
「ただいま〜

」

「あら、今日はお土産が多いのね

」
『後ろめたさと、お土産の質量は比例する』と、古今集に遺したのは紀貫之だっただろうか。
いや、うちのワイフさんだった
同窓会や冠婚葬祭が切っ掛けとなって十数年ぶり、いわんや数十年ぶりに再会し、近況を告げ合って別れる。遠方からの友人に限って「遊びにおいでよ」「遊びに行くよ」と、枕詞を残して。
大抵の場合、次の出会いは決して訪れないまま、何もなかったように音信不通が再びやってくる。
福岡へは1年に1度。
例えば、大学同窓生のオヤジバンドライブを応援したり、競輪祭に貴重なカネを奉納したり。
一昨年の競輪祭では、後輩ちゃんからフグコースのおもてなし。
これも、部活動のOB会での再会が切っ掛けだった。
この日記に何度も書いたけど、この世には社交辞令が通じないやつがいる。
後輩ちゃんの「九州おもてなしプラン」は、常に完璧だ。
完璧というよりも、心がこもっている。心を愛情と書き直すには、今少し躊躇する。
なぜなら、後方から刺さるワイフさんの視線が、レントゲンのように突き抜けているのだ
1月16日、博多スティ。
後輩ちゃんは松本清張のふるさとから、高速バスに乗ってわざわざやってくるので、ホテルフロントが待ち合わせ場所。
キャナルシティにはグランドハイアットが併設されているから、フロント待ち合わせは、必然的にグランドハイアットロビーということになる。
しかし、おいらのチケットよく見たら『福岡ワシントンホテル』と書いてある。
げっ、藤田観光やん。
ワシントンホテルにチェックインしてから、何事もなかったように早足でグランドハイアットのロビーへ向かう。時間があれば、一度、エレベーターで上階に上がってから、何事もなかったようにロビーに降りて「待ったかい?」の一言を捧げるはずだったのだが、時間前に来てやんの

「水炊き、もつ鍋、炊き鳥、屋台。どれにする?」
事前にメールでもらっていたメニューに『水炊き』をリクエストしておいた
ごめんね、ザック
《串と水炊き 博多・松すけ》
お互い、アルコールが苦手とあって烏龍茶で乾杯。
15ヶ月ぶりの再会だから、積もる話の世界に入り込み、料理の写真を撮り忘れ
ベテラン・ミキサーとしたことが・・・
禁断の「食べログ」から拝借。
博多弁のにこやかな女子店員さんが、丁寧に“召し上がり方”をレクチャーしてくれる。
まずは、小さいおチョコにスープを取って飲み干す。
美味い
中谷元、コラーゲン。
こんなにお肌をスベスベにして、どうしようって言うのさ
鶏の手羽は出汁を取るためなのか、食べる身が少なかったぞ。ほぼ骨。
シーボーズめ。
サイドオーダーの一つに、店員さん一押しのつくね串。
でかくて太くて羨ましい
グツグツに煮込んだ野菜が、これまた美味い。
シメはコラーゲンスープに麺を入れて、濃厚鳥骨ラーメンの出来上がり。
ついでにオーダーしたデザートは「抹茶アイス」「カプチーノアイス」
お待ちどう様で出されたグラスみて、二人でびっくり。
抹茶パフェとカプチーノパフェが目の前に、ただブタになる
(続く)

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=3231380
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