to be con.
今回のロンドン聖地巡礼ツアー(自称)の背中を押してくれたのが、同級生のひと言。

「ありゃ?あんなにビートルズが好きだったのに、アビーロード渡ったことないの?」
渡らねば
中学時代にビートルズを知り、高校時代にフーとキンクスに狂い、社会人になって外タレライブにも気兼ねなく行けるようになってからストーンズの深さを知った。
ビートルズは解散し、ジョンも亡くなってしまっていたから、トリヴュートライブで我慢しながらポール・マッカートニーがやってきたら会いにいく。
ついでに、ワイフさんを妻に娶った責任でクイーンにも気を配る。
これが、おいらのブリティッシュ・ロック的プロフィール。
ロンドン独り旅の許可に当たっては、当然ながらワイフさんからのミッションがつきまとう。
あえて書くまでもないが、ワイフ・ミッションとはすべてに対して最優先なミッションであり、トランプの大統領令なんかとは比べ物にならないほど、極めて重要なものである。

QUEENのグッズを買ってくること。

QUEENのヴォーカル、フレディー・マーキュリーの住んでいた居宅の写真を撮ってくること。
(以下、略)
1月25日。
地下鉄Baker Streetで下車し、『シャーロック・ホームズ博物館』とは逆のストリートを少し歩く。
ブリティッシュ・ロックのグッズショップ"It's only Rock'n Roll”。
奇跡的に店員さんが日本人のお姉さんで、言葉が通じて嬉しかった。
QUEEN関係のポストカードとコースターとマグカップとピックとキーホルダーとかを買い込んで、おまけ程度にTHE WHOのグッズをスーツケースの空き程度に数点。
これで良し。ワイフさんにミッション(1)コンプリートのLINEをする
向かいにあるビートルズグッズショップの"Yellow Submarine"も覗いたけど、こちらはあれなので何も買わない。
1月26日。
旅行中でも7時には起きて、1日たっぷりの行動時間を確保する。
地下鉄Earl's Courtから歩いて10分。
フレディの命日には多くのファンが集まるという終の棲家『GARDEN LODGE』
落書きと書けば哀しいが、フレディへのメッセージ・グラフィティと思えば愛を感じる言葉の数々。
持っていた油性ペンで、ワイフさんからのメッセージを書き込んだ。
自宅の全景を撮影して夕飯時の日本にLINEして、ミッション(2)コンプリート。
THE BEATLESよりも、THE WHOよりも、THE KINKSよりもQUEENが一番手。
何一つ、疑いもなく。
1月27日、金曜日。
地下鉄St.John's woodには、何ひとつビートルズの匂いを感じない。
なだらかな坂を下りていくと、ワクワク感とともに"Here comes the sun”のイントロが脳内に流れてくる。
朝9時のABBEY ROADには、ひとりぼっちのおいらとイタリア・ミラノからやってきた陽気な夫妻。
お互いに歩道を渡る写真を撮り合って、アビーロードスタジオに隣接した開店前のスーベニア・ショップ看板にミラノ氏とともに落書きしあう。
ふと、気がついた。
アビーロードのジャケット写真と比べると、歩いている向きが逆だ
ミラノ氏に別れを告げ、もう一度横断歩道に戻る。
そこに佇む同年代ほどの日本人熟女がやはりひとりぼっち、Nowhere womanのようだ。
熟女さんにはデジタルカメラ、おいらのIi-phoneと交換して撮影会。
この頃には、日本人学生らしき若者3人もたむろしてアングルを練っている。
感動的なのは、意外と交通量の多いこの車道。
横断歩道の記念撮影には、徹底的に気を遣って止まってくれる。
Everybody's Trying to Be My Baby
写真を正しい向きで撮り直し、ポールの別宅へ向かうという熟女と別れ、アビーロードスタジオショップでレアグッズを遠慮がちに買い込んで、THE BEATLES終了。
地下鉄を乗り継いでノーザンラインを北上、Archway
マスウェル・ヒルには行けないから、PUBタヴァーンを巡礼してKINKSに敬意を表す。
おいらが一番好きなアルバム『Muswell Hillbillies』
このジャケット写真が目の前に

(感涙)
ところが、PUBの雰囲気に今ひとつ違和感。
中を覗き込んだり、店の周囲を歩いていたら工事現場の黒人さんから声を掛けられた。

「Hey,Are you kinky?」(おい、お前はひねくれものか?)

「NO!I'm quite honest

」
少しだけブロークン・クイーンズ・イングリッシュで会話をしてみたら、どうやらここの駅前はバスロータリーが整備されることになって、このパブは閉店中とのこと。(もしかしたら、「PUBはつぶれた」という言葉を使っていたかもしれない

)

「このあとは、マスウェルヒルに行くのかい?」

「いや、今日は金曜日だからウォータールーに行かないとね

」
世界遺産のロンドン塔に行く途中、ほんの少しだけ途中下車。
汚いテムズ川を渡ってWaterlooへたどり着く。
金曜日ではあるけど、夕方でもサンセットでもないウォータールー。
サンセットが観たくなったとき、また来ればいいさ。
THE KINKSの旅はこれでおしまい。
このあと、無謀にもロンドン地下鉄の困り者・ディストリクト線に乗り込んで、リッチモンドを目指すのだが、それはまた《ロンドン7》へ引っ張る。

スタジアムにファン集結! 1000人を超える人数でニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」を演奏した動画が感動的
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4418043t
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