LIVE2本
《billboard classics 尾崎裕哉 premium ensemble concert》★4.
どこかのテレビの音楽番組で初披露した『I love you』がもの凄くて、記憶に遺った尾崎裕哉。
CDのリリースがないままコンサートらしき活動を行っていたようだ。
某プロモーターから「チケットが売れてなくて困り果てている

」という泣きの連絡を受けたとあっては、引き受けなければならない漢気(おとこぎ)なう。
行ってきた
尾崎豊のマイベストは『僕が僕であるように』。
他にも知っている曲は多々あるけれど、御子息の楽曲は1つも知らん。
LIVEはクラシックの殿堂《上野・東京文化会館 大ホール》。
収容人数がどれほどあるかは寡聞にして知らないが、5階までの客席を持ち、ジルベスターには第9を演奏するのがこのホールのルーティン。
東京文化会館といえば、ワイフさんとの交際中、彼女の趣味を図りしれなかった頃。
12月の末にヴェートーヴェン・第9を誘ったら、第一楽章から第四楽章の合唱前まで、すっかりと熟睡された記憶がよみがえった。

「第九って、合唱だけじゃないの

長ぇ〜よ

」
それ以来、彼女をこのホールに近づけたことはない
前から3列目の好位置を確保。
ステージに並ぶピアノやハープや10脚程度のオーケストレーション。
そしてスタンドマイクとフォークギター。
一体なにが始まるというのだろう。
始まった。
御子息の歌声は、尾崎豊そのものである。
オープニングで彼自身が、

「今日やる曲の半分以上は、みなさんの知らない曲」と語っていたように、あえて偉大なる父・尾崎豊からの離脱を図ろうとしているようだった。
オリジナル曲の1つ1つは、オーケストレーションに乗り、とても素敵なメロディと智情あるリリックばかりなのだが、どうにも印象に残らない。
それよりも、知っている尾崎豊の曲がちっとも出てこない。
(実は、セットリストを確認するまで2曲の尾崎豊ソングが歌われたことさえ気が付いていなかった

)
アンコール前の2曲。
父に贈った『27』と、母に贈った『始まりの街』は印象的だった。
しかし、(彼としては残念かもしれないが)一番印象に残り、このライブの評価をあげた曲は最後の一曲に選んだ『OH MY LITTLE GIRL』。
この日、初めて鳥肌を立てながら聴いたし、耳から離れなかった。
ごめんね、尾崎裕哉くん。
大ヒット曲が生み出されるまでは、父の影をいつまでも引きずることになるのだろうか。
才能はおそらく父親以上。
上手に歳を重ねて欲しいと、なぜか親心で応援したくなる青年だった。
【セットリスト】
〜第1部〜
1.Prologue〜The Night〜
2.つかめるまで
3.君と見た通り雨
4.瑠璃色の地球 [松田聖子]
5.Moonlight
6.Road
7.With You
〜第2部〜
8.Smile
9.Flower
10.黄昏ゆく街で [尾崎豊]
11.離れていても
12.流れる風のように
13.ふたつの心 [尾崎豊]
14.『27』
15.始まりの街
〜アンコール〜
16.音楽が終わる頃
17.OH MY LITTLE GIRL [尾崎豊]
『MY NAME IS KAI �� 2016 “MEETS RETURNS”』
《甲斐よしひろ×押尾コータロー》★4.5
こちらは懸命にチケットをゲットした代物。
どうしても見たかった甲斐さんと、世界一のギタリスト(当社比)押尾コータロー。
席番は『1列中央サイド』。
会場はサンプラザ中野。走る走る、俺たち。
席にたどり着いて驚いた
『1列』の前に『0列』ってのがあってさ、実質3列目。まぁ、いいや。
日ハムの大谷選手が二刀流なら、ギタリスト・押尾コータローは三刀流である。
ギターのボディをカホン代わりに叩き、5弦・6弦はベース代わりにチョッパー奏法。
そして、ギター。
高校時代、おいらは何かのイベントで『安奈』を弾いたことがあるが、その100万倍、押尾コータローは巧い。
甲斐さんの甲斐バンドは解散しちゃったので、このステージは他にキーボードが1人いるだけ。
3人のステージである。
セットリストにあるように、なかなかラフなライブとなって、『最後の夜汽車』の時は、まず甲斐さんの持っているブルースハープの音がへんてこりんになって、やり直し。
2回目もへなちょこな音がでちゃって、やり直し。
テイク3では、1番は無事通過したものの、間奏で押尾コータローが失敗して、結局4テイク。
おいらの甲斐バンドベスト3に入るほど大好きな楽曲なので、ものすごく儲けた想いの『最後の夜汽車』だった。
ちなみに一番好きな曲は『翼あるもの』。
『翼をください』と間違えてはならない
たったの2時間にも満たないステージだったが、押尾コータローの存在感で満足だった。
唯一の不満は18時開演が、なにもアナウンスなく15分押しのスタート。
外タレならオープニングの遅れは演出の一つとなっているけど、一流の本邦アーチストはオンタイムが主流。
サザン、中島みゆき、山下達郎、小田和正、浜田省吾・・・どれも、オンタイムのスタートだった。
チューリップと尾崎裕哉は5分押しだったから、あれだけどね。
生活習慣には厳しくないが、時間には厳しいおいらなのだ
アンコールが続いたのち、『熱狂(ステージ)』の演奏が始まった。
イーグルスのLIVEで『デスペラード』が歌われた時のように、或いは、浜田省吾のLIVEで『家路』が歌われた時のように、このライブはこれで終わる。
甲斐よしひろに次会えるのは、いつのことやら。
【セットリスト】
1.BLUE CITY
2.かりそめのスウィング take1
2−2.かりそめのスウィング take2
3.ナイト・ウェイブ
4.ダイヤル4を廻せ
5.異邦人の夜
6.最後の夜汽車 take1
6−2.最後の夜汽車 take2
6−3.最後の夜汽車 take3
6−4.最後の夜汽車 take4
7.安奈
8.Together!!! (押尾コータローソロ)
9.青い瞳のステラ、1962年 夏…
10.嵐の季節
11.翼あるもの
12.風の中の火のように
13.漂泊者(アウトロー)
14.破れたハートを売り物に
15.氷のくちびる
〜アンコール〜
16.ポップコーンをほおばって
17.LADY
〜アンコール〜
18.熱狂(ステージ)

尾崎裕哉、来春CDデビュー&初ツアー
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4314070
ログインしてコメントを確認・投稿する