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2016年04月08日22:37

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参加することに意義がない標準タイム

■北島康介が引退表明 200平で5位、五輪逃す
(朝日新聞デジタル - 04月08日 20:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3938153

お疲れ様、北島選手。五輪終泣き顔
最後のレースを観ながら、意外と北島ファンだったということに気がつかされた。

泣き顔
水連のあまりにもストイックな自主規制で、イチブレの出場すら逃したドラッグスイマー北島。
ここでいうドラッグとはクスリのことではなく、ブレストのストローク(抗力)を意味することはあえて言うまでもない。
準決勝で標準記録を突破しながら、決勝で30足らずの2位。これでRIO落選。
広告代理店が描いたパワーポイントのプレゼンにまんまと乗せられた水連のお偉さんは「一発勝負」「戦えるスイマーを選ぶ」というオリンピック精神からかけ離れた論理で、平成の功労者を水中から叩き出した。

果たして2020年の東京にも、ベスト16標準タイムという自主規制を設けて、日本トップですらスタートラインに立てないスイマーを作り出そうというのか。
強い日本水泳陣を築き上げるための過渡期であるというならそれもいいが、日本を背負った英雄を追いやった悲しみは深い。

イチブレのスタート時、NHKのハンディカメラは北島選手の股ぐらから表情を盗み撮る。
人生が掛かった一発勝負の北島選手にとっては、ケツがもぞもぞしてたまらなかっただろう。
おいらが、この立場だったらスタート台から飛び降りて、カメラマンを蹴り飛ばす。
どうせ、その立場にならないから書きたいことを書いているのだが。

メディアスクラムはレース終了後にも、彼がまるでドラッグで逮捕されたかのような厳しさでインタヴューが続けられる。
笑顔と涙と、そしてほんの少しの皮肉と感情を顕にしながら、丁寧にインタヴューに答える北島選手。
マイクを握った連中が聞きたい言葉は、唯一「引退」の二文字。
全く、知も徳も、相手に対する敬いすら感じない取材陣。
彼ら、彼女らは水着問題のていたらくから何ら進歩をしていない。
少なくともストイックなスイマーたちは、下らない質問をぶつけ、決まりきった言葉を引き出すだけのインタヴュアーのためには泳がない。

彼が引退することにより、アテネ、北京での優勝シーンの放映は激減するだろう。
いずれのレースでも実況や、自然の言葉を導き出すインタヴューを担当したNHK石川アナの声も聴けなくなる。
なんと云おうと、これが一番寂しい。



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