広島旅行日記最終回
唯一つ、個人的にも広島に行きたい理由もあった。それは意外とまっとうな理由。
点描画家ジョルジュ・スーラが好きで、作品を追いかけて西東。
プロフィールの写真『グランドジャット島の日曜日の午後』は門外不出とされているから、シカゴまで追っかけた。他にもバーンズ、MET、MoMA、グッゲンハイム、そしてオルセー。
国内では箱根ポーラに、笠間 日動。
そして『ひろしま美術館』
情報が確かならスーラ作品『村へ』を所蔵。
他にも印象派の作品が多く常設展示されているようだ。
いかねば。
12月1日(月)11時。
グラウンドゼロである「原外科内科」から、原爆ドームに歩を進め祈りを捧ぐ。
旧広島市民球場跡地に入り込み、キャッチボールの真似事をしてみた。
スタンドは解体され、圧倒的にだだっ広いダートのグラウンド。原爆ドームの真ん前にあったのか。
そこからは広島市のカルチャーエリア。
目的の『ひろしま美術館』までは、あと少し。
ワイフさんも“仕方なく”ついてきてくれている。
月曜日ということもあり、気になって開館の確認TELをしてみる。

「開いてますか〜?」

「開いているじゃけの」

「スーラの作品は展示されていますかね」
何となく不安になって、尋ねてみた。

「スーラさんのは、今、貸し出し中じゃけの、なう

」
10秒固まる。

「どうしたの、おとうさん?」

「スーラが無いって

」

「気にすんな、絵ならなんだって一緒だよ

」
12秒固まる。
スーラはなくとも、展示作品は垂涎の印象派作品だ。
ワイフさんの一言も、あながち間違ってはいない。
円形のエントランスを中心に、放射状に4つの展示室。時代ごとに分けられている。
写真は第2展示室《新印象派と後期印象派》
�.皀諭悒察璽眠呂猟�』
�▲轡縫礇奪�『ポルトリュー、グーヴェルロー』
シニャックの作品がスーラなき画廊を華やかにしてくれていた。
��ロートレック『アリスティド・ブリュアン』
そして、問題作、
�ぅ乾奪曄悒鼻璽咼法爾猟蹇�
第1から、第2展示室。じっくりと1枚、1枚に堪能していたら後ろからワイフさんの声がかかる。

「まだ、そこにいんの?私なんか、もう10周目よ

」(←まじ

)
F1グランプリか。
鈴鹿サーキットか。
富士スピードウエイか。ウェイか。ウェーか。
もうよい
ゴッホの作品を前に、息を切らしているワイフさんに解説をしてあげる。

「この作品はね、もともとここに黒い猫が走っていたんだけど、ゴッホが消しちゃったんだ」

「そんなこと考えながら観てるから遅いんだよ」
ちっとも、聞いてくれちゃいない
美術館の受付に聞いてみた。

「スーラはどこに貸し出しているんですか?」

「1月まであべのハルカスですね

」
橋下め。
とにかく、1月までに大阪に行かなくてはならなくなったようだ

(※)
ひろしま美術館を”わずか”40分で退館し、ランチタイムは広島名物・汁なし坦々麺《国松》で腹を満たす。
広電で広島駅に向かい、そこから徒歩で10分。
今度は、ワイフさんがどうしても行きたかったMAZDA ZOOMZOOMスタジアム
外周だけでも観れたら良しと訪れてみたが、幸いなことにグッズショップが開店中。
マエケンしか知らないおいらだが、広島球団もみじ焼きを手にしてほくそ笑む。
店員さんに、スタジアムを見ることはできないかどうか、無理を承知で聞いてみると、

「今日はコンコース開放日じゃけ、外階段から中に入れますじゃけの」と僥倖なる回答。
この日、万歩計は2万3千歩を超えていた。
最後は甘いものでも、と空港までのバスを末間、広島駅ビルの喫茶店で松ぼっくりパフェ+カフェオレ。おまけにフライドポテトもついてきて、やたらに安い。
宮島から広島まで、世界遺産2点とその他いろいろ。どうにか日記に遺すことができたようだ。
これだから、旅はやめられない
追伸。
(※)1月までにあべのハルカスへ行くつもりだったが、調べてみたら来年1月24日から上野・東京都美術館にスーラ『村へ』が巡回される。大阪行きはやめた
http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_neoimpressionism.html

ひとつの読み方で36種類 子どもの名前、当て字に変化
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3171920
おいらの名前など、一発で読まれたことがない。
お陰さまで、娘たちにはその苦労を与えていない。
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