稀代の悪党、森喜朗のおかげで跡形もなくなった国立競技場。
その隙間に建てられていたレンガ色の日本青年館も、ついでに壊された。
クソ森喜朗め
日本青年館ホール。
今でもなお《マイ・ベスト LIVEパフォーマンス》に君臨するザ・キンクス初来日公演『THE KINKS in JAPAN 1982』が行われたホールという貴重な記憶。
後日発売されたLIVEアルバムには、おいらの掛け声が録音されているという有名な噂。
買うべし
そんな古き良き想い出から35年
新・日本青年館は秩父宮ラグビー場の斜向かい、都立青山高校の隣にある國學院高校の隣にある。
神宮の杜に似つかない無機質なのっぽビルは、神宮外苑花火大輪を無慈悲にも遮ってデリカシーのかけらのなさを大きな図体にさらしている。
初めて足を踏み入れた新・日本青年館ホテル&ホール。
限られた土地に利益のみを追求したかのようなホテル&ホールは、従前の日本青年館の温かみをまったく感じることができなかった。
そして、その感覚は談春のまくらにも同調されていた。
『日本青年館ホールこけら落とし公演・立川談春独演会』★5.
談春曰く、「こけら落としではない

こけら落としだから来たのに、ってのは帰ってくれ」。
調べてみたら、すでに8月初旬。宝塚歌劇団のどこかの組がこけら落としを済ませている。
談春曰く、「こんなに入りにくいホールは見たことがない

」
2階にあるホールへの導線が、取り付け階段みたいな細い階段1つ。
探せばエレベーターあるのだろうが、ほぼ90%の客がこの肋骨のような階段を押し合いへし合い登っていく。
踊り場でチケットをもぎる係員は、間違いなく観客の行く手を遮っている。
設計にほとんどカネを掛けなかった証左。
談春曰く、「入りにくいってことは、出にくいですよ、みなさん。いま、Jアラートが鳴ったらあなたがたのほとんどは死にますね

」
2階の袋小路に追いやられた日本青年館ホール。
このダメダメさも、すべて森喜朗のおかげ
「かぼちゃ屋」★4.
いつものようにドラマ出演のマクラから、「日曜劇場のキャストに落語家枠を作ったのはオレのおかげだ。」の、マウントポジション。
期待だらけの10月クール『陸王』にも、だれかしら落語家が出ているはずだ。(談春談)
「三年目」★4.
マクラを振っている談春に、客席からアドリブの掛け声がかかる。
ちっとも面白くない邪魔な掛け声だ。
露骨に嫌な顔をしながら無視する談春だが、ヤジに対し少し反応するアマキンたち。
こけら落としに誘われた初落語の人たちによって、噺を聴きに来た人たちの居心地を悪くする。
「文七元結」★100.
中入りの後は長尺人情噺。
自ら吉原へ出向いた長兵衛の娘の登場あたりから、客席にすすり泣きが起こり、ついにはおいらも落涙。かあちゃんが衝立の後ろに隠されるあたりのシーンかな。
人情噺なのだから、ウルウルするのも仕方のないことだけど、やはり談志の申し子・談春の文七に泣かされる。
いつものことだが、大したものだ。
サゲは談春オリジナル。曰く『文七元結2017夏』

「とんでもございません」は間違った日本語か?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4755842
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