日曜日のあぶく銭はハンバーグディナーセットに化ける
神奈川県のご自慢グルメは、ニュータンタン(麺)とハングリータイガー。
崎陽軒も鳩サブレも全国区になってしまったので、この2つがご当地もの真髄。
自称・世界一のハンバーグ。
ハングリータイガーにはそれなりの思い入れがある。
高校時代か大学時代に地元・北加瀬に誕生したハングリータイガー北加瀬店は、当時、少し贅沢したいときにひとりぼっちや、友人たちとディナーを囲む。
サンデーサンに行くときは、カネのない時だったね。コーヒーゼリー1個で3時間は粘れたから。
どちらも同級生がアルバイトしていたけど、真面目さではハングリータイガー組の勝利。
彼らの仕事中に無駄話はなかった
半ナマのハンバーグが世界一美味しくて、その後、多くの支店にも通っていた。
ハングリータイガーの分水嶺が『O-157』事件。
どの程度の食中毒を出したのか記憶に薄いが、とにかく、ある日の新聞に「ハングリータイガーでO-157集団食中毒」が掲載されて、全店閉鎖。
経営すら危ぶまれたころ、本店・保土ヶ谷店が唯一復活開店したけれど、もうあの半ナマは食べられなくなっていた。
我が街にあった支店は、ことごとく閉じられたままとなってしまったが、横浜センター南店は今もなお健在。
ショッピングセンターのテナントにも数店舗あるけれど、やはりこの店は高い天井と広々とした店舗設計がよく似合う。
鉄板からジュージューと音を立てて商品が運ばれてくる。
ウエイターがナイフとフォークをとって、俵型のハンバーグを半分に切り裂いて、生焼け部分を鉄板に押し付ける。
O157が出る前は、押し付けないまま提供されるのがウリだった。
完食後、下膳する店員さんに声を掛ける。

「美味しかった。ここのハンバーグは、やっぱり世界一だよね

」
世界中のハンバーグを食ったわけではない。

「ありがとうございます。焼き担当のシェフに伝えておきます

」

「生焼けのころは、もっと美味しかったんだけどね

」

「はい、その話は仲間から聞いています。事件があったそうですね

」

「フグとかユッケとかと一緒でさ、ある程度、リスクを覚悟するから一味違うんだよね

」
O157の素因も知らないくせに、調子に乗ってそんなことを話していた。
店員さんも、なるほどですね、のような感じで聞いてくれていた。
真冬限定で「元祖生焼きデー」を作ってくれれば、行列したって行くのにな。
早速、ハングリータイガーお客様センターに提案しておこう。
今日は、ローカル色な話題につき。
■フグ調理資格、国内統一めざす 今は都道府県でバラバラ
(朝日新聞デジタル - 04月24日 19:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4543132
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