ブロックバスター(Block Buster)。
第二次世界大戦時にイギリス空軍が使用した大型爆弾の愛称。
街の1ブロックを潰す(Buster)ほどの威力から付けられたそうだ。
ブロックバスター映画と呼ばれる作品がある。
街中の映画館の大半のスクリーンで、その映画を上映してしまう作品。
多くのハリウッド大作映画がそうであるように、まさに本作『スターウォーズ』が典型的なブロックバスター映画ということになる。
大掃除第3弾《電気掃除》さえ終われば、ヒマになってしまうであろうこの週末。
久しぶりに映画でも見ようかと映画.comをやりくりして、上映スケジュールを検索する。
我が街、川崎にはシネコンが3つ。
《109》《TOHO》《チネチッタ》。合計すれば「32」もあるスクリーンのうち、10のスクリーンが『スターウォーズ』でバスターされてしまい、他に食指の動く作品が見つからない。
『スターウォーズ』。
毛が生えたか、生えていないかという微妙な中学生時代。
同級生の誰かを誘って、テアトル東京あたりで鑑賞した『スターウォーズ』1作目。
どっちがC3POか、R2-D2かも知らない同級生たちを置いてきぼりにして、何度も何度も映画館に通っていた。
しかし、おいらの『スターウォーズ』熱は、ちょうど同じ時期に公開された『未知との遭遇』に遭遇した時点で急速に醒め、歳を重ねるごとにハリウッドものやSFものが、鑑賞作品の選択肢の中から消え去っていった。
何よりも、中学生時代に観た奇跡の1作目が、「実は4作目だったんだよ

」と、ジョージから聞かされてから、今度はおいらだけがぽつねんと置いていかれ、悪者だったはずのダースベーダーさえ信用できなくなった。
そんなおいらも、今や生まれて半世紀。
頭の中はチューバッカ。
困ったもんだ
12月17日(木)
『熱海殺人事件』(新宿・紀伊国屋ホール)★3.
つかこうへい事務所の初期メンバー、風間杜夫と平田満が熱海殺人事件に帰ってきた。
この触れ込みだけで前売りは完売し、当日キャンセル待ちの状況だった。
さらには演出にいのうえひでのりを迎え、ただでさえインパクトある舞台をどこまで破壊してしまうのやら。
感想は2つ。
老いた哀しき劇団魂と不協和音。
映画『蒲田行進曲』、銀ちゃんとヤス。
彼らのセリフが、それほど大きくはない紀伊国屋ホールに伝わってこない。
声量が圧倒的に足りてないのだ。
舞台にかける前、おそらく舞台監督はピンマイクの取り付けを提案したことだろう。
しかし、哀しき劇団魂。
「そんなもの、付けてたまるか」
この意地が、観客に不便と不安をもたらす結果となってしまっていた。
つかの芝居だからこそ、一字一句を聞き漏らさまいとする観客たち。
かつて華麗だった名優2人に、そのミッションは重かったようだ。
そして、もう一つ。
つかこうへいの舞台に、劇団☆新感線モードは不協和音だけが漂っていた。
エンディング、THE WHOの『Bargain』だけが見事だった。
カーテンコールはお仕着せの1回のみ。
マニアックな3列目、唯一のスタンディングオベーションも絵にならない。
今回の復活祭。
つかこうへい随一の代表作リバイバル、醜態を晒す昔の名前が哀しい2時間だった。
■上映開始に「ワーッ」と歓声 「フォースの覚醒」公開
(朝日新聞デジタル - 12月18日 19:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3767111
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