物語も展開も雑過ぎる。脚本が酷いのか、演出が酷いのか。まぁ両方か。変身ヒーロー物に多くを求めても仕方ないというのが現実なのか。しかし、シリアスに話を進めたいなら、それなりの丁寧さが必要だということくらい、作り手も分かっていないはずがないのだが。まぁどうせ製作期間が短いとかなんとか、いつもの東映らしい事情があったのだろう。
一方で、敵の怪人が登場し、頭の悪そうな脅し文句を吐くと、正義の味方もそれに合わせてお約束のセリフで応える。すると途端にいつもの変身ヒーロー物になって、非常に安心して見られるようになる。退屈して喚いていた子供たちも大人しく画面に見入るようになる。したがって、マクー空間発生以降の流れは面白い。
基本的に役者は健闘しているが、話が話でセリフがセリフだからどうしようもない。大葉健二の無駄遣いでもある。特にギャバンの決め台詞にギャバンの主題歌の歌詞を組み込むのは止めるべきだ。ただし、アクションは悪くなかった。
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