色紙がダブった。花澤さんのが欲しかったなぁ。
大ヒット中とは言わずとも、観た人には好評のこの映画。しかしながら、ストーリーが分かり難いという声もあって、それゆえ2回観ろ、観れば分かるようになっているという声もよく聞かれていた。
一応、大筋の流れにおいて、重要なことは全部セリフで説明しているので、初見で分からないということはないはずなんだけど、それでもそういう声があるってのは、SF展開より恋愛描写の方が力が入っているからなのだろう。それはキャラクターを丁寧に描くということの必然的な帰結ではあるんだけど、それによって観客の興味もまた、未来の地球の運命より少年少女4人の想いの行方に引っ張られてしまい、結果煙に巻かれたように感じてしまうところが出てくるのじゃないかな。設定的に具体的な説明をしていないこともそこそこあるし。
「基本的に恋愛は主人公の動機付けになることはあっても、それ自体が物語の牽引力になることは不要。(特に特撮ヒーロー物においては)」と、普段から言っている自分にしても、こういう原少女漫画的な「告白するまでのもやもやどきどき」を主軸にした物語は、なんだかんだで惹かれるものがあったりする。最近、テレビでもそういうアニメが多いので、変に気持ちが当てられてしまっているのかもしれないが。
あと、インタビューで監督本人の中学生の頃を思い出しながら作ったと言っていた(鑑賞済みの人は、公式サイトの監督インタビュー必読)が、相当頭の中に助平な妄想が詰まっている中学生だったのだろう。いや、分かるけどさ。ガーター女子中学生とか、スク水セーラー服裁判とか、自転車相乗り胸当たってるよとか、片思いの娘を家に上げたら隣の幼馴染が勝手に部屋に侵入していて鉢合わせとか、よくもまぁこんだけ素敵シチュエーションを詰め込んだもんだ。アニメの画が艶かしいということはよく言われているけど、そういう状況設定こそが、鑑賞者の思春期心を掻き立てるんだろうなぁ。結構集中して観たんだけど、一瞬のパンチラとか見抜くのは、ヱヴァの戦闘シーンを把握するより難しかった。
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