演劇の舞台はロックコンサートやトークによく似てる。
プロの舞台は観る者を心地よく愉しませ、アマの舞台は演じる者が楽しんでいる。
自分自身も1、2時間程度のトークをする機会をいただくことがあるが、常に心に留めているのが、
「シロウトは自分の伝えたいことを伝え、プロは相手の聴きたいことを伝える」という誰かの諫言。
『おんな忠臣蔵〜汝、如何に愚かなりとも〜』(劇団Spookies #16)★4.5
歴史ある池袋シアターグリーン。
劇場近くにある池袋南公園は、かつて、川崎オスカー第3次ブイブイ時代のころには「ラブラブパーク」との代名詞で、カップルや立ちんぼが夜な夜なラブラブしながら、地面を這うのぞき屋さんたちが、まるで岩場のフナ虫のようにザワザワしていた陰湿な場所だった。
ところが、いつの間にやら南公園は、品格ある見渡しのいいアーバンパークに生まれ変わっていた。
今世紀代最大のびっくりだ。
いや、今日の日記は公園の話ではない。公演の話だ。
同級生がキラキラな衣装をまとい準主役・吉良上野介を演じる太平洋末期の劇団劇中劇。
160席程度の中規模な座席は満席にあふれ、すぐ傍にある舞台から熱気が伝わってくる。
大道具を巧みに動かした効果も重なって、意外としっかりした脚本に130分、飽きることなく終盤まで突っ走る。
あろうことか、神風特攻隊に死にゆくシーンに、多くの客席からすすり泣きが漏れ聞こえ、おいらとしては泣き遅れの傍観者然。
それにしても、いつも思う。
小劇団の彼ら、彼女らの演劇愛。それだけで感動する。
タクフェス春のコメディ祭り!『わらいのまち』(タクフェス)★100.
東京グローブ座、最前列センターサイドの席に陣取った。
宅間孝行だって、数年前は小さな舞台で小さく演じていた演劇愛のひとり。
しかし、才能というのは隠れようがない。
間もなくすれば、「チケットを取れない劇団」のひとつに加わるほどの舞台を作る演劇人になるはずだ。
開演前にサイン会+握手会、写真撮り放題。
開演中は撮影タイムが入り、カーテンコールの後はキャスト全員でダンスタイム。
このダンスタイムが、アンコールを2度受けて、3度のダンスを披露する大サービスなタクフェスたち。
舞台は、おそらく2017年ベスト1
2011年作品の再演なんだけど、隙のないワンシチュエーションプレイは、三谷幸喜を超えた。
永井大、柄本時生、柴田理恵・・・
散らかし放題のエピソードが、最後にすべて収束し、大爆笑と涙(!)でハッピーエンド。
それにしても、鈴木杏樹さんの美しさよ
最前列のハンデを活かして、舞台で微笑む杏樹さんとハイタッチ×2回。
こちらは、彼女の手の冷たさにキリリとした魅力をも感じたけど、彼女もおいらの手のあたたたたたたたたかさに、優しさを汲み取ってくれたようだ。
杏樹さんの隣で姿勢よく経つ女優は、元・宝塚リーゼントトップスターえまおゆう
怖い役柄でビビッて観てたけど、ダンスタイムのロケットに惚れた。
他にも、まじに可愛い女優キャスト陣が目の前で演じてくれていたのだから、★を幾つつけても足りないほどの大感動。
東京が終わると、名古屋、兵庫に巡回するので、近くの人は行こうね。
まだチケットの取りやすい劇団につき。
さて、日記タイトルに記したベテランの余裕は、今シーズンテレビドラマ最高傑作『やすらぎの郷』。アフタヌーンスタートの20分ドラマにつき、ビデオ録画の鑑賞でしかないが、毎回毎回、いぶし銀な役者たちの演技に惚れ惚れする。
何のことはない。ただ画面に出ているだけで、それでいい。
ポール・マッカートニーやエリック・クラプトンのライブがそうだった。
石坂浩二を真ん中に、加賀まり子と浅丘ルリ子がカウンターに並ぶスリーショット。
憧れます

元妻&元恋人と共演の石坂浩二 顔合わせで3人は大人の対応
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4520744
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