TBS、14時45分、久米宏。

「ラジオでは15秒も無音が続くと、放送事故といわれるそうですが、これからの1分間は黙祷のための無音をお届けします・・・」
運転していた黒マーチを路肩に停め、ブレーキを踏みながら目を閉じて黙祷する。
おそらく、脇を抜いていく車たちは、"黒マーチの運ちゃん、日夜の激務で居眠りしているよ”みたいに思っていただろう。
1分間、長くもあり、短くもあり。
あの時の自らの行動や、去年訪ねた気仙沼や奇跡の一本松を思いながら、鎮魂を祈る。
3月11日。
マイベスト都道府県第47位、茨城県へのドライブ。
開催中の梅祭りには目もくれず、3つの神社と2つの美術館。
趣味を堪能する自由な1日は、どこへ行っても満足である。
《常磐神社》(水戸市)
偕楽園の並びに鎮座する常磐神社。
かぐわしい梅の香りが漂い、観梅で乾杯しているサラリーマンたちが昼間からほろ酔い気分。
いただいた御朱印が素晴らしい。
梅まつりの期間中に参拝すると、梅色の「観梅まいり」が押印されてくる。
水戸光圀公もここにラーメンを食べにきたそうで、どこもかしこも三つ葉葵だらけ。
その証拠に、空に浮かぶ白雲にすら三つ葉葵に見えてくる。
《水戸八幡宮》(水戸市)
こちらは、黄色いイチョウがついた御朱印。
八幡の「八」の字は、もちろん鳩ぽっぽ
マイ都道府県ランキング、茨城県のランキングアップは近い。
短歌は、
『八幡なる 神の社の お葉付きの 公孫樹(イチョウ)のごとく 千代に栄えむ』
なんのこっちゃ。
御本殿は国指定重要文化財。
常磐道のドライブインでもらってきた神社のチラシが興味深く、帰路の寄り道で北関東道を突き抜けた。
《大杉神社》(茨城県稲敷市)
水戸市の御朱印2つが素晴らしかったので、さらに期待した大杉神社。
その御朱印を見た途端、やりやがったな

と思ったが、よく見ると左の篇が4文字ともシンクロしていてアートになっている。
「奉拝」も「日付」もそれなりに綺麗なので、神社名の揮毫はわざとへんてこりんなのだろう。
でも、47位据え置き。
ドライブインに立派なパンフレットが置かれているだけあって、境内はまるで小さなテーマパーク。
鳥居の横には「ねがい」「かない」の天狗が鎮座し、境内に入ると様々な社殿群。
東照宮のように美しい彫り物の社殿につき、
「あんば(大杉神社の愛称)参れば、日光見るに及ばず」と自称されている通り。
社務所の裏手にまわると、忘れてはならない「勝馬神社」を発見
JRA美浦トレーニングセンターに近い神社とあって、ここ勝馬神社には調教師や騎手が多く参拝しているそうだ。
それぞれの神社で頭を垂れ「おかげさま」と「3.11犠牲者への鎮魂」を祈る。
神や仏に願い事は通じない。
15,000人もの正義を持っていった6年前の天災が、その証左。
だから、自分が参拝するときは、いつもいつも「おかげさま」。
■午後2時46分、祈る 東日本大震災6年
(朝日新聞デジタル - 03月11日 15:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4472974
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