高校の卒業アルバムには仮面ライダーのようにシックス・パックに割れる腹筋を披露していたのに、あれから30余年。
今や、ポンタくんのようなお腹を抱え、間もなく訪れる健康診断の日に恐れおののいている。
20歳の時は60kg未満の美ボディだったから、生活習慣病リスクたっぷりなう
喰いたいもの喰って、やりたいことやってる毎日だから、仕方あるまい

映画レヴュー
映画館に入ると、もぎりのおねえちゃんからひと言。

「急遽、永島敏行さんがトークショーをしていまして、本編上映が10分ほど遅くなります。申し訳ありません

」
申し訳ないどころか、これは僥倖でさえある。
急いで館内に入ると、憧れの永島敏行が誰だかわからんおばさんとともに上映が終わったばかりの作品『帰らざる日々』撮影当時の秘話を語っていた。

「自称「下手くそだった新人」(永島氏曰く)だった自分を、藤田組のスタッフは優しく育ててくれた」

「ロケ地の長野の旅館で騒ぎ過ぎて、翌日50人ほどの藤田組スタッフ、キャストがその旅館から追い出された」などなど。
おばさん、貴女は誰なの?
池袋新文芸坐は藤田敏八・没後二十年作品集、1週間の日替わり上映5日目。
057『八月の濡れた砂』(1971)★4.
フィルム上映の粗さが心地よい。
途中、フィルムのツギハギが想像されるほどキズモノとなった映像がスクリーンに映し出される。
デジタル修復という見事な技術により、往年の名作すら雑音一つなく美しいヘップバーンが鑑賞できるいまだからこそ、文芸坐のスクリーンで観る半世紀前の作品が味わい深い。
主演はレッツ・ビギン、村野武範と、53歳の若さで命を落とした廣瀬昌助。
それほど魅力に乏しい女優たちもご愛嬌。
おいら自身には経験のない「暴力」や「非行」や「海でのできごと」。
エンディングマークのないまま終焉を迎え、大海に浮かぶヨットが象徴的。
058『帰らざる日々』(1978)★4.5
『サード』で初めて永島敏行をスクリーンで観たのが中学校3年のとき、銀座での試写会だった。
チェリーボーイのくせに、森下愛子のおぱーいと、永島敏行の荒々しい息遣いに痺れた受験生だったことを覚えている。
本作は初見。
アリスの楽曲とともに映画が始まり、年食った高校生たちの回想シーンにおいらはスクリーンに惹きつけられる。上手い作りである。
おそらく先ほどトークショーに出ていたおばさんが、永島敏行の惚れた喫茶店のねえちゃんのなれの果てなんだろうが、どうせなら同級生役の竹田かほりちゃんが来てくれればいいのにさ。
さては甲斐バンドのやろう、外部に出さないで箱入り嫁さんにしているな。
現ネジネジの中尾彬がとても気持ち悪く、紋次郎・中村敦夫がとてもカッコ良い。
永島敏行、当時22歳はとてもスマートなブリーフ姿を晒している。
現在、60歳となったが、体重は100kgは超えているだろう。
ということは、やつも生活習慣病野郎ということだ。仲間じゃん。
マイベスト永島敏行は『ゴールデンスランバー』『サード』そして『帰らざる日々』。
ワールドカップのテレビ観戦を犠牲にして池袋へやってきた価値はあり。
056『光』★5.
河瀬直美監督作品。
鑑賞中、唸(うな)ったり、眉間にシワを寄せたり。
夕陽を背景にしたキスシーンが美しく、歩道橋のシーンに涙する。
自分にとってはベスト・オブ・ベストな河瀬作品。
すごい!のひと言をエンドロールとともに発していた。
2017年ベスト級。
■20歳から10キロ増は生活習慣病リスク 健保連が分析
(朝日新聞デジタル - 08月31日 17:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4743497
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