『黒壁スクエア』は、おそらく学生時代、公営ギャンブル旅打ちの途中で寄り道した30数年前の足跡。
近江牛がブランド牛だが、しょせん貧乏学生の身。
「毛利志満」で食した、せいぜい1貫700円ほどの近江牛にぎりが当時せめてもの贅沢。
そして、その旨さは今でも記憶に残るほどのものだった。
縁あって長浜。
再びの黒壁スクエア。
ガイドブックは持たず、新幹線車内でスマホ検索した『長浜浪漫パスポート』を、駅観光案内所でGETし、準備万端。
琵琶湖南部、真夏の旅がスタートした。
指定された15のスポットのうち、5つの入場が可能となるパスポート。
プライスはわずか1,000円
2箇所も回ればモトが取れるという大盤振る舞い。
一番手はオープン12周年を迎えた『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館』★4.5
ガチャポンで名を馳せる海洋堂フィギュア。
世界に誇る精巧なフィギュアやグリコのおまけが所狭しと並べられている。
初音ミクもエヴァンゲリオンも知らない自分にとっては、昭和のアニメキャラが近しい存在。
密かに感動したのは、海洋堂創業者で館長の宮脇修氏(89歳)の人生年表。
大好きだった趣味を商売にした1坪のプラモデルショップから、世界一のフィギュアショップを立ち上げた。もしかしたら、未だに叙勲がされていない日本人の誇り。
http://www.ryuyukan.net/Challenge/index.html
パスポートとは別料金になったが、参加型クイズイベントも開催されていた。
思った以上に真剣に取り組んだ結果、5段階評価の『3』
いささか情けない結果である。
ランチに長浜地元グルメ『焼鯖そうめん』。
あたたたたたたかい素麺に、濃い味付けの焼鯖がクセになる。
もっと喰いたかったなう
2つ目のチケットは『曳山博物館』★2.
ユネスコ無形文化遺産「長浜曳山祭」のすべてを紹介する博物館。
だんじりのような迫力と、ねぶたのような華麗さ。
だからどうした。
3つ目のチケットは『長浜別院 大通寺』★4.
障壁画は円山応挙。
他にも狩野派の襖絵などお宝が展示されている。
但し、保存状態があれで、猫に小判を保管させているような印象。
鐘楼を取り巻く蓮の群生が、得した気分。
4つ目は『今重屋敷 能舞館』★3.
ここは展示物の評価より、同時間にやってきた関西のおばちゃんたちに感謝。
能クイズに取り組んでいたら、脇からおばあちゃんたちが話しかけてきて、次々と正解をあげていく。しかも解説付き。
ちなみに能面「十六」とは、美青年・平敦盛をモデルにしたお面で、彼が須磨の浦の戦いで戦死した年齢が16なんだとか。
こんなうんちくを、おばあちゃんや受付のおねえさんが優しく教えてくれた。
そうえいば、米原から乗った琵琶湖線で、釣り竿を持った青年に問いかけられた。

「この電車、長浜、止まりますか?」
神奈川県からやってきたオヤジ(←おいら)に問いかける質問ではないと感じたが、たまたま目的地が長浜なので答えはYES
すると、彼からこんな話題を継げてきた。

「琵琶湖でブラックバスを釣りに行くんです」
それから、ブラックバスの釣り方やリリースのルールなどを青年から教示いただいた。
旅は道連れ、或いは、一期一会。
能のおばあちゃんや、ブラックバスの青年のお陰で、さらに幾つかの知識を得ることができた。
ありがたいことである。
さて、『長浜浪漫パスポート』最後のチケットは『長浜城登城(歴史博物館)』★2.
昭和58年に再建された天守は、単なる観光スポットでしかなく、歴史的な味わいはゼロ。
天守閣からの琵琶湖畔の眺望、これが唯一の存在意義。
やはり、滋賀には国宝・彦根城。
長浜城の存在は滋賀にも書けぬ。

「ワンピースこけし」予約受付開始…ルフィ、ゾロ、チョッパーの3キャラクター
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=94&from=diary&id=4695120
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