ワーナー・マイカル・シネマズ大高のULTIRAスクリーンで鑑賞。更に座席をD-BOXで指定。
ULTIRAは、大画面と音響を売りにしたシステムらしいのだが、IMAXと違って聞いたことがないシステムだ。それだけなら、わざわざ名古屋まで行って映画を観るようなことはしない。注目すべきはD-BOXだ。
D-BOXは、映画のシーンに合わせて座席が振動するシステムだ。遊園地の映像アトラクションで見かける物と仕掛けは同じだと思う。しかし、一般的な劇場で上映するような長編映画に対応しているアトラクションの存在は聞いたことがない。これは、日本中の映画館でも二館しか導入していない代物である。興味深い。
んで、実際に体験した感想でいえば、なかなか良かった。傾斜する座席や背もたれの中で振動する仕掛けなどが、銃撃戦や空中浮遊のシーンに効果を加えている。一度は体験しておきたかったし、その価値はあった。ただ、追加料金1,000円は決して安くはない。一度体験すれば十分であるとも言える。
さてさて、肝心の映画の内容はどうか。
「バイオハザード」シリーズで名を上げたポール・W・S・アンダーソンは、「モータルコンバット」「エイリアンVSプレデター」など、B級映画におけるそのソツのない手腕がそれなりに評価されている映画監督である。傑作までは期待できないが、マニア向けに佳作であることは予想できるタイプの職人監督だ。
とはいえ、「三銃士」はマニア向けの映画ではなく、むしろファミリー層に向けたエンタメ映画だ。果たして特定ジャンル映画専門監督にそんな一般向けの映画が撮れるのか・・・という不安は、個人的には解消された。非常に手堅く面白い映画だったからだ。
剣戟映画という古臭いイメージの三銃士から脱却し、3D映像とスローモーションを多用した今風のアクションに加え、飛行船を舞台にした激しい空中戦とそれを支えるVFX。本物の世界遺産を舞台にしたフランスコスプレ時代劇。気軽に楽しむ映画としては、十分以上の出来だと思う。
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