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2016年02月14日20:56

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《映画》やはり名作だった『死刑台のエレベーター』

泣き顔亡くなった人と話せる携帯があったら――あなたは誰と話したいですか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=3851416

昨年、急逝した同級生のLINEアカウントがまだ残っている。
亡くなる3週間ほど前のメッセージが懐かしくも哀しい。
来月に決まった今年初の飲み会、彼にも連絡をしようか。
「3月×日18時、おらんだやビールみんな待ってるからね指でOK」

・・・やめた。
切なくなるだけだ。
夜勤で疲れた身体に鞭打ちながら、いつも笑顔で顔を出していてくれた彼。
もし誘ったら、ゆうれいくんになって座敷の隅っこに浮かんでくれているのかな。
それとも、大好きな下ネタを大声で話してくれるかな。

映画レビューカチンコ
フォト
010『死刑台のエレベーター』★5.
初見は中学生時代、新宿アートビレッジの8mm映写。
勘違いした日本人監督が、本作を“世界で初めて”リメイクしてしまったが、そもそもリメイクなどという代物ではなく、ゲテモノ。
お陰で、本作が《午前十時》でリバイバルされたら、鑑賞必須という覚悟ができた。
ワイフさんもこの作品には興味あり、突然のお誘いをしてみたが、
牡羊座「あんたのように、行きたくなった行けるようなヒマ人じゃないの手(パー)」
と、首を絞められ絞首刑。
たった一人の午前十時。

モノクロであるという映像美、二転三転と練りこまれた脚本。
結末までほとんどスキがない。
あっさりとしたFINに★5.の評価。
それにしても、例の企画を持ち込んだ小椋事務所、監督を引き受けた日本一恥知らずの映画監督・緒方明、主演を引き受けて黒歴史を作り上げた阿部寛と吉瀬美智子。
この連中は、オリジナル作品を観たことあるのかなぁ。

フォト
011『ディーパンの闘い』★5.
カンヌ・パルムドールがいよいよ本邦公開。
TOHOデーだったこともあり、初日に望む。

スリランカ、いわゆる旧セイロン。
行ったこともないし、行きたくもないが、紅茶が美味しそうだ。
26年間の内戦に苛まれた国とは知らなかった。
そして、いつものように改めて思う。
日本に産まれて本当に良かったとチューリップ・・・戦後のね。

韓国映画にも偽装家族の作品があった(題名は忘れた)が、本作の描写はよりリアルである。
3者3様、それぞれの心の内が深淵で、かつ濃厚である。
彼らが棲む集合団地で起きる闘争に、一部不理解なところがあったが、もう一度観てもいいと思わせる秀作。
もちろん、これはアカデミー作品賞ではなく、あくまでもカンヌ最高賞。
誰にでも推奨できる作品ではない。
救いは初めての夫婦生活とエンディング。★5.



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