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2015年07月15日22:54

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《空虚》戦うものの歌が聴こえるか?

自分にとって独裁者・ヒトラーなんていう生き物は遠い昔の、遠い外国の遺物かと感じていた。
ところが、今日、平成27年7月15日。
冗談でも夢でもなく、本当にこれまでの日本では理屈のつかない法案が委員会で可決され、もはや止める術がなくなった。

三権分立という中学生時代に覚えた知識は無用になり、憲法第9条という日本人の誇りも捨て去られてしまった。
安倍晋三という、気味の悪い人物ひとりの存在が、日本人の間に諍いを生み出し、少なくとも近隣諸国に刀を抜いた。

これまでどっちつかずのノンポリだった自分自身にも、無駄とは分かっていても何かしらのアクションが必要だった。
右も左もない51年+αだったのに、最近はどちらかというと左のようだ。
おちんち●の向きではない。ポリシーの問題だ。

全く理解に苦しんでいる。
安倍晋三とその取り巻きはまだしも、どうしてほかの自民党代議士たちが安倍ヒトラーに白旗を上げてしまうのか。
正義の明智光秀は、村上誠一郎だけというのは気味が悪すぎる。
そして、どうしても書いておきたい公明党の面々。平和の党の面汚し。
創価学会員たちから、何一つオフィシャルな異論が聞こえてこない。
クソすぎて嫌味すら書く気も起きない。どうでもいいけどね。

フォト
魑魅魍魎が住む国会議事堂へ直接向かうのも気が引けて、霞ヶ関で下車して瀟洒な法務省の建物で目の保養。霞ヶ関に、唯一の美しき建造物。
水曜日《ゆう活》と称した官製早帰りデーに帰路を急ぐスーパークールビズのエリート官僚たち。
彼らにしてみれば、その後に起きることなど承知の上。
民間人がいくら騒ごうと、変えられないタイムラインを知っている。

従って、彼らが一目散に向かう先は霞ヶ関駅とか桜田門駅のホーム。
誰も、これから行動を起こそうと準備万端の議事堂前には近づかない。
所詮、そんなものだ。
毎日残業続きの官僚たちが、無駄な動きなどするわけがない。
官僚たちの疲れきった顔を見ながら、国会議事堂への坂を上がる。
皇居の沿道には永田町で起きたことなどどこ吹く風で、ランナーたちが汗を流している。

18時、すでに多くの民衆たちがプラカードやメッセージボードを持って周囲を埋めている。
高校生の同級生たちとの待ち合わせに向かう永田町にも、老若男女の顔顔顔。

デモの参加は初めてだが、おいらのようなシロウト市民が多いような気がしていた。
もちろん、中にはメーデーの時に活躍するような昼行灯の共産党員も含まれてはいるようだが、今日の集会はオールカマーの様相を呈している。
そもそも、共産党が目立つ時代など、戦争が近い証拠。
自分にとっては忌み嫌いたい存在である。
共産党主導ではない反対集会。これがいい。

国会正門を目指して仲間たちとともに憲政会館に近づくと、警備をしている警察官がバリケードを組んで立ち入り禁止の号令を叫んでいる。
そこかしこで、デモにやってきた民衆と「入れろ、入れない」の言い合いが始まっている。
警察官たちだって、クソ法案に一家言あるくせに、権力の下には為すすべがなく、万が一、民衆が暴動を起こせば敵味方に分かれて検挙の行動を執らなければならない存在。
こんな諍いを創造したのも、すべからく安倍晋三という独裁者の仕業。

こずるい自分は、警官の隙をみてさっさとバリケードの中に入り込み、タイガーロープを持ち上げてデモに参加したい人々を中に招き入れる行動をとった。
映画『ロッキー』で例えるなら、エイドリアンの兄貴の役目。

1人、2人と引き上げられたロープに気づき、頭を下げてバリアに入ってくる。
仲間たち6人も全員が入り込めた。これで、正門前に近づくことができる。
最後の人を通すとき、警察官と目があった。
犬「あなたは、私の仕事を邪魔するつもりですか?」
言外に“公務執行妨害”を匂わせる。
捕まえるなら捕まえるがいい。
イタチだって、最後っ屁を食らわすものだ。
蟹座「あなたは、尊厳を持ってこの仕事をしていますか?」
犬「・・・ ・・・」
聞こえなかったのか、聞かなかったのか。或いは、意味がわからなかったのか。
彼からの答えも行動も、何もなかった。

警察側が敷いたバリケードをくぐり抜けて500mほど、人ごみに紛れながら牛歩のように進んでいく。
マイクを通じてシュプレヒコールが聞こえてくる。

フォト
そして、ようやくベストポジションまでやってきた。
テレビで見る顔も、ここでは見ることができた。
報道陣と警察に多く囲まれて、団体たちのアピール・アクションが次々と展開される。
この時点で集まった人数は「25,000人」。
歓声が上がったが、自分自身の感想は“あまりにも少ない”泣き顔
(ニュースステーションでは「80,000人」と発表された)

こんなとんちんかんな強行採決があってもなお、支持率は4割を超えるだろう。
このまま衆議院で可決され、参議院で2ヶ月放置プレイの後、戦争法案はそのままアメリカの犬となる。
民衆の声は全く届かずに、気の狂った総裁によって憲法が独裁者の“解釈”一存で変えられていく。
変な国だ。

自民党と公明党の糞どもがバンザイしている映像が流れている。
何も変えられないんだが、今日のデモ参加は微かな溜飲を下げることができた。
何も変えられないんだが、少なくともあの場所に集まった人々の正義を感じることができた。
シュプレヒコールばかりで、どうにも下手くそなデモ行動なんだが、こんなことに上手になっても仕方がない。
愚直に「戦争反対」を叫び続けることに意義がある。

19時30分、団体のアピールが終わって、中休みというところだろうか。
帰路につく私たちと、これから国会前に向かう人々。
警察の道路規制で人ひとり通れる程度の隙間しかない。
参加者数の目測を誤ったのか、それとも政権側の嫌がらせなのだろうか。
そこかしこで、警察官と小競り合いが起きている。
デモは非暴力であるべきなのは、連合赤軍の誕生が証明しているはずだ。

永田町に聞こえていた「戦争反対、安倍退陣」のシュプレヒコールは、いつの間にか「おしくらまんじゅう、押されてなくな」に変わっていく。
変えたのはおいらだし、近くのおばさんに「真面目にやりなさい」と叱られたのもおいらだ泣き顔

非力であり、空虚であったにせよ、多くの体験を得ることができた初デモだった。
このデモに参加した人々に、さらには様々な地域で同様の活動をしていた人々に敬意を表し、とりとめのない日記を終わる。

安倍晋三。
何を思って、今夜の夢を見るのだろう。
僕は、僕の愛する日本を滅茶苦茶にした彼が大嫌いだ。
どうせ聴こえやしないが、彼にこの曲を贈りたい。



■安保法案、衆院委で可決 与党が採決強行
(朝日新聞デジタル - 07月15日 12:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3517346
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