスと化している。
そんなものは放っておけばよい。
《FMOCAフォーエバー現代美術館》★5.
六本木では目の中に入れても痛くないとばかり、誰の目にも届かないほど遠方に飾られていた『黄樹』(1992)が、目と鼻の先に掲げられ写真撮影すらOK
オブジェ『私の魂を乗せてゆくボート』(1989 年)が歌舞連場の舞台のスポットに照らされて、さらに装いが美しい。
祇園甲部歌舞連場であるからこその調和。
1つの展示室に鑑賞者はわずかに1人か2人、或いは3人。
この余裕こそ、美を楽しむ術の一。
■京都・時代祭が中止、台風21号接近で 1988年以来
(朝日新聞デジタル - 10月20日 17:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4822025
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