二股川。
もとい、二俣川。
神奈川県民にとって、ほとんどの人が不便さを感じるのに、クルマに乗りたければまずここに行くしかない、という運転免許の聖地。
東京都民なら鮫洲、府中、江東と3箇所もあるというのに、ダメじゃん神奈川。
最近は近くの警察に行けばちゃっちゃと更新手続きができるようになったので、一昔前の「3年ごとに二俣川詣で」はなくなったが、横浜駅から相鉄線に乗って12分、駅から徒歩15分、バスなら7分。
依然として不便な場所にある。
免許の日記ではない。
今日は、その試験場の先にある教育機関でほんの少しだけ仕事(自称)をこなし、懐かしい二俣川の道のりを徒歩移動
初めて免許を取ったのが16歳の夏、チェリーボーイなう。
担任の許可を得て高校を休んでやってきた二俣川、右も左もわからない。
バイク免許を持っている友人が見当たらなかったので、情報も皆無。
インターネットなんてなかった時代、どうにかして原付免許の取り方を調べて、二俣川試験場付近での「原付一発合格!模擬試験」なる有料教習を受けてから学科に臨む。
学科試験満点。クソ簡単すぎて、模擬試験で払った数千円を無駄にしたという記憶が深い。
自動車免許を取ったのは、少し遅く20歳を過ぎた頃。
それから始まった普通自動車免許人生は、失効することなく未だに続いている。
セコイ交通違反を繰り返して、30日の免停→1日講習などというお仕置きをくらったこともあるけど、意外と真面目な免許生活だと思っている。ゴールドになったことがないくせに。
思いのほか仕事が速く終わったので、二俣川の駅付近の美容室でヘアカット。
行きつけのサロンを持っていないので、どこでも大丈夫。
可愛いおねえちゃんがいそうな場所への鼻が利く。
ふらりと入った美容室。
受け付けてくれたおねえちゃんが、四半世紀前ほどに共に働いていた同僚の印象にくりそつでびっくりした。
現役時代、横浜に住んでいたので、彼女の娘である確率はゼロではないが、まず違うだろう。
でも、それを妄想化してアンニュイなヘアカットの時間を楽しむおいら。
金庫室での想い出が懐かしい

「ヘッドスパ、経験されたことありますか?とても気持ちがいいですよ

」
耳元でささやかれて敏感に反応する、おいら

「あちらの個室で30分、3,000円になりますけど」
"個室で30分”と聞いて、敏感に反応するジュニア。もとい、おいら。
四半世紀前、大宮のストリップ劇場の個室で受けたピンクサービスを思い出さずにはいられない。おいらの友だちの話であることはいうまでもないが。
手を引いて(妄想)、別室に連れ込まれ、仰向けに倒される。
扉は閉められて2人きり。嗚呼、魅惑の金庫室(妄想)。
昔の同僚に似たおねえちゃんが、おいらのドデカイ頭をもみもみしたり、シャカシャカしたり。
放たれるシャワーからは暖かい温水が、不定期に動くピストンのように発射され、頭皮に浴びせかけてくる。
絶妙な気持ちよさに、いつの間にか眠ってしまったようだ。
夢の中では、25年前のブイブイなおいらが、金魚鉢の中に放り込まれて泳いでる。
どのくらい時がたったのか、−もろちん、30分以内の約束だけど−、おねえちゃんから息を吹きかけられ(妄想)「起きてね、パパ」と優しい声が聞こえてくる。

「気持ちよさそうに寝息を立ててましたよ

」
思わず下半身を見て、他のものも立てていないかどうかチェックは怠らないおいら。やはり、天才だ。
カット+カラー+ヘッドスパで至福の90分。
支払いを済ませると、おねえちゃんが店の外まで見送ってくれる。
同僚の名前を出してみようかとも考えたが、そんなわけもなく結婚後の苗字すら記憶にない。

「どちらからお越しなんですか?」
おっ、逆に聞いてきやがった

「川崎からです。ちょっと、上のほうに用事があって」

「免許ですか?じゃ、次にお会いできるのは3年後ですね(涙)」

「いや、あなたに会うために、明日から毎日、シートベルトしないで運転します。警察の見ている前で。」
こうして、早期の再会を約束(妄想)して別れを告げた。
まだ夕方5時前。
眠気覚ましにコーヒーでも飲みますか

「なるほど」は失礼? 接客業で使われる言葉に客が怒ったワケ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=4595243
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