3月4日は三姉妹の日。
三人娘の父として、何よりも嬉しいのは帰宅すると自宅に女子しかいないこと。
毎日が女子会。
いざという時だけ頼りになれば、おいらなんてのは空気の存在でよろしいようで、息の詰まることもない。
娘たちが高校生か中学生の頃、いつものようにパンイチでうろつくおいらに、ワイフさんが見かねて、

「おとうさん(←おいら)

、年頃の娘がいるんだから、ズボンぐらい履いてよ

」
このしつけに対して、娘たちから反応があった。

「今さら、おやじ(←おいら)のパンツになんとも思わないよ

」
ということで、未だにパンイチ徘徊を続けるおいら。
さて、そんな女子に囲まれた幸せ者のおやじ一家、香港日記その5.
2月25日(木)夕刻から。
市内観光のメンバーから離れ、われら3人はタクシーに乗って九龍のダウンタウンを抜けてバードガーデンへ
香港のタクシーは初乗り350円程度。距離加算もそれほどではないから、3人乗りならかなり経済的。
ガイドブックには「時間が余ったら寄ってみたい」という消極的な紹介しか掲載されていない、これぞおいら向きのスポットである。
タクシーを降りて、花屋さんが並ぶフラワー・マーケット・ロードから、バード・ガーデンへ抜ける。
日本人が一人もいないのだ。
小鳥好きが多い香港の人々。狭い土地に高層住宅が立ち並ぶ土地柄なのだろうか。
怪しいゲートをくぐると小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。
鳥かごの中に目いっぱい突っ込まれたザックの仲間たち。
我が家では、本家ザックが1匹飼われている鳥かごの大きさに、10羽のいんこたちがピヨピヨ啼いている。まるで泣いているようだ。
そんな小鳥屋さんに、やる気のない店員ばあさんや、店員じいさん。
秋葉原電気街の部品屋さんのような狭い店舗が、ずらりと20店舗ほど軒を並べている。
着いた時には、「ザックがいっぱいいる!」と喜んでいた次女ちゃんも、徐々にゲンナリ。
餌として売られているイトミミズや、得体の知れないへんてこ蟲が気味悪く蠢いている。
ワイフさんたら、店先で見つけたへんてこなインコの人形に20HKドル(300円)払って、「ザックの土産ができた」と喜んでいる。
ちなみに、帰宅後、ザックの小屋にその人形をとりつけたら、ザック怖がって近づけず。
わずか10分で土産の寿命を終えた。
バードガーデンから歩くこと20分、スターバックスコーヒー旺角洗衣街店でカフェブレイク。
映画をコンセプトしたクラシカルな店内には、参考書を広げて勉強に勤しむ学生だらけでほぼ満席。ワイフさん、真面目な香港学生たちにびっくりぽん。
日が暮れてちょうどいい雰囲気のナイトマーケット・女人街。
「爆買いするもんね」は次女ちゃんの弁。
しかし、足を踏み入れるとその異様さに顔つきが変わる。
アメ横を100倍したような乱雑さで、両サイドから張り出した露店により中央の歩道は1m程度。
そこに集まってくる世界各国からの買い物客たち。
売っているものは、ニセモノのブランド品からダイソーで売っているようなみるからに粗悪なおもちゃ、そして意外ともらったら嬉しいようなお土産品。
女人街の特徴は《値札が付いていない》こと。
こんな感じ。

「この傘、いくら?」
ワイフさんが土産用にと、カプセル入りの携帯傘を買う。

「80ドルね(1,200円)」

「ふざけんなよ、ばばぁ。こんなもの、日本で買ったら300円もしねぇぞ」

「じゃ600円」

「話にならん。となりに行く」

「いくらなら買うのよ」
電卓を手渡され、希望の金額を入れろという。

「200円」

「ダメよ、クソじじぃ。400円ね」

「へなちょこばばぁ、いい加減にしろ。1本300円で3本買うから900円。これ以上払わん」

「しょうがないね、ショチョウさん。それでいいわよ」
そもそも、最初に告げた1200円というのは何なのだ
次は、次女ちゃんが見つけたステキなアイフォンケース。
「自分でやってみる」と、彼女自身が挑戦。

「いくら?」

「ん、1200円ね」
何でもかんでも1200円スタートがここの決まりなのか。

「ざけんなよ、じじぃ」
これは、真似しなくて良い

「じゃ、800円」

「10ドル(150円)なら買うよ」

「OH,、お嬢ちゃん、クレイジーね

500円でどうぞ」
やはり電卓を渡してくる。
隣のおとうさん(←おいら)と相談しながら、

「300円」

「それでいいよ、マダム。持って行きな」
ワイフさんは、このシチュエーションに呆れ、次女ちゃんは喜んで値引き交渉に遊んでいる。
適当すぎる値段を聴きながら、一体、本当の儲けは幾らなんだとAFPらしく右脳を巡らしていた。
女人街に滞ること1時間、次女ちゃん曰く「香港一、楽しかった場所」だったそうだ。
ディープすぎるこの街には、怪しいフィリピン人が軒先に佇んで、
「社長さん、ニセモノあるよ」と売りかけてくる。
「サイフ、カバン、全部ホンモノと同じ。安いよ」
ワイフさんはこちらがお気に入り。

「ホンモノと同じなら本物じゃないの?」
聞きたくない質問をされたので、真面目に答えておいた。

「ここで買っても羽田空港で税関に取り上げられるだけだよ

」

「えっ、税関の人たちって、ニセモノもらって自分で使ってるの?」

【3月4日は三姉妹の日】三姉妹あるある30 「次女だけ似てない」「誰のインナーか分からないけど着る」など
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=3882186
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