もう半月以上前の日記ということになるが、布施ラインシネマで鑑賞した。黒部第4ダム建設にまつわる実録風ドラマ。これほど土方と関電を賛美したくなる映画は他にない。
石原裕次郎の「劇場の大画面で観てもらいたい」という気持ちは、この映画を観た後だからこそよく分かる。しかしその言葉のために、テレビでは短縮版を1度放送しただけで、ビデオ化もされず、さりとて劇場で再上映される機会もほとんど無く、結果として幻の映画となってしまっていた。
今回の完全版上映は、震災チャリティー上映という名目であり、大手のシネコンではなく、町の地元映画館や市民ホールなどを中心に、日本各地を順に回って行く予定となっている。そして、ついに関西での上映となったわけだ。
そしてこれが、非常に面白い。こんなスケールのでかい映画を、ここまでしっかりと製作できる時代が邦画界にあったんだなぁと、あらためて感じさせられた。その迫力は、現在CGが発達したからといって決して真似できるようなものではない。
また、この映画は製作過程の情報が面白い。面白い映画は、そのメイキングも面白いという法則があると思うのだが、いかに石原裕次郎が苦労し、情熱を注いで完成させた映画であるかは、ウィキペディアなどで読んでもらったほうが早いだろう。だが、その面白さの片鱗は、ちゃんと画面からも伝わってくる。正にこれが映画というものなのだ。
封印されていたDVD化も、来年以降の実施に決定しているが、やはり大画面で観るべき映画であることは間違いない。少しでも興味を持っている人は、以下のURLをチェックするべし。
http://www.ch-ginga.jp/special/yujiro.html
いつかはあなたの住む町に行くかもしれません・・・。
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